こんにちは
泰山堂の金成(かなり)です
一気に気温が下がり、秋を感じるようになりました
秋といえば「読書の秋」ですが、
最近は電車の中でも、本を読んでいる人をめったに見かけなくなりました
電車の中で見渡すと、見事なまでに皆さん、スマホを見てる!
ところで、最近「スマホ老眼」という言葉をよく耳にします
「PC(パソコン)老眼」とは言わないのに
なぜスマホ?
という疑問もありますが、
恐らく、スマホの方が画面が小さいことと
動きながら画面を見ているからではないでしょうか。
動いている小さい画面を見続けるのは
目にはかなり負荷がかかります
毛様体筋という目の筋肉がず~っと緊張し続けているので
固まってしまって、うまく動かなくなってしまいます
この結果、
・近くの物を見ようとするとピントが合わない
・夕方になると物が見えにくい
・小さい字が読みにくい
といった、老眼のような症状が出てきます
酷くなると、目の奥が痛み、そこから頭痛や吐き気を起こす場合もあります
こういう時によく使うのが杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)という漢方薬です
「飲む目薬」とも言われて、目のトラブル全般によく使われます
中国の清時代(江戸時代の頃)の医級という本に記載されている処方で
何百年という時間を経て、今でもよく使われ続けている漢方薬です
中医学では、視力は「肝」と「腎」の働きに影響を受けると考えられています。
ちょっと理屈っぽい話になりますが、
目を養っているのは肝血で、
その肝血を生む源になっているのが腎精
スマホの長時間使用は「肝血」を消耗します。
簡単に言うと
腎精を補い→肝血を増やし→目を養う(元気にする)
という考えでできた処方が杞菊地黄丸です
特に、成分である枸杞子と菊花は、
古くから眼病に使われてきた生薬で、
中国ではお茶や料理などでもよく使われています
杞菊地黄丸にも顆粒や丸剤、蝋皮丸(ろうひがん)といろいろなタイプがありますが、
お客様の反応を見ていると、
蝋皮丸(※)がダントツで即効性があります
(※生薬を粉末にしてそのまま練りこんだ漢方薬
蝋皮丸については、また別の機会で説明しますね)
ただ、お値段が高いのが難点なんですが、(30丸で税込み10681円)
良くなったら減らしていいので、
やっぱり蝋皮丸の方がお薦めです
★川崎駅から徒歩2分 漢方草庵泰山堂★★
https://www.taizando.net/
漢方相談のご予約はこちらから
https://www.taizando.net/reservation
LINE公式サイトからもご相談やお問合せをお受けいたしております
https://page.line.me/611wdosl?openQrModal=true