酒とバラの日々 -97ページ目

ナザレの伝統衣装*10/1

ナザレの町並みと同じぐらい印象的だったのは、地元の人たちが着ている衣装。

出会う人は観光客か地元のおじいさん・おばあさんがほとんどなのだが

地元のおばあさんたちの格好がなんとも言えずかわいいというかオシャレというか。

とても印象深かった。


おばあさんたちは皆、スカート。頭にはスカーフ。

これは後で「地球の歩き方」を読んで知ったのだけれど、既婚の女性は7枚重ねの短いスカートにエプロン。

頭にはスカーフ、そしてスリッパなんですって。

これはナザレの伝統衣装。


皆さん、柄モノだったり淡いかわいい色だったり、色とりどりの柄とりどりで飾っていました。

いや、飾っているというのは語弊があるか。

着古された感があり、生活感がある。


白と淡い色で塗られた建物の壁と、その間から垣間見える青い空と、おばあさんたちの衣装。

それがこの町の風景を作り出していて、他のどこの町とも異なる空気を生み出している気がする。


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ちなみに男性の伝統衣装はチェックのシャツ、腰に黒い帯を巻きつけて留める幅広ズボンと黒い縁なし帽子

なんですって。

ナザレの海岸通りに再び出ると、夕刻になったからか地元の人たちを沢山見かけた。

特に海岸沿いはおじいさんが多く、海を1人で眺めていたり、友人たちと腰掛けてお喋りする姿が見られた。


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気持ちよさそうだなあ。これは毎日の日課なのか。

こういうのどかすぎるほどの風景に遭遇すると、やはりどことなく天国のような気分になる。


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ああこんなところに住んでいて、毎日夕刻にこの偉大な大西洋を見ながら

古くからの友人たちとたわいもないお喋りをするという生活。

すごいよなぁ。

ドロドロとした人間関係とか絶対なさそうだもの。

イメージだけど。


美しい景色とか、素晴らしい環境に住んでいる人たち(例えば南国の島々とか)って

やっぱりいい人が多いイメージだものなあ。

追い詰められたりしないだろうな。この景色を毎日目にしていたら。

自然の力はやっぱりすごい。

癒しの力もあるだろうし、時間も忘れさせてくれる。


だけどここにずっと滞在したら、日本に戻れなくなってしまいそうだ。



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それから、ナザレには全身黒ずくめのおばあさんにもよく出会った。

黒い衣装は未亡人の意。


夫が亡くなってしまったら、もうそれまでのかわいらしいあのナザレの伝統衣装が着れなくなってしまうなんて。

黒ずくめの衣装もまた伝統衣装だけれど、なんだか寂しすぎる。

後姿を眺めていたら、そんなことを考えてしまって悲しくなってしまった。


でも別の道で、色と柄が沢山のスカートを穿いたおばあさんたちと、全身黒ずくめのおばあさんが、井戸端会議している場面に出会い、悲壮感なんて全然漂わせていない様子を見かけたら、なんだかホッとした。


私が勝手に寂しくなってしまっただけで、きっとおばあさん方は全然強く楽しく生きていているのだろう。


受け継がれてきた伝統衣装だが、最近では若者は身に着けることが(お祭りのとき以外)ないようで

お年寄りだけとなってしまっているようだ。


近代化とは無縁の町と思いきや、静かに近代化の波が押し寄せているのかもしれない。


なぜこの町は、この衣装の文化がはじまったのだろう?と考えてみたりすると旅行がますます楽しくなる。

スカートを重ねるという文化は、なぜはじまったんでしょう。

そのうちどこかでナザレの歴史を調べてみよう。


旅行して、その場に行って知らない文化に出会うと、やっぱり好奇心が刺激されるし楽しい。



真夜中のドーナツ

0時にテニススクールを終え、深夜1時にクリスピークリームドーナツ食べてます。

テニスはよしとして、深夜のドーナツって最もやってはいけないことなんじゃないかと。


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テニスやってたっぷり汗かいて脂肪も燃焼して、なぜ脂肪の固まりのような食べ物をしかも2個も食べる。

