【こころのエステ・フィットネス鹿児島】 ~貴方を内面から輝かせる愛 ~ 聖書のことば・智 慧[EQサプリメント] -11ページ目

【よりよく"生きる"(死を考える)ための参考書】

本日もこころのエステ・フィットネスに

立ち寄ってくださり、有難うございます。


よりよい「人生」のために「死」を考える

参考書 本日も2冊お伝えいたします。


まず、一冊目、


日野原重明 著  

『死をどう生きたか-私の心に残る人びと』

中央公論新社



日野原先生

主治医として死を看取った患者さんの中で、著者が

特に生きることの意味を教えられた鈴木大拙氏、

山田耕筰氏、賀川豊彦氏、正力松太郎氏ら

十八名の方々の最期の日々、人間模様が描かれて

います。


死をどう生きたか―私の心に残る人びと/日野原 重明



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2冊目は、

アルフォンス・デーケン著

『よく生き よく笑い よき死と出会う』

新潮社

よく生き よく笑い よき死と出会う/アルフォンス・デーケン

デーケンさん

ぜひ、お近くの図書館や書店でお手にとって

みてください。


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【少々、ハードなエクササイズとなりますが・・・】

本日もこころのエステ・フィットネスに

立ち寄ってくださり、誠に有難うございます。


さまざまなニュースを通して

震災1年後の東北の人々も、

新たな局面、対策の一歩を踏み出し

がんばっておられる様子が

伝えられた、ここ数週間であったと

思います。


3月も年度末、わたくしの勤め先も

一年間の総括業務と同時に、

新年度についての準備の時と

なっています。


総決算と新年度への備え、準備

気持ちや行動を切り替えるのによい時期だと

思います。


さて、震災で多くの尊い方々の命が失われましたが

多くの方々の悲しみを見るとき、わたくしは

やはり、牧師として、お伝えしなければならないことが

あると・・・こころにずっと渦巻く思いがあります。


それは、死の向こうにある希望を

お伝えしなければ・・・という思いです。


信仰のお話になりますが、また、聖書という書物よりの

一つの立場、一つの見解、ものの考え方の一つ

ではありますが、


「生」を考えるために、あえて「死」の問題について

私見をお伝えできればと思っています。


しばらく、少々、ハードな”心のエクササイズ”

になるかと思いますが、

お読みいただけるなら幸甚です。


「死」を考えることは、決して、不吉で忌み嫌うものではなく


「死」という厳しい「現実」をどう見つめたらいいのか


「死」を見つめるということは、尊い「命」を見つめること


「生きる大切さ」を見つめること 


「限られた命・時間」を大切に、賢明に「生きること」


として考えてみたいと思います。


みなさまの豊かな人生を願って

本日は、一冊の本をご紹介します。


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よりよく「生きるため」のお薦めの一冊・・・


山形謙二医師著

『人間らしく死ぬということ~ホスピス医療の現場から~』


【死を見つめることは生命を見つめること】

【なぜ告知は必要なのだろうか】

【どうすれば自分らしい人生の仕上げができるか】

【最後のその時まで精一杯生きる】

【人は疼痛から解放されて初めて人間的生き方ができる】

【家族の苦しみをどう共有するか】

【別れの挨拶の時】

【正しい信頼関係がつなぐ患者と医者のパートナーシップ】

【病院は、人間と人間との愛の場所】

神戸アドベンチスト病院長
山形 謙二 医師 著
人間らしく死ぬということ―ホスピス医療の現場から

・・人は生きたように死んでいく・・・

といわれています。


よりよく死を迎えるためには

よりよく生きておくことが大切・・・


であるようです。


「死」を破滅や破壊、絶望・・・ととらえるのではなく


「死」とは何か、「死後、人はどうなってしまうのか」

等について、何らかの答えを得るならば


また、もし、
イエス=キリストの赦し、救いを知っていただけるなら

「栄光・希望の門」(神の国、天国の入り口)

