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おもちゃ箱のような缶詰やさん*10/4

時間を気にせず行きたい場所へ、リスボン散策。

行ってみたかったお店は缶詰の専門店、『Conserveira de Lisboa』

お店に着いたらどこかの国の観光客でごったがえしていて、軒先まで人が溢れかえっていた。


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お店のショーウィンドウにはカラフルで楽しい絵柄の缶詰が並んでいる。

まるでおもちゃ箱みたい!

そのイラストにトキメキながら、お店の中へ。


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中に入って驚いたのは、棚に所狭しと並べられた数々の缶詰、その量の多さ、種類の多さ。

狭い店内は観光客でいっぱい。

観光客の対応に追われた店員たちは、わたしの相手をしてくれない。

なんの缶詰なのか聞けずに困っていたのだけれど、まもなく好青年な店員が寄ってきてくれた。

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とにかく種類が多くて迷ってしまいなかなか決まらない。

旅の指差し会話帳を広げ、魚のページでまさに指を指して確認。

まずは絶対買いたかった鰯のパテ。

小さなパッケージが15個ぐらい入ったものを。

たしか昨晩のレストランで出てきたものと同じだったような。


もうひとつ、お土産用に鰯のパテの小さな缶詰を箱買い。

パンにつけたら絶対美味しいから。

きっとみんなはポルトガルの名物が缶詰だとは知らないはずだから。

ポルトガルっておもしろいでしょう?

その象徴のような缶詰の缶。


サバの缶詰は自宅用に、貴婦人とサバの絵。

なぜ貴婦人?

楽しいイラスト、本当に見ていて飽きない。

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基本的に缶詰はお手ごろ価格なので、ついつい沢山買ってしまうけれど、

重いから、買いすぎないように気をつけてと釘をさされつつ

それでも小さなパテの缶詰を2箱、箱買い。


楽しい缶詰専門店。

まるでおもちゃ箱のようなそんなお店。

試食も可能。


さて次はどのお店へ行こう。

ぶらりと歩いていると、リスボンの代名詞ともいえる市電28番がやってきた。


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気持ちが良すぎるほどの青空の下、市電28番がリスボン市内を駆け抜ける。

そんな景色ももう当たり前のように思えてきていて

明日にはこの場所を旅立つことが信じられなかった。


それにしても気持ちがいい。

心地よい風を肌に感じて、わたしたちは次のお店へと散策をはじめた。





チーム・バチスタの栄光

『チーム・バチスタの栄光』のDVDを観ました。

3月公開の『ジェネラル・ルージュの凱旋』の予習のため。


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映画館で見るほどの映画かはわからなかったけれど、ストーリーが面白かった!