人間って不思議な生き物だよね・・(苦笑)

だって今日珍しくドーナツ列がとんでもなく空いていたから。


今週はあれやこれやとバタバタと忙しく、寝不足の日々が続いています。

師走とは忙しいものなのかしら?毎年結局こうなっているような。

今日は会社で色々マイって(相手した上司も疲れただろうが)、さらには2回も意味不明な英語を話すビジネスマンの電話を取ってしまいどれだけついてないんだと呪ったんだけれども、精神的にとても疲れたところで突然友達とお茶することになり、そこで救われた感じで気分を盛り返し、メロンとみかんを慌てて平らげテニススクールへ。

こんなときって大抵テニスもダメなんだよねと思って行ったら、案の定ダメでますます凹んでいたけれど、試合をやったらとたんに調子がよくなり、いい感じのサーブなんかも打てちゃったりで気持ちも盛り返し、とても強いペア相手にはすごいボレーを返すことができて点まで取れた!コーチから点を取った!絶不調のボレーだったのに、なぜだなぜだ。みんなにナイスボレー!と褒められすごく嬉しい。

そういえば褒められたのって久々だよなあってそんな私はさみしい人?


ここのところ盛り下がり気味できていた気持ちなんだけど、友達と昼休みをずらして高級空間でランチなぞ頂き気持ちを盛り返したり、今日も友達とお茶して久々にたわいもない話をして気分を盛り返したりでなんとか下がりきらずにすんでいる。

持つべきものは友なんだなーと当たり前のことをひしひしと噛み締めております。


ちなみに昨日の私の睡眠時間を奪ったのはうちのだんなサマです。トホホ。

お酒に呑まれる人は、呑まれるほどお酒を飲まないでください。

あ、これはだんなサマへのメッセージです。


悩み悩みつづけているときだからこそ、小さな幸せが嬉しい今日この頃。

この状態がいいのか悪いのかはわからないのだが、眉間に皺よせないように日々気をつけなければ。

折れないように水分補給を忘れずに。


そんなこんなで明日は月島のお客様のところに行ってきます。

それから直帰して、行けたら美容院にでも行って、夜は大好きなおねーさまとお食事デートだよん。

さーあと1日、がんばれー。

おやすみなさいまし。




ナザレの礼拝堂*10/1

シティオ地区の展望台の脇には『メモリア礼拝堂』がある。

小さな小さな礼拝堂。

中に入ってみると、小さな窓が。

この窓から見えるナザレの海岸と街並みはスノードームのようだ。

曇ったガラスから見える景色は、少し異世界のように感じる。


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こんな場所にも年期の入ったアズレージョ。

蝋燭の灯が温かい。そして神秘的なものを感じます。


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1182年、霧のかかった朝にドン・ファス・ロビーニョという城主が馬に乗って狩をしていた。

獲物の鹿を岬の端まで追いかけていくと、鹿は急に姿を消した。

馬は後ろ足のみで岩の上に踏ん張っていたものの、前足部分の下にはぱっくりと深海が口を開けていた。

そのとき突然聖母マリアが現れ、馬は奇跡的に後戻りし九死に一生を得た。

そのご加護に感謝して、彼はここに礼拝堂を建てた。


なんていう言い伝えがあったりするそうな(地球の歩き方より)


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見てのとおり、本当に小さな小さな礼拝堂なので、あっという間に見終わってしまう。

礼拝堂を出て私たちは再び展望台から外を眺めていた。


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最後にもう一度、展望台からの景色を目に焼き付けて

わたしたちはケーブルカー乗り場へと向かった。

太陽は徐々に傾き始めていたが、まだ空は青く淡い秋空を見せていた。


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なぜ大西洋は緑に見えるのだろう。