として捉えておくならば・・・


戸惑い、不安は完全にぬぐわれない中であっても・・・


「人生のゴール」

そこへ、しっかり向かっていけるのでは

ないでしょうか・・・。


大切な人々と、互いにその関係を

大切にしあいながら・・・

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本日もお読みくださり、ありがとうございます。

本日も神様の祝福、愛が皆様の上に満ち溢れますように。


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【忘れず、風化させず、しかし沈み込まず・・・】

本日も、心のエステ・フィットネスに立ち寄ってくださり

有難うございます。


さまざまな思いが交差する3月11日を過ごしています。


この大震災を、また、今尚 復興途上にある方々のことを

思うとき・・・


自分のこころの中で、この震災をけっして風化させず

この出来事を目の当たりにしたときに、

思ったこと、考えたことを忘れず、


しかし、悲しみの中に、沈み込まず


理不尽さに葛藤しながらも


やがてすべてが明らかになるときに

ゆだねながら・・・


考え続け、祈りつづけ、自分のできるところに

専念したいという思いを深めています。


東北、震災被害に遭われた方々には

引き続き適切な支援を復興、

慰め、支えがございますように

心よりお祈りいたします。



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【ユニクロがスポンサーについてくださいました】

本日も心のエステ・フィットネスに
立ち寄ってくださり、有難うございます。

関連機関 アドラジャパン

http://www.adrajpn.org/A_WhatisADRA.html

ユニクロがスポンサーについてくださり
活動を支援くださることになりました。

震災後一年が経ちますが

アドラジャパンの復興支援活動

http://www.adrajpn.org/Projects/Japan/PJE_EastJapanErthq/PJE_EastJapanErthq.html


につきまして
引き続き、皆様のご理解、ご協力を
どうぞ、よろしくお願いいたします。


本当の意味での復興は、これから先が辛く長い道のりに

なるのだと思います。


風化させず、しかし、悲しみに閉じ込められることなく

そこを乗り越えて行かれる東北の方々のことを思い、


日々、わたくしたちのできることを考え

共に生きていく道を模索していきたいものです。




【他人の声(評価)から解放されたザアカイ】

本日も、こころのエステ・フィットネスに立ち寄って

くださり有難うございます。


まだまだ、寒いですが、確実に春に向かって

季節は移り変わっている気配を感じます。


ザアカイの物語の続きです。


ザアカイは、創造主イエス=キリストという存在に出会い

劣等感から解放され、本来の良さ、自分自身を取り戻し

ました。


その時、もう一つ、彼が解放されたものがあると

聖書には記されています。


それは、【他者からの声(評価)】でした。

聖書に次のように記されています。


**************************


「・・・ザアカイは、急いで降りてきて、

 喜んでイエスを迎えた。


これを見た人々は皆つぶやいた・・・。


『あの人(イエス)は、罪深い男のところにいって

宿をとった』


しかし、ザアカイは立ち上がって、主(イエス)に

言った。


『主よ、わたしの財産の半分を貧しい人に施します。

また、誰かから何かだまし取っていたなら、

それを四倍にして返します。』


イエスは言われた。


『今日、救いがこの家を訪れた・・・。

 この人もアブラハムの子なのだから。

人の子(キリスト)は、失われたものを捜して

救うために来たのである。』


(ルカ福音書 19章6-10節)


****************************


ザアカイは人々から嫌われていました。


ザアカイはひょっとしたら、劣等感、負い目から

人からの評価に、人一番敏感だったかも

しれません。


負の評価を受けるたびに、それを払拭するために

東奔西走していたかもしれません。


誰も【負の評価】を好む人はいないでしょう。


【嫌われ者】のザアカイを認め 和やかに談笑し、

評価し、親しくし、家にまで泊まる


イエス様にも、

ザアカイを批判する人々の矛先が向きました。


今までのザアカイだったら、きっと

複雑な思いで、苦々しく、彼らの【評価】(つぶやき)

