ちょっと地元自慢＠台北市北投区

現在、大阪に住んでいますが

台湾の実家は台北市の北の端っこにある北投（ぺいとう）。

台北中心部から、30分くらいです。

今日は北投（ぺいとう）をちょっと自慢したいと思います。

温泉で有名な北投（ぺいとう）

台湾には良質な温泉がたくさんあります。

北投温泉もそのひとつ。

日本統治時代に温泉街が整備されました。

当時のことですから、温泉街は花街として

華やかさと賑やかさ、そして、ちょっぴり危ない香りもする

そんな逸話がたくさんあります。

しかし、今ではすっかり、安全でのどかな街です。

10年ほど前に日本の加賀屋旅館さんが進出してから

さらに日本での知名度が上がったのではないでしょうか。

昭和天皇が皇太子時代に入られたという

「瀧乃湯」はいまも気軽に入れる銭湯です。

源泉が湧き出る地熱谷は無料見学できます。

復興公園では足湯無料で、地元の人が大勢集まる憩いの場所。

温泉街へのアクセスはMRT「新北投」駅が最寄りで

「北投」駅からたった一駅だけの単線です。

駅に降り立つと硫黄の匂いがして、

温泉に来た～！って思います。

ちなみに、うちの実家は温泉街からずいぶん離れていますが

それでも、日によって風向き加減で
硫黄の匂いがしてくることもあるんです。

北投（ぺいとう）の美食

温泉だけではありません。

温泉街からMRTだと一駅隣ですが

バスでも徒歩でも移動可能な北投市場は

何でも揃う地元庶民の台所。

この伝統市場は毎日、とっても賑わっています。

私は最初、日本では見慣れない光景に驚くばかり～

生きた魚が並んでいるのは当たり前

生肉のブロックがぶら下がっているなんて、かわいいもの

画像はイメージ写真、北投市場ではありません。

豚の顔がぶらさがっている

鶏がまるごと1羽、ぶらさがっている

今は禁止になりましたが、当時は鶏をその場で絞めて捌いているのも見れました。

画像はイメージ写真、北投市場ではありません。

魚や肉の生臭いにおいが立ち込める中

その横で、野菜や花を売っていたりするだけじゃなく

服とか雑貨、化粧品、なんでも売られているんだから

まさにカオスですよね。

そして、美味しい食堂がある！

SNSの普及で、いままで知る人ぞ知る北投市場の美食が
どんどん広まっています。

北投市場の2階にはたくさんの食堂があって

どこで食べようか迷うくらい。

そのお店もどこからどこまでがお店なのか

隣り合うお店の間仕切り不明だったりして。

そんなひしめき合った状態の中で、食べるのもまた楽しい。

また、市場周辺のお店も見逃せません！

驚くことに、いまではオシャレなカフェまでできていたり。

これからどのように北投が変わっていくのか気になるところ。

旅行情報サイト”台湾行きたいわん”さんが
北投を取り上げた記事を投稿されていました。

台北で行きたいところ～北投　温泉とB級グルメで朝活！～旅の朝。あえて早起きして、台北駅からMRTで1時間足らずの北投温泉へ。温泉銭湯で身体がすっきり目覚めたら、地元の市場で安くてうまいご当地グルメの朝食を楽しんじゃいましょう！交通：...
台湾に行きたいわん！さんの投稿 2020年5月20日水曜日

とても嬉しいです！

ただ、地元民としては観光地化が進みすぎるのはちょっと複雑・・・。

北投（ぺいとう）は、いつまでも、のどかでローカルな雰囲気のままでいてほしい。

私も宣伝はほどほどにしときます。

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