【ハリー・ポッターと死の秘宝 上下巻】
著者:J.K.ローリング、松岡佑子
出版社:静山社
ISBN:4915512630
発売日:2008年7月1日
【作品紹介】
7月31日、17歳の誕生日に、母親の血の護りが消える。「不死鳥の騎士団」に護衛されてプリベット通りを飛び立ったハリーに、どこまでもついていくロンとハーマイオニー。一方、あれほど信頼していたダンブルドアには、思いがけない過去が。分霊箱探しのあてどない旅に、手掛かりはダンブルドアの遺品だけ。
(ブクログ/作品紹介・あらすじから引用)
【感想】
17歳のハリーによって最後の対決は大変だろうなって今思います。分霊箱の捜索にダンブルドアの過去、かなりの驚きがありました。ダンブルドア先生がハリーにしたことは嘘じゃないという事、すべてが打算で動いていたわけじゃないと信じたかったけど…この最終巻でなんか揺らいだ気がします。この闘いで、色んな登場人物が亡くなります。気に入っていたキャラクターや好きになれなかったキャラクターと色々といたけど、やっぱりそういう表現は悲しかったです。
このシリーズが始まった時からスネイプ先生が、私は苦手でした。ハリーの関わり方とか何かに縛られている感じも。でも、最後に一気に変わりました。真の姿を見たときは、心が震えます。相当な衝撃的で、涙が止まりませんでした。スネイプ先生は、ハリーのお父さん達との関係性とハリーのお母さんとの関係性、ダンブルドア先生との繋がりなど…こんなにも複雑で繊細な気持ちを抱えてハリーを1年生から守っていたなんて…彼の守護霊があの動物の理由も理解出来ました。
長く続いていたシリーズが完結するっていうのは、読み切ったときに達成がありました。同時にもう先がないんだという喪失感が一緒にやってきます。幼い頃から読んできたシリーズなので、何度も読みなおすだろうな~。映画もあるのでどちらもみて楽しむ方法もあります。また立ち返って読むのも楽しいかも!
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