に心を乱したのではないだろうかと

思うのですが、


所詮、他人は、自分勝手なことを言うものです。


**************************


イエス様と出会ったザアカイは、今までとは

違いました。


イエス様をしっかり見つめ、イエス様の愛のこころを

しっかり、胸に留めたザアカイは、

周囲の雑音(つぶやき、酷評)にも耳を貸さず、


自分の新しい【使命】【役目】【ミッション】【ビジョン】に

目を向け、そのことについて、イエス様に宣言するのです。


【不正を悔い改め、困っている人々のために

自分のできる精一杯の支援をする・・・】と。


その言葉を聞き、キリストは、

ユダヤ人にとっては、最高の名誉ある言葉を

ザアカイに投げかけられます。


「あなたも間違いなくアブラハムの子である」と


この意味しているところは・・・説明は長くなりますので

詳しくは割愛しますが、


アブラハムとは、ユダヤ人にとって信仰の父、人生生涯の

最高のお手本、モデル、また、天国行きを約束されている人

・・・なのです。


アブラハムが神様から受けた同じ恩恵を受けながら

生きること、これは、ユダヤ人にとって、とても名誉

なことなのです。


日本の状況に少し当てはめますと・・・

「皇室に迎え入れられる」ような感じでしょうか・・・


また、皇室よりの種々褒章を授与されるような

ものかもしれません。


”アブラハムの子”という称号は、

その数ある褒章の中でも、最高の褒章、

名誉なのです。


*****************************


しかし、何よりも、ザアカイにとって

本来の自分自身、良さ、純粋さ、能力が

創造主なる神によって、回復したことは

何よりの喜びでした。


「人の子は、失われたものを捜して救ってくださる方」


ザアカイとの関わりを通して、

創造主なる神は、すべての人の、良さ、能力、

生きる目的や意味を回復されることを

示されたのでした。


創造主を家に泊めたことを機に、

自分の生きるべき使命、意味、役割がはっきりした

ザアカイは、それから先、とても幸せで、充実した毎日を

送ったことでしょう。


創造主が、ザアカイに限らず、ザアカイのように信じる

すべての人に与えられる評価があります。


そのことについて聖書は、


「わたし(創造主なる神)の目に あなたは

 高価で、尊い(無限の価値をもっている)」

(旧約聖書 イザヤ43章4節)


というものです。


ザアカイは、【他人の評価】ではなく、

普遍的な、変わることのない【創造主よりの評価】

【愛】を信じたのです。


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本日もお読みくださって、ありがとうございます。

今日もみなさまの一日が良い日でありますように。

神様の祝福、愛が皆様の上に満ち溢れますように。


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【このお話の前のお話は>>こちらです】









【劣等感から解放されたザアカイ】

本日も、心のエステ・フィットネスに立ち寄って

くださり、ありがとうございます。


ザアカイの物語の続きです。


ザアカイは、家(こころ)にイエス・キリストを

迎え入れ、キリストは、ザアカイの家に

宿をとりました。


その時から、ザアカイのこころに大きな変化が

訪れたのです。


そのこころの変化とは・・・


ザアカイは、

イエス=キリストと出会うことによって

まず、【劣等感】から解放されたのでした。


【劣等感】は、人から、その本当の良さを

見えないようにし、


また、人と人との関係までギクシャクさせる

かなりの クセモノです。


【劣等感の克服のヒント】、

その観点から、今一度、ザアカイの物語を

振り返ってみます。


************************


イエスは、エリコに入り、町を通っておられた。

そこに、ザアカイという人がいた。


この人は徴税人の頭で、金持ちだった。


イエスがどんな人か見ようとしたが、

背が低かったので、

群衆に遮られて見る事ができなかった。


それで、イエスを見るために、走って先回りし

いちじく桑の木に登った。


(ルカ福音書 19章 1-4節)