本当はこの勢いで、原作本を一気に読んでしまいたいのだけれど

わたしは原作を読んでしまうと映画を観る気が失せてしまうので、しばらく我慢。


最近、『歓喜の歌』と『アフタースクール』のDVDも手に入れて、

こちらは映画館で観たけれど、また観れると思うととても楽しみで、

でも時間がなくてまだ観ていません。

『歓喜の歌』にいたっては、映画館で観ながらぼろぼろ涙がこぼれて、

そのうえとても面白くてときどき噴出してしまってと

本当にいい映画だったので、楽しみ。


『アフタースクール』、『ジェネラル・ルージュ』、

そうそう『クライマーズハイ』は再上演するから観に行ってしまおう。

ここまで並ぶともはやバレバレですが、実はわたし、堺雅人さんの大ファンでして、

こうも色々立て続けに並んでいると、本気で幸せです、ヘヘ。

2008年はたくさんの助演男優賞を受賞していて、そんなニュースを聞くたびに嬉しさで胸がいっぱいです。

クライマーズハイのあの格好良さも、アフタースクールの抜けた感じも、うーん素敵。


幸せといえば、映画も幸せなのですが、

一年ぐらい前から観にいきたくてウズウズしていた劇団四季のウィキッド。

誕生日にと、だんなサマがチケットを取ってくれました。

2階席だけど最前列なので、楽しみすぎてこちらも発狂寸前。

きっと前日あたりからソワソワワクワクがはじまるのでしょう。


映画も舞台も、元気や感動を与えてくれる、人生に必要な大切なものたち。

そんな感動をたくさん手に入れるために、明日からもまた働くのだ!と決意するたいぞうなのでした。





朝食に生ハムとメロン*10/4

10/4、心地好い陽気、暖かい日差しに目が覚める。

カーテンを開けると最高の青空、

ポルトガル最終日のこの日、リスボンの空は今までの滞在の中で1番晴れ渡り、青々としていた。

最高の天候のなか、わたしの腸は最悪のコンディション。

それでも昨日行くと決めたデパ地下フードコートに行きたくてたまらない。

目当てはもちろん、大盛りの生ハム。

薬を飲み、さらには一日分の薬を持ち、ホテルを出発。


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昨晩立ち寄った『El Corte Ingles』(エル・コルテ・イングレス)に到着。

目当てのイベリコ生ハムを食べさせてくれるフードコートはあともう少しで開店。

開店を待つ間に、ちゃっかりトイレの位置を確認。

激しいお腹の不調にもかかわらず、それでも食べたいと思うその食いしん坊さには我ながら驚いた。


さて、そうこうしているうちにイベリコ生ハムのお店、開店。

この日の1番乗りのお客となったわたしたち。

席につくなり早速生ハム(大)を注文。

ビールはお腹と相談したうえさすがに止めておいたけれど、

だんなサマのぶんをチビチビと少しだけいただいた。


生ハムが目の前で削られる。

そしてやってきたのがこちらの一皿。

どっさりと大皿に盛り付けられたイベリコ。


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一口、一口、その一切れを口へと運ぶ。

香しいイベリコの油、心地よい塩味が口の中でとろけて交わって、ああ幸せ。

スペインから運ばれてきたイベリコ豚さん、ありがとうございます。

わたしにいたってはお腹を壊しているのにも関わらず、2人でこの大皿のイベリコをペロリと食べてしまった。

美味しかったので、さらにハーフのお皿を追加で注文。

日本で食べるととんでもない値段になることが多いイベリコ豚の生ハムも、ここのフードコートではお手頃値段。

遅い朝食、または早いランチがイベリコなんて、

こんな贅沢いいんでしょうか、いいんです!安いから。


生ハムの前菜の後は、席を移動して別のフードコートへ。

行ってみたかったスープのファーストフード店に入ってみる。

私が選んだのは謎の黄色いスープ。

じゃがいものようなかぼちゃのようなボソボソした感じのスープで、何かの調味料が入っていて

お店の人が何か言っていたけどよくわからなくて

前に並んでいた人の真似をして買っただけの代物で、

ようするにあまり美味しくなかった。

別のスープにすればよかったと悔やむこととなる。


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ちなみにここのスープ店にはセットがあって、サラダとバカリャウ(干しダラ)コロッケがついてくる。

もちろんセットで頼んでいたのだけれど、このセットのサラダがやけに大きくて大皿に山盛り。

ショーケースに並んだ数々の野菜やきのこや果物から3種類を自由にセレクトできるので

ただただ食べたいものを、組み合わせも考えずに頼んでしまったら、

こんな青々しい彩りの悪いサラダになってしまった。

しかもメロンとマッシュルームって・・・。

そのへんは、お腹の調子も最悪に悪かったので脳がうまく機能していなかったのだろうと自己解釈。


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そしてメロンをひとくち口に運んで絶句する。

美味しい!!

美味しすぎる!!!!!


実はポルトガル、果物がとても美味しい。

ポルトに向かう列車に乗るまえに、なんとなく買った絞りたてオレンジジュースも、

最高に美味しかった。


フードコートで何気なく頼んだメロンがこんなに美味しいなんて!

たっぷり盛り付けてくれたのにバクバクとメロンばかりを食べ、

あっという間にお皿からメロンが消えてしまった。

一口噛むごとに甘い甘い、ジューシーなメロンのジュースが口いっぱいに広がって、

わたしの病んだお腹にしみわたった。


メロンの甘さの幸せに浸っていると、早速腹痛が襲ってきた。

わたしは泣く泣くトイレに立つこととなる。

(でも場所はあらかじめ確認済みなので心配無用)


思えば朝から生ハムとメロン。

なんて素敵な響きなのだろう。

腹ごしらえも済ませ、お手洗いも済ませ、そのうえ薬もしっかり飲んで、

青空の街リスボンへ、わたしたちは飛び出したのだった。