酒とバラの日々 -95ページ目

サン・ベント駅のアズレージョ*10/2

ポルトの玄関駅、サン・ベント駅に到着。

ムム!時計の時刻が間違っている!!

こんなところも大らかなポルトガル人気質なのだろうか。


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駅はたいへんな賑わい。

古い街なのですが、駅のイメージはどこかリスボンよりも近代的なものを感じます。


さて私たちはホーム左横にあるコインロッカーに1泊ぶんの荷物を預け、身軽な状態に。

そしてホームを抜けるとそこは驚きのアズレージョマジックなホール。


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実はポルトガルに来て以来、このアズレージョにすっかり魅了されてしまっていた私。

ポルトのサン・ベント駅はアズレージョが見事なことでとても有名なのだそう。

というわけですっかりこの駅が楽しみになっていたのでした。


やっとこの立派なアズレージョとご対面。

写真では伝わりづらいのですが広い駅のホールいっぱいに青いアズレージョが天井まで描かれている様は

圧巻。


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歴史的な場面が四方八方上下のアズレージョに描かれています。

そのスケールの大きさには感動。


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そして、こんな立派なアズレージョが、誰でも入ることが出来る駅のホールに

全く無防備な状態で置かれていることにまた、カルチャーショックなのでした。


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柵もなければ覆いもないけれど、とても綺麗な状態が保たれている。

美しいものを汚すものはいないのか。

なんだかいいところだなあ。こののどかで平和な感じがとても。

日本でも同じように保てるのかな。



さて、その後何度か2日間のあいだこのホールに出入りすることになるのだが

観光客で賑わうこの場所は、みんなが思い思いにアズレージョを写真に収める場所でもあり

地元の人たちが列車のチケットを購入する列が長く伸びる年中混雑していそうな場所であったりと

とても賑やか、そして活気のある場所であった。


駅だけ見ても、今まで拠点としていたリスボンとは何か雰囲気が違う。

同じ国でもやはり場所が変わると何かが違う。

街の空気が何か変わったように思う。

やはり新しい場所に来るのはとても楽しい。


駅に到着してすぐ、私は旅特有のこのワクワク感を感じ、いつものごとく気分がなんだか高揚した。

そして早くどこかへ行かねば!とだんなサマを急かすかのように、街へと出発した。




ハニカミ女子*10/2

ポルト行きの列車内。

私たちが乗ったのはインテルシダーデ(Intercidade)という急行列車。

どうせ乗るなら特急列車のアルファ・ペンドラール(Alfa Pendular)のほうがオススメ。

帰りはこちらに乗りましたが、行きはちょうどよい時間帯のものがなかったため。


全席指定席制。オフピークは大丈夫ですが、ピークシーズンの場合にはもしかしたら事前にチケットを取っておいたほうがよいのかもしれませぬ。


途中の駅で乗ってきた、私たちの前に座った親子連れ。

東洋人が珍しいのか、しきりに私を見てくる。

目があうたびに笑いかけるのだけれど、ひょこっと顔をひっこめてしまう。

かれこれ10回以上もこの行為が繰り返されたので、次に出てきた瞬間に写真を撮ってやろうと

待ち構えてパチリ。


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あぁ撮られちゃったー!ってはにかんでおりました。

かわいいヤツめ。

目がくりっとしたとてもかわいい女の子。



さて、列車の乗り入れは「カンパニャン(Campanha)駅」まで。

ここで乗り換えて、ポルト市街地の駅「サン・ベント(SaoBento)駅」へは普通列車で。

おおよそ5分程度で到着します。


カンパニャン駅での乗り換え時、ホームが沢山あってどこに行けばいいのか判らなくなった私たち。

だってどこにも看板とかないんだもの。

というわけで歩いていた警備員にサン・ベント駅に行くためにはどのホームに行けばよいのか質問。

丁寧に教えてくれたけれどよくわからない。。

というわけでまあ自分たちでもう少し調べてみるかとうろちょろしていたら、

なんと警備員さんが走っておいかけてきてくれた。

そして結局ホームまで連れて行ってくれたのでした。


なんちゅー優しい人なんだろ。

またしてもポルトガル人の優しさに触れてしまいました。

そして語学力の不甲斐なさを反省。

話せなくて迷惑するのは自分ではなく相手なんだよね。

反省デス。

次に来るときまでには、何かしらの語学力をつけてくるから!!


そしてサン・ベント駅への普通列車の車内。

リスボンよりも近代的な列車内。

そして子供部屋のようにかわいいです。

この色合いとか、デザインとか。

本当にかわいいー!!