************************


【劣等感】というテーマ・・・


聖書には、どうしたことか、ザアカイについて

「背が低かった」 と記されているのです。


「背が低かった」・・・このことは、ザアカイにとって

かなり大きな劣等感、コンプレックスとなっていたに

違いないので、このように記されているのです。


ひょっとしたら、ザアカイは、この劣等感のことで


どうして、神は、わたしをこんなに、小さく

お造りになられたのか・・・と

恨みごともいっていたかもしれません。


この劣等感がどうも、発端となって


ザアカイは、

「金持ち」になろうとし、

人よりいつも、「先回り」していくような、狡猾な性質を

身につけ始めたのかもしれない・・・


しかし、だんだん、それがエスカレートし、

その結果、「人から嫌われ、敬遠され」

挙句の果てには、「木の上に登ってしまう」

状態になった・・・


**************************


「木の上に登っている状態」


これが何を意味するか・・・

実は、「木の上」とは「危険な状態・危険な場所」

の象徴なのです。


どうして危険か・・・何か危険なのか・・・


「木の上」とは、人の「おごり高ぶり、高慢、傲慢」

を示すのです。


***************************


もしも、「木の上」から落下したとしたら・・・

打ち所がわるければ、骨折にとどまらず

死に至る危険があります。


ザアカイの状況は、

たいへん危険な危機的な状況だった

といえるのです。


***************************


その理由①


ザアカイは、大金持ちと記されていますが、

いつの時代にも、【大金がうごめくところ】に

さまざまな【人の欲望】がうごめくものです。


賄賂、収賄・・・お金そのものは、汚くもキレイでも

ないのですが、問題は使い方です・・・


どうも、大きなお金は、人を良いほうには動かさない・・・

犯罪、トラブルの多くは、お金がらみです・・・。

悲しいことです。


【大金】の動くところ【人の欲望】の渦巻くところ

それが、 「木の上(危険)」な状態というのです。


大きなお金を所有することは、

人を高ぶらせ、傲慢にする場合が

あります。


実際、ザアカイは、なんらかの不正を行っていた・・・


それは、とても【危険】だったのです。


****************************


その理由②


これは、宗教的なテーマになりますが、

イエス=キリストとザアカイの位置関係を

イメージしてみてください。


聖書では、イエス=キリストを救い主

天地創造の神と信じていますが、


ザアカイは、木の上にいた・・・

イエス様は、ザアカイを下から見上げて・・・

と書いてありますから・・・


ザアカイは、自分を神より【高い位置】において

いた・・・ということになります。


これは、宗教的に「高慢の極み」という

ことになり、「たいへん危険な状況」

であったといえるのです。


*****************************


それら、大変危険な状況に陥らせた

根本原因・・・をこの物語から、考えますと


【劣等感】というクセモノが浮かび上がってくるのです。


これをザアカイは、「金持ちになることで」

「人より先回りすることで」

なんとか、跳ね除けようと、


人に対して【優越感】を得るために・・・

一生懸命になってしまっていた・・・


その結果、知らず知らずのうちに

【高慢・傲慢】になってしまい、


人から嫌われる結果を招いた・・・


悪循環のループに陥っていた・・・

のではないだろうか・・・


人間の悲哀が描かれている物語だと

思います。


**************************


ザアカイの住んでいた「町」がそれを

また象徴しています。


ザアカイの住んでいた町は、

『エリコ』といいますが、


この町は、かつて高い城壁が張り巡らされていて

その城壁は、難攻不落の城壁といわれていました。


「高い城壁」とは、また「人間の傲慢さ」

の象徴でもあるのです。


大きな劣等感を覆い隠すような

「高い城壁」(防護壁)


