比叡山延暦寺4 (東塔) [滋賀県] | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

御朱印をいただきはじめて今年で10年、その間に色々なことを学び教えていただいた、むろん長く趣味にしている読書や映画、絵画に音楽からも、多くのことを得たと思ってもいる、それも事実、そう、事実だけれども

でもなぁ、

御朱印をいただきはじめてからの10年の方が圧倒的に深い、濃い、この10年で見て聞いて感じてきた事柄は、それを体験していなければ20年, 30年、あるいは一生かかっても知り得なかっただろうと思う、そういう意味では、物理的には10年だったかもしれないけれど、体感的には20年, 30年、、まさに 延命、今この瞬間もまた長生きをさせていただいている真っ只中だ

そしてその感覚をとおして、読書や映画、絵画に音楽に今一度ふれてみると、そこには一味も二味もちがった色があったのだということに気付かされる、最初からそうであったであろう色に

世の中はほんと、多面的だ


長生きをさせていただいているということは、生命 (いのち) をいただいているということ

だから僕にとっては、

御朱印をいただくということは、ある意味、これまでたどってきた道の生きた証をいただくということ


不要不急だ?


冗談じゃない、そう簡単に、わかったふうに、


でもなぁ、、


 強大なる魔術師 ”時” よ、これらをもう一度もとの姿に変えてみよ。
 二都物語 / C.ディケンズ

もとの世界にもどしてみよ、、、

 

 

 東は修羅 西は都に近ければ
 横川の奥ぞ 住みよかりける
 元三大師の詠める

東塔は名誉地位の争いごとをする僧の溜まり場、
西塔は都に近く夜な夜な遊び回る僧の溜まり場、
横川こそが修行するにも学問わ収めるにも、もっとも住みよい場所だ

シャトルバスで次に向かった先は、修羅と詠まれたその東塔へ


こちらは、とうどう と濁音に読む◎


でも、考えてみれば、、


比叡山延暦寺 (東塔)

東塔、それは比叡山延暦寺三塔十六谷の中心

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大講堂
鐘楼より眺める、
この日、みっつめの鐘を撞かせていただいた
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その前に立つ青銅の灯籠を見ると 六月四日 とあった、ほ〜
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千日回峰行
「千日回峰行」 という比叡山で行われる修行のひとつは、千日間にわたる最も過酷な修行と知られているが、実際は千日に何日か足りなかったはず、その足りない分は、俗世に戻って完成させよという趣旨だとうかがったことがある、なるほどなぁと思った
ここらへんに端的には大乗仏教をあらわしているような? 自分だけが修行を完成させて終わりではなく、自分だけが悟って終わりでもない

下山の道は、これ上山の道

とも言われるしね



御朱印
根本中堂前にて



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比叡山延暦寺 (東塔)
天台宗総本山

滋賀県大津市

最澄(767.9.15/神護景雲元年818日-822.6.26/弘仁1364)
空海(774/宝亀5年-835.4.22/承和2321)


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この日ありがたくも、比叡山三大弁財天を巡り終えることが出来たよ、ふ~


(・人・)


 人は水を求めて、雪の中を五時間でも並ぶのです。水無しではお互い生きてゆけません。
 それほど水は生命にとって大切なものです。

 管長さんのブログ0413 「水」


思い返せば、、

東日本大震災の折り、たとえば電車が走り、たとえば家に明かりが灯り、また、たとえば、、一杯の水をいただける、というありがたさ


水神様に、感謝、感謝


そして、いつか、、いや、だからか、

天台薬師の池と詠われた琵琶湖に浮かぶ 竹生島 を目指そう◎


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