萎縮性胃炎とは胃の粘膜が萎縮して薄くなった状態の事を言います。
日本人に比較的多く見られる症状です。
原因としては、主に、加齢、ストレス、ヘリコバスター・ピロリ菌などがありますが、
血流障害によって胃の粘膜に血液が行きわたらなくなり萎縮する場合もあります。
内視鏡で見ると、胃粘膜が薄くなっているため、
粘膜の下の血管がはっきり見えます。
西洋医学的には、胃の粘膜を保護するような薬はいくつかありますが、
萎縮性胃炎を根本的に治療する薬は殆どなくのが現状のようです。
漢方的には萎縮性胃炎は、胃の「陰虚」と考えます。
胃の粘膜の潤い不足です。
胃酸の分泌が少なく消化しにくい状態になっています。
このようなタイプには、
沙参や玉竹など胃に陰を補う生薬が配合された漢方を使います。
また、カエルの卵の輸卵管にはムコ多糖類が豊富に含まれており
これが胃陰虚の改善に役立ちます。
損傷した胃粘膜の再生には
沙棘(サージ)オイルが役立ちます。
陰虚を治すには時間がかかりますので、
根気よく続けることが大切です。
また、ストレスや血流障害が、
胃陰虚のそもそもの原因になっている場合は、
そういった体質から改善しないと
治療が進まなかったり、
再発したりします。
消化に負担がかかる食べ物、
アルコールやスパイス類は
極力控えましょう。
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