ザアカイは、懸命に自分自身の弱さや

小ささ、劣等感を覆い隠すために

知らず知らずのうちに、「高い城壁」

を自分自身の周りに張り巡らし、

自分と他者との関係を遮断していたのでしょう。


その結果、孤立、孤独の中で

寂しい思いをしていた・・・

ザアカイの姿が思い浮かびます。


しかし、そのような中、

なんとかキリストに会いたい・・・という

願いから、木の上に登ったザアカイに

キリストは、やさしく


「ザアカイ、急いで、降りてきなさい・・・わたしは今晩

あなたの家に宿をとることにしている」


と語られたのでした。


そのやさしい一言に、ザアカイの孤立感、孤独感

さびしさは、一瞬にして溶かされたのだと

思います。


***********************


家に泊まらせる相手・・・

みなさまも、そのような関係は、

とても親密な、親しい間柄でないと

泊めたりしませんよね。


ザアカイは、創造主なる神と出会い、

そのやさしさに触れたとき、

その方をこころに受け入れたとき、


今まで、彼の心の本当の良さを

覆い隠す原因となっていた

劣等感、孤独感、孤立感は、すぅっと

取り去られたのでした。

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本日もお読みくださって、ありがとうございます。

今日もみなさまの一日が良い日でありますように。

神様の祝福、愛が皆様の上に満ち溢れますように。


【このお話の続きは>>こちらです】

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【ザアカイの<<家>>に愛が宿った】

みなさま、本日も心のエステ・フィットネスに

立ち寄ってくださり、ありがとうございます。


たいへん寒い一日となっていますね。

くれぐれもご自愛ください。


さて、ザアカイの物語の続きです。


******************************


イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。


「ザアカイ、急いで降りて来なさい。

今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」


ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。

これを見た人たちは皆つぶやいた。


「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。」
しかし、ザアカイは立ち上がって、主に言った。


「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。

また、だれかから何かだまし取っていたら、

それを四倍にして返します。」


イエスは言われた。

「今日、救いがこの家を訪れた。

この人もアブラハムの子なのだから。

人の子は、

失われたものを捜して救うために

来たのである。」


(ルカによる福音書 19章5-10節)


******************************


高い木の上からキリストの来られるのを眺めていた

ザアカイに、その木から滑り落ちそうになるぐらいの

驚きの出来事がおきました。


ザアカイの上っていた木の下まで来ると

イエス=キリストは、上を見上げて

ザアカイにやさしく、呼びかけられたのです。


「ザアカイ、急いで降りてきなさい。

 今日は、ぜひ、あなたの「家」に泊まりたい」


「えっっーーーーなんで、俺の名前を知ってる???」


ザアカイはきっと面食らったことでしょう。

なにがなんだか、わけがわからないまま

だったかもしれませんが、


しかし、ザアカイは、キリストの呼びかけに応じて

木から降りてきました。


そして、自宅にイエス=キリストを迎え入れたのです。



そこから、ザアカイに劇的な変化が訪れました。



なんと、今まで行ってきた不正をやめて、


不当な利益をだましとっていた人には弁償して・・・・

これからは、自分のできる限り、精一杯、

人を助け、人のために生きる


と宣言したのです。


いったい、ザアカイの家で、キリストが何をザアカイに

語られたかは、はっきり書かれていませんが、


いつも、イエス=キリストの語られていることを

話されたとすれば



天地万物の創造主は、あなたを愛しておられる

あなたの罪を赦される方であること


このことをきっと語られたのだと思います。


ザアカイは、今までは人から何かを

「奪い取る」ことに奔走していました。


しかし、キリストと出会ってから 

「与える人」に変えられたのです。


「奪う人」から「与える人」へ・・・・。



***************************


聖書では、「こころ」(魂)が「家」にたとえられています。


聖書には、イエス=キリストは大工の息子であった

とも記されています


家づくり=魂の形成 心を建てる・・・

ことにたとえられるのです。



聖書では、「イエス=キリスト」に神様の本質

「愛」が表されている・・・と信じますので、


その「家」に「キリスト」が宿をとられる・・・とは

その人の「こころ」に「真の愛」が宿ること 

を意味しています。



ザアカイのこころに真実な愛が宿ったのです・・。


いや、イエス=キリストが心に来られたことで

ザアカイのもっている、本来の「純粋さ」が回復した

という方が正しいと思います。


さまざまな事情で、「失っていた本来の良さ」

をザアカイは回復したのでした。


人は、こころに必ず、愛というもの、尊い宝

純粋な心をもっているものです。


しかし、それが、さまざまな事情で失われている

もったいないことです。


どうして、人のこころは、そのような純粋さ

愛を失ってしまうのでしょうか・・・


そのあたりを、次回、もう少し、

ザアカイの物語から

考えてみたいと思います。


【このお話の続きは>>こちらです】


【ザアカイこのお話の前のお話は<<こちらです】


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【徴税人、裏切り者、最悪の嫌われ者 】

みなさま、本日も心のエステ・フィットネスに

立ち寄ってくださり、有難うございます。


聖書、イエス=キリストの教え

「ザアカイ」の物語をお伝えしています。


*****************************


イエスはエリコに入り、町を通っておられた。

そこにザアカイという人がいた。


この人は、徴税人の頭で、金持ちであった。

イエスがどんな人か、見ようとしたが、背が低かったので

群衆に遮られて、見ることができなかった。


それで、イエスを見るために、走って先回りし

いちじく桑の木の上に登った。

そこを通り過ぎようとしておられたからである。


(新約聖書 ルカ福音書19章 1-4節)


