【他人の声(評価)から解放されたザアカイ】
本日も、こころのエステ・フィットネスに立ち寄って
くださり有難うございます。
まだまだ、寒いですが、確実に春に向かって
季節は移り変わっている気配を感じます。
ザアカイの物語の続きです。
ザアカイは、創造主イエス=キリストという存在に出会い
劣等感から解放され、本来の良さ、自分自身を取り戻し
ました。
その時、もう一つ、彼が解放されたものがあると
聖書には記されています。
それは、【他者からの声(評価)】でした。
聖書に次のように記されています。
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「・・・ザアカイは、急いで降りてきて、
喜んでイエスを迎えた。
これを見た人々は皆つぶやいた・・・。
『あの人(イエス)は、罪深い男のところにいって
宿をとった』
しかし、ザアカイは立ち上がって、主(イエス)に
言った。
『主よ、わたしの財産の半分を貧しい人に施します。
また、誰かから何かだまし取っていたなら、
それを四倍にして返します。』
イエスは言われた。
『今日、救いがこの家を訪れた・・・。
この人もアブラハムの子なのだから。
人の子(キリスト)は、失われたものを捜して
救うために来たのである。』
(ルカ福音書 19章6-10節)
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ザアカイは人々から嫌われていました。
ザアカイはひょっとしたら、劣等感、負い目から
人からの評価に、人一番敏感だったかも
しれません。
負の評価を受けるたびに、それを払拭するために
東奔西走していたかもしれません。
誰も【負の評価】を好む人はいないでしょう。
【嫌われ者】のザアカイを認め 和やかに談笑し、
評価し、親しくし、家にまで泊まる
イエス様にも、
ザアカイを批判する人々の矛先が向きました。
今までのザアカイだったら、きっと
複雑な思いで、苦々しく、彼らの【評価】(つぶやき)
に心を乱したのではないだろうかと
思うのですが、
所詮、他人は、自分勝手なことを言うものです。
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イエス様と出会ったザアカイは、今までとは
違いました。
イエス様をしっかり見つめ、イエス様の愛のこころを
しっかり、胸に留めたザアカイは、
周囲の雑音(つぶやき、酷評)にも耳を貸さず、
自分の新しい【使命】【役目】【ミッション】【ビジョン】に
目を向け、そのことについて、イエス様に宣言するのです。
【不正を悔い改め、困っている人々のために
自分のできる精一杯の支援をする・・・】と。
その言葉を聞き、キリストは、
ユダヤ人にとっては、最高の名誉ある言葉を
ザアカイに投げかけられます。
「あなたも間違いなくアブラハムの子である」と
この意味しているところは・・・説明は長くなりますので
詳しくは割愛しますが、
アブラハムとは、ユダヤ人にとって信仰の父、人生生涯の
最高のお手本、モデル、また、天国行きを約束されている人
・・・なのです。
アブラハムが神様から受けた同じ恩恵を受けながら
生きること、これは、ユダヤ人にとって、とても名誉
なことなのです。
日本の状況に少し当てはめますと・・・
「皇室に迎え入れられる」ような感じでしょうか・・・
また、皇室よりの種々褒章を授与されるような
ものかもしれません。
”アブラハムの子”という称号は、
その数ある褒章の中でも、最高の褒章、
名誉なのです。
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しかし、何よりも、ザアカイにとって
本来の自分自身、良さ、純粋さ、能力が
創造主なる神によって、回復したことは
何よりの喜びでした。
「人の子は、失われたものを捜して救ってくださる方」
ザアカイとの関わりを通して、
創造主なる神は、すべての人の、良さ、能力、
生きる目的や意味を回復されることを
示されたのでした。
創造主を家に泊めたことを機に、
自分の生きるべき使命、意味、役割がはっきりした
ザアカイは、それから先、とても幸せで、充実した毎日を
送ったことでしょう。
創造主が、ザアカイに限らず、ザアカイのように信じる
すべての人に与えられる評価があります。
そのことについて聖書は、
「わたし(創造主なる神)の目に あなたは
高価で、尊い(無限の価値をもっている)」
(旧約聖書 イザヤ43章4節)
というものです。
ザアカイは、【他人の評価】ではなく、
普遍的な、変わることのない【創造主よりの評価】
【愛】を信じたのです。
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本日もお読みくださって、ありがとうございます。
今日もみなさまの一日が良い日でありますように。神様の祝福、愛が皆様の上に満ち溢れますように。
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