欧州人との効果的な会話への一助に(フランス、イギリス編)
はじめに皆さんは外国人との日頃のコミュニケーションにおいて、「相手の返事が遅い、または反応が悪い」「そういうことを聞きたかったんではないのだけれど」「まだできてないの?」と思った経験はありませんか?私の経験で、イギリス人やフランス人の方と仕事するとき、良く感じるのが、ちょっとしたすれ違いで、これは、日本語で会話している時には気が付かなかったりしますね例えば、「日本国内では、ここまで言えばあとは相手が先回りしてこちらの趣旨を理解して、対処してくれるのに、欧州人は頼んだことすらやってくれなかった」など今回は、そのような現象と、その対処方法(もちろん、万能薬はありませんが)についてお話しします仕事に入る前に、まず自然な挨拶からHow are you? と聞かれると、我々「日本語人」は心の準備ができていないので、思わず「Fine, thank you, and you?」の教科書定型返しとなってしまいますね。実際にはヴァリエーションがあって、「Well, not too bad」もあれば「I’mgood, thanks」「still alive」「surviving」もあるし、よほど何かひどい目にあった後なら自虐的に「terrible」などもあります。事実、彼らにとってHow are you? は「あ、どうも。ぼちぼちですか?」や「こんにちは、忙しい?」のように、習慣で自然に口から発せられる気軽な切り出しの性質なので、応えるほうも身構える必要はなく、「うん、もうすぐ週末だからあとひと踏ん張りだよ」「夕べ飲みすぎて寝不足だよ~」とか「忙しいよ!でも充実」とか「うん、まずまず。あなたにとって3ヶ月ぶりの日本はどう?」でも、テンポよく返しさえできれば何でもよいのです。この挨拶の応酬のおかげで、その後に、より具体的な内容を伴った会話に発展する下地ができます。(続く)