*****************************


聖書に記されている記述から、もうすこし

ザアカイの人物像について考えてみたいと思います。


ザアカイは、「収税人の頭」であると記されていますが、

それが何を意味しているか・・・


それは、「裏切り者」「罪深い奴」「憎まれ者」

「嫌われ者」であったことを意味しています。


収税人(しゅうぜいにん)の頭(かしら)・・・とは

嫌われ者の中でも、最も嫌われている存在

ということを示しています。


*****************************

<ザアカイが嫌われていた背景 ①>

「裏切り者」


さて、ザアカイの住んでいました町について

「エリコ」の町と書かれていますが、


舞台は2000年前の中近東

エルサレムという主要都市から、そう遠くない町で

主要幹線道、交通の要衝になっていました。


ザアカイは、その町の関税所の役人でありました。


当時、世界を支配していたのはローマ帝国

ザアカイはユダヤ人、ユダヤ人にとってローマは

軽蔑すべき異邦人、敵でありました。


しかし、武力面では、ローマの力が圧倒的で

誇り高きユダヤ人にとって、ローマによる植民地的支配は

大変屈辱的なものでした。


ローマ帝国は、税務管理、事務を希望者に

任せていました。


本来、信仰の敵でさえあるローマのために

その権威をかさにきて、虎の威を借りる狐のごとく


自分たちから税を取り立てるザアカイを

同胞のユダヤ人がどれだけ、苦々しく

思っていたかは、想像がつきます。


収税人とは、「裏切り者」の代名詞なのです。


******************************


<嫌われていた理由 ②>

「金持ちであった」


商売のために行き来をする人々から、税金を取り立てて

しかも、この物語の中でも、後半でザアカイ自身が

キリストに懺悔していますが・・・


ザアカイは、明らかに不正な取立てをしていた・・・

のです。


多分”法外”な、 ”手数料”という名目かなにかで・・・

ローマが課している税以上に・・・


そして、正規の税額と・・・その手数料との差額は

すべて、ザーカイの懐に入っていた・・・。


自分の地位・特権を利用して・・・不当な税金をむさぼる役人・・・

そこから莫大な富を築き、それを誇って人々を

見下している・・・ようなザアカイの姿が描かれています。


不正行為を通して、「莫大な財産」を築く・・・


金にものをいわせ・・・人々を鼻先で動かすような

人物・・・2000年前も、今の時代も嫌われ者と

なるでしょう・・・。


また、「金持ち」であるということだけで

「ねたまれる」存在ですね。


*****************************


<嫌われていた理由 ③>

「走って先回りして・・・」


ザアカイの特質がここにも一つ現れています。

ザアカイには、先回りする知恵があったのです。

人より抜きん出ることに狡猾であった

ともいえるでしょう。


ザアカイは嫌われ、軽蔑され、差別されていました。


そのことは、「群衆にさえぎられて」という言葉に

表れています。


みんなから、嫌われていた、しかし、金はあった・・・


人々もザアカイは嫌っていたが

「金のため」ならしょうがない・・・ザアカイに従っていた

ものもいたでしょう。


ザアカイは嫌われ者であること、その負い目を

より、お金を稼ぐこと・・・いつも人より抜きん出ることで


「人より先回りして 走ること」


で、莫大な富を築き、そのことによって優越感を得、

それを誇りにして、自分を軽蔑する人々を見返しながら、

生きていたのではないでしょうか。


*******************************


そのようなザアカイの心の奥底には、どうも、

なにか、これは違う・・・という思い、寂しさ、孤独感が

横たわっていたのではないでしょうか。


ザアカイ、真の意味で、人と人との良好な関係、

『縁』というものをザアカイは失っていたのです。


ザアカイのもっている本来の姿「純真さ」という一面が

ズキズキ、痛み出したのかもしれません。


そのような中、ザアカイは、なんとしてでも、

どうしても「イエス」という方を見たいと願い・・・

木の上に登ったのでした。


そこで驚くべき出来事が起こるのです。


【このお話の続きは>>こちらです】


【ザアカイ:前のお話はこちらです】


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【純真という名の男】

みなさま、本日も、心のエステ&フィットネス

お立ち寄りくださり、ありがとうございます。


聖書の「ザアカイ」の物語からお伝えしています。


本日は、「ザアカイ」という男の名前の由来を

お伝えします。


みなさまにも、尊いお名前があって

きっと、ご両親様からそのお名前の由来について

お聞きになったことがあるかもしれません。


親は、子どもに、その子がこのように成長してほしい