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こういうデザインって、日本のほうがまだ遅れているのかな。

遊び心って素敵。

こんな列車だったらなかなか汚せないんじゃないかな。



早朝のオリエンテ駅*10/2

10/2。この日はリスボンから北300キロに位置する古都『ポルト』への1泊2日の旅行日。

.待ちに待ったポルトへの小旅行。

この日はいつにもまして早起きだった。


まだ日も昇らない真っ暗な時間帯に起き、真っ暗な街をオリエンテ駅まで電車で乗り継ぐ。

切符の買い方も判らないし、どこのホームかもわからないため、何でもかんでも誰かに聞かねばならない。

なんとか乗り継いでオリエンテ駅という美しい駅に辿り着いたものの、特急列車のチケットを買う場所がわからない。

散々迷ってやっとチケット自動販売機で買えたけれど、これはクレジットカードしか使用できず・・・

どうせなら他の駅のように窓口ぐらいあってもいいよねーとブツブツ言っていたら真後ろにあったりと

慣れない場所はどうも難しい。


リスボンからポルトへは、長距離特急列車が便利で楽。

『オリエンテ駅』はこの長距離特急列車に乗るために利用した駅である。


リスボンの北東に位置する駅。

後ほど日本に帰ってきてから偶然世界の列車の雑誌を立ち読みしていたら、ヨーロッパの美しい駅として紹介されていました。

この駅はポルトガルで万博が開かれた際に作られた駅で、とても近代的でモダンな設計。


電車を待っていたら、徐々に夜が明けてきた。

設計者はそんな日の昇り様まで想定したのだろうか。

朝の早起きの辛さも、この駅での美しい夜明けを味わえたから悔やまれない。

オリエンテ駅の夜明けは最高だった。


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早朝のオリエンテ駅はとにかく美しい。

なぜ、ヨーロッパの駅はこんなにどこもかしこも芸術的なのだろう。

(オランダの駅も素敵でした)

日本ももう少し、見習ってほしいな。

ないもの強請りなのかな?


1度ホームに出たものの、かなり時間が余ってしまったため再び駅内に戻った。

この駅はデパートのように大きく、どこに行ってよいか判らなかったため

1番近くにあるコンビニエンスストア&カフェのようなお店にて、2人分の食料を調達。

ビッカ(エスプレッソのような濃い目のコーヒー)とオレンジジュース、それにパンを3つ購入。


オレンジジュースは、皮まで絞られた100%オレンジジュース。

ぬるいとは言え絞りたてでとても甘く、美味しかった。

余談であるが、ポルトガルでよく見かけたのが(他の国でもあるのだろうか?)100%オレンジジュース自動生成マシン。

私が勝手に命名しただけだが、オレンジを丸ごと上からマシンに投入すると、ゴロゴロと転がっていき皮まで搾り取られるというマシーン。

日本では見かけたことがないのだけれど、これで作られたオレンジジュースは相当美味しい!

うーん、でもこれはオレンジ勝負なのか。

そうだとすると、ここまで甘いオレンジが日本で育つのは難しいのかもしれない。


そうそうここのお店のパンも予想外に美味しく、ナザレで知り合ったお姉さま方の「ポルトガルのパンは美味しい」という言葉を思い出した。

その後も何度かポルトガルパンを色々と食べたが、どれもとても美味であった。

だから自信を持って言える!『ポルトガルのパンは美味しい!!』

うーん、でも他のヨーロッパの国もきっとパンは美味しいのだ。

何が違うのだろうか?やはり小麦粉?やはり土壌と気候?


そしてこちらは夜明け前のオリエンテ駅の表情。

夜明け後とはまた違った顔を見せる。


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今回のポルトへの旅行。

1泊2日のプチ旅行、そして翌日には再びリスボンの同ホテルに戻るため、ほとんどの荷物はリスボンのホテルに預かってもらうこととした。

これもまたつたない英語力で伝えるのは大変・・。

でもこんなときの紙とペン、そしてジェスチャー。

今回もなんとかこちらの意思は伝わったようでホテルでスーツケース他を預かってもらえました。


そんなわけでポルトへの旅行は荷物もプチで、本当にプチ旅行。


ポルトガルでも早朝はさすがに寒い。とても冷え込む。

そんな中、とうとう私たちの乗る列車がホームに滑り込んできた!

さあ、ポルトへの小旅行、出発である。

旅行中の列車での長旅はこれがはじめて。


いざ、ポルト。

列車に乗り込み、旅は今はじまった。