スマホ老眼と漢方 | ◇相談できる店◇  漢方草庵 泰山堂@川崎駅前

◇相談できる店◇  漢方草庵 泰山堂@川崎駅前

ご相談はご予約の方を優先させていただいておりますため、
事前にお電話でご予約をお取りください。TEL:044-222-4484

テーマ:

こんにちは
泰山堂の金成(かなり)です

 

一気に気温が下がり、秋を感じるようになりました

 

秋といえば「読書の秋」ですが、

最近は電車の中でも、本を読んでいる人をめったに見かけなくなりました

 

電車の中で見渡すと、見事なまでに皆さん、スマホを見てる!

 

ところで、最近「スマホ老眼」という言葉をよく耳にします

 

「PC(パソコン)老眼」とは言わないのに

なぜスマホ?

という疑問もありますが、

恐らく、スマホの方が画面が小さいことと

動きながら画面を見ているからではないでしょうか。

 

動いている小さい画面を見続けるのは

目にはかなり負荷がかかります

 

毛様体筋という目の筋肉がず~っと緊張し続けているので

固まってしまって、うまく動かなくなってしまいます

 

この結果、

・近くの物を見ようとするとピントが合わない

・夕方になると物が見えにくい

・小さい字が読みにくい

 

といった、老眼のような症状が出てきます

酷くなると、目の奥が痛み、そこから頭痛や吐き気を起こす場合もあります

 

こういう時によく使うのが杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)という漢方薬です

「飲む目薬」とも言われて、目のトラブル全般によく使われます

 

中国の清時代(江戸時代の頃)の医級という本に記載されている処方で

何百年という時間を経て、今でもよく使われ続けている漢方薬です

 

中医学では、視力は「肝」と「腎」の働きに影響を受けると考えられています。

 

ちょっと理屈っぽい話になりますが、

目を養っているのは肝血で、

その肝血を生む源になっているのが腎精

 

スマホの長時間使用は「肝血」を消耗します。

 

簡単に言うと

腎精を補い→肝血を増やし→目を養う(元気にする)

という考えでできた処方が杞菊地黄丸です

特に、成分である枸杞子と菊花は、

古くから眼病に使われてきた生薬で、

中国ではお茶や料理などでもよく使われています

 

 

杞菊地黄丸にも顆粒や丸剤、蝋皮丸(ろうひがん)といろいろなタイプがありますが、

お客様の反応を見ていると、

蝋皮丸(※)がダントツで即効性があります

 (※生薬を粉末にしてそのまま練りこんだ漢方薬

  蝋皮丸については、また別の機会で説明しますね)

 

ただ、お値段が高いのが難点なんですが、(30丸で税込み10681円)

良くなったら減らしていいので、

やっぱり蝋皮丸の方がお薦めです

 

 

 

 

 

★川崎駅から徒歩2分 漢方草庵泰山堂★★

https://www.taizando.net/

漢方相談のご予約はこちらから
https://www.taizando.net/reservation

LINE公式サイトからもご相談やお問合せをお受けいたしております
https://page.line.me/611wdosl?openQrModal=true