幸せになってほしい・・・というような願いを込めて

名前を考え、つけるものだと思います。


「ザアカイ」その名前の由来は

「純真」「誠実」という意味があります。


日本風にいえば、「純一さん」「真(まこと)さん」

とか、「真一さん」というような感じでしょうか。


ザアカイの本当の姿は「純真」なものだった・・・


しかし、実際、見た目の、また彼の現状は、

イエス=キリストに告白しているとおり


実生活はその名からは、ほど遠い、


さまざまな事情から 「純真さ」からは

「遠くかけ離れた」

本来の「良さが失われていた」


状況にあったようです。


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聖書の記述から推察できる「ザアカイ」の状況とは・・・。


【内面】には、本当は、すばらしいものをもっている

「純真さ」をもっている


しかし、【外面】(実際の行動)にはそれが表れてこない

周囲もまた、それを認められない・・・


ザアカイその【内面】と【外面】との大きな差

その大きなズレに、もんもんとしている・・・

内面と外面とに【大きな葛藤を抱えた】人物


「ほんとうはいい人なんだけどねぇ・・・」

「いいものをもっているんだけれど・・」


その人の良さについて周囲に伝わっていない

理解してもらえていない・・・


本来、発揮されるべき良さが隠されている、

埋もれてしまっているような・・・


どうも、そんな人物像を

聖書から伺い知ることができるのです。


どうして、そのような状況になってしまったか

そのような状況について、また次回

聖書にかかれている記述から考えてみたいと

思います。


【>>このお話の続きはこちらです】


【<<このお話の前のお話はこちらです】


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【ご自分らしく生きていらっしゃいますか】

本日も心のエステ・フィットネスに

立ち寄ってくださり、有難うございます。


少々早いのですが、昨日、わたくしの勤めています

高校は、卒業式でした。


わたくしの学校は全寮制なので,生徒たちは、

3年間親元を離れ、掃除洗濯、身の回りのことを

こなしながら、一人一人、よくがんばったと思います。


卒業生の新しい門出に際して、生徒たちに

話したお話があります。


「自分らしく生きていって欲しい」という願いを

こめたものでした。


その要約を少し ご紹介できれたらと

思っております。


聖書に次のような物語が記されています。


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「イエスはエリコに入り、町を通っておられた。
そこにザアカイという人がいた。

この人は徴税人の頭で、金持ちであった。


イエスがどんな人か見ようとしたが、

背が低かったので、

群衆に遮られて見ることができなかった。

それで、イエスを見るために、走って先回りし、

いちじく桑の木に登った。


そこを通り過ぎようとしておられたからである。
イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。


「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」

ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。

これを見た人たちは皆つぶやいた。


「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。」
しかし、ザアカイは立ち上がって、主に言った。


「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。

また、だれかから何かだまし取っていたら、

それを四倍にして返します。」

イエスは言われた。

「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。
人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」


(ルカによる福音書 19章1-10節)


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ここに、「失われたもの」として、「ザアカイ」という名の

男のことが記されています。


その男の「失っていたもの」、それは、自分自身でした。


自分らしく生きること、自分自身を見失っていた

ザアカイという名のある一人の男が


イエス=キリストとの出会いを通して、

自分自身をまた、自分らしい生き方を見つけ、

自分らしさを回復したという物語・・・

すこしづつ、分割してお伝えできたらと

考えています。


【このお話の続きは >>こちらです】

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