酒とバラの日々 -98ページ目

箸休め

昨日の夕食はおでん。

今年初の「おでん」でしたが、じゃこ天からよい出汁が出たようで、とても美味しかった。

おでんは小さい頃から大好物。

大根もはんぺんも昆布も、うーん幸せな味。


で、最近我が家では大根ストック率が高く、大根が中途半端に余ったりするのです。

なのでよく作る箸休めがこちら。



20071202_8


大根を適当に切って、ジップロックに入れて塩を少々。

青じそをみじん切り(こうすると香りがよく広がる)、梅ぼしもみじん切りしてジップロックにバババっと。

適当な量のにんにくもみじん切りしてやはりジップロックにバババっと。


そしてよくモミモミして冷蔵庫においておくと、簡単な箸休めの完成でございます。


我が家は2人とも箸休め的なものが大好物。

メインの料理も重要だけれどこうした箸休めがあるからこそ、また主食が進むのだ。



ナザレの教会 アズレージョとハト*10/1

シティオ地区の展望台から、わたしたちは教会へと向かうことにした。


途中の広場には、この地域の名物なのか、先ほどのカタプラーニャが入った陶器の鍋が沢山売られていた。

とてもかわいいし何より先ほど食べた味が思い出されて、早速買って帰ろうとしたのだが

だんなサマの反対にあい(重いから・・・)泣く泣く諦めることに。


20071203_1


1つでもいいから持ってかえって来たかったなぁ。

いまだに悔やまれるがしょうがない・・。


そして教会。

『ノッサ・セニョーラ・ナザレ教会』は広場の先に堂々とかまえています。

まさかあの断崖絶壁の崖の上に、教会などがあるとは思っていなかった。


入り口に佇む男性。ナイスガイなイケメンポルトガル人。

おおおお!とすかさず写真を撮ってしまいましたとさ。エヘ。


20071203_2


ここの教会、わたしとだんなサマがとても気に入ってしまった場所です。

誰もいない教会内はとても静かで、そして何と言ってもアズレージョ!

この教会も勿論アズレージョで壁面が飾られているのですが、本当にかわいいの。

なんてかわいいんだろうとまたしても目がハートになってしまったわたくし。


20071203_5


20071203_4


20071203_8


進めど進めどアズレージョが続く。

こちらは全て18世紀のものらしいです。


20071203_6


20071203_7


青と白以外のアズレージョもあります。

こちらは黄色と水色のかわいいアズレージョ。


20071203_3


ほんと、CREAでとりあげられてもおかしくないぐらいに女性受けしそうなんだけどな。

ポルトガルのアズレージョって。


全てがアズレージョで埋め尽くされた教会内は、小さいけれど圧巻。

この小さな静かな町に住むポルトガル人たちの、センスの良さが窺える。

どうしてこんなかわいい色彩を思いつくのだろう。そして幾何学模様も。


小さな教会は、意外と奥へ奥へと続いていて見所が沢山あり、わたしたちは予想以上に長居してしまった。

出てみて気付いたのだが、またしても入場料というものがなかった。

日本と比べてポルトガルは本当になんと(いい意味で)商売根性のないところだろう。

ナザレは夏場は観光地としてヨーロッパ各国から人が訪れるらしいが、そんな場所でも商売商売していないところに好感を持ってしまう。


満足しながら教会を出ると、だんなサマが「ハトが!ハトが!!」と私を引っ張るので指差す壁を見てみる。



20071203_9


なんとハトが斜めに立っている!!!

またしてもポルトガルのハトにびっくり!

ポルトガルのハトってなんか変だよね、絶対変だよね、って2人でウンウンうなずきながら見物してました。

何もそんな大変な場所に立たなくてもいいじゃないか、ハト。


やっぱりポルトガルのハトより日本のハトのほうが優秀に思えるのだった。

そしてポルトガルのハトのほうがやっぱり自由に生きているように思えるのであった。






ナザレのケーブルカー*10/1

ナザレの海岸の右手にそびえていた断崖絶壁。

その上には、海岸から見た限りは想像できないのだが、のどかな町が広がっている。


「シティオ地区」というその場所には断崖絶壁の下からケーブルカーが出ており

それに乗っていくとあっという間に頂上に到着することが出来る。


20071202_1


登っていくにつれ、海岸全体、町全体を見渡すことが出来る。

その景色は圧巻。

高所恐怖症のだんなサマも、ケーブルカーに乗っているとなぜか大丈夫なようで一生懸命外を眺めていた。


20071202_2


ケーブルカーの頂上に到着。


20071202_3


私はこのシティオ地区からの眺めが特に楽しみだったため

(しかも直前まで食事を一緒にしていたお姉さま方からもおすすめされていた)

走りだすように駅の外へと出た。


駅を出るとすぐに展望台である。

ここは海岸から見た断崖絶壁のまさに頂上にあたる。


そして展望台に出た瞬間、ひらけた景色。

それは息をのむような、横綱級の絶景であった。


20071202_5


いくら写真に撮っても撮りきれない。

途中で撮ることをやめてしまった。

勿体ないから少しでも多く、この景色を自分の目に、脳に焼き付けておきたいと思った。


20071202_6


だんなサマも私もそれぞれ展望台の石に座って、どれぐらいだろう?ボーっと海を、町を眺めていたように思う。

お互い何を考えていたのだろう?

私は何を考えていたかなあ。


20071202_4


この景色を見ることが出来て、本当によかった。


これが大西洋か、これがポルトガルか。

ここから見た風景は私の脳裏に深く焼き付けられている。


私のカメラでは、このパノラマは写真に収め切れなかった。

あんなに高いと思っていた海の波も、上から見ると波などないかのように穏やかで

オレンジの屋根の街並みは無音で美しい。

絵のような風景。

まるで魔女の宅急便の世界のようで、この風景の中に飛び込んでいけたらなあとさえ思ってしまいました。

世の中にはこんな場所があったのだ。

息をのむ、まさに絶景であった。


ふと思った。

この地形はこの場所にこの崖があるから、おかげで鳥しか見れないような風景を私たちは見ることが出来る。

この崖の上にそびえる町にも感謝しなければならないだろう。


この場所にずっといたい衝動に駆られた。

わたしたちはそれに従い、しばらくこの場所を動かなかった。


20071202_7