酒とバラの日々 -27ページ目

市電を降りるとき*10/4

折り返し、一路カテドラルへ。

横手にカテドラルが見えているのに、何かの交通トラブルか、

乗っていた市電が動かなくなった。

パトカーまでやってきて、何かの事故の模様。

市電やら乗用車やらが入り乱れるリスボン市内の狭い道路だから

事故があっても驚かないけれど

果たしてカテドラルの入館時間には間に合うかしらと少し心配になる。


あまりに進まないものだから、後ろに次の市電が来てしまった。

それにしても前から見た迫りくる市電の姿はなぜかとても面白く、

夢中でシャッターを押してしまった一場面。


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わたしにじっと見られて、写真まで撮られて、

さぞかし居心地が悪かったであろう運転手のお兄さん。

お許しください。異国情緒を感じてあまりに我慢が出来なかったのです。


カテドラルの脇を走る市電の黄色い姿は

温かみのある不思議な色合いの石の中に、明るい黄色がとても引き立って

バックの青空とのコントラスト、とても思い出深い一場面。


さて、何らかの交通トラブルも無事一段落したようで、

わたしたちを降ろして市電は何事もなかったかのように去っていく。


さあカテドラルへ。

なんとか間に合ったわたしたちは、カテドラルの入り口をくぐり、中へと進んでいく。







とびきりの笑顔*10/4

そろそろ引き返さないとカテドラルを見て回れない、と

降りようとは思うのだけれど、どうも決心がつかない。

どこまでも続くこの街並みを、もう少し見ていたかったから。


リスボンの古い石畳の街並みに、カメラのレンズを向けて、

たくさんの風景に目を奪われていたのだけれど、

ふと、下を見ると風景よりももっと素敵な少年の笑顔があった。


先程外から飛び込んできた少年団の一味なのか、はたまた普通の乗客なのか、

判断はつかなかったのだけれど、

どうにも愛くるしい少年。


目が合ったから、笑い返してみたけれど、

彼はカメラが気になるみたい。

私はそのまま再び風景を撮ろうとカメラを構えようとしたけれど

彼がカメラ用に最高の笑顔を決めて撮られるのを待っているから、

「撮っていい?」と日本語で聞いてみたら、頷いたものだから、

彼の抱きしめたいほどの笑顔をカメラにおさめることが出来た。


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彼の未来は果てなく明るくて、希望に満ち溢れていると思わざるを得ない、

とびきりの輝かしい笑顔。

風景より何より、わたしのお気に入りの一枚になった。

旅は出会いだと思う。写真も出会い。

なんのために旅行をするのか、適切な言葉はいまいち見つからないけれど

こんな場面に出会いたくて、旅をしているのは確かだと思う。


さて、市電が通り抜ける街並みは、少し鮮やかに。

かわいらしい壁紙たち。

ピンクに幾何学模様に、統一感がないようでいて、街全体が不思議なバランスを生み出している。


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少し残念だけれど、時間がきたようだ。

私たちは、来た道を引き返し、カテドラルに向かうために、

市電を降りた。

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少しだけ夕方に近づいた空は、それでもまだまだ青く、

この日の天気がどれほど素晴らしいものかを表していた。






変わればいい

朝早く会社に行くようになってから、駅前にいる市議会議員の人が配るビラをたまに受け取るようになりました。
彼はいつも一生懸命で、某サイトで積極的に市民の声に答えたり、また、手作りビラから配信される情報は、今の市政の問題点が指摘されており
私なんて関係ないやとどこかで思っていたはずが、気付けば市政を少しずつ気にするようになってきました。
さて、市長選にそんな彼が出ると聞いて、
正直その若さで大丈夫なのかなとか最初は少し心配していたのだけれど、
市長選前日にその人の演説カーに何度も遭遇し(他の候補者の車にはなぜか会わず、本当に活動しているのかと思ったほど)
奥さんの泣きそうなほどに訴える顔に、その夫婦の一生懸命さが伝わってきて、
その人のマニフェストだって読んでいなかったけれど、目が合った瞬間こっちまで泣きそうになって。
この人たちはきっと、命懸けでこの選挙に臨んでいるんだと思い、
私は絶対にこの選挙に行かないといけない、と思いました。
今までのこの人の頑張りを見てきたからこの人に一票を入れてあげたい、という思いと
今までの腐りきった市政を切り崩してしまえという思いから
私のちっぽけな1票を彼に入れてきました。
頭の片隅で、選挙結果が気になっていて、今朝携帯で調べてみたら
彼、当選していました!
その瞬間、1票ってすごく大事なんだと思いました。
それから、前市長が最下位だったのを見て、ざまあみろって正直思いました。
彼のマニフェストはちっとも庶民をわかっていない、正直言ってふざけるな的な内容で
それでも前市長が当選してしまうのであれば、この市も終わりだなと思っていたけれど
よかった、ほんとよかった、市民だってそんなにバカじゃないんだ、
前市長の住む高級マンションを思い出して、ふざけるなと心でつぶやく。
土建より育児、教育、高齢者対策。
若い市長なだけに、きっと大変だと思う。
応援したい!彼の頑張りを知っているから。


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変わってしまえばいいんだ!
ニュースを見て、爽やかな風が吹いた、通勤時間でした。
こんな調子で、日本の政治も少しずつでも変わっていけばいいな。