瑞鹿山円覚寺4 [神奈川県] | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

ドラマ化された 「ビブリア古書堂」 は鎌倉が舞台

 

だらか (?) 円覚寺さんの境内も何度か撮影があったのを覚えている

その折りには、

 

成美さんをはじめ俳優の方々は撮影前または後で佛日庵でお抹茶を!?

とか勝手に妄想したりもしていたけれど、... 

 

実際には佛日庵にはいらしてないそうで (゚Д゚)


と、佛日庵にてお話したことなども、、
 

 

さてさて、、、

 

 

高校時代はほとんど帰宅部

でも漱石に出会えた

それがそのまま北鎌倉までつながっていたなんて、、、

 

 

当たり前だけど、

 

 

想像も、予想も、していなかったね


 山門の通りを約一丁程奥へ来ると、左側に蓮池があった。

 寒い時分だから池の中はただ薄濁りに淀んでいるだけで、

 少しも清浄な趣はなかったが、向側に見える高い石の崖外れまで、

 縁に欄干のある座敷が突き出している所が、文人画にでもありそうな風致を添えた。




 「彼所が老師が住んでいられる所です」 と宜道は比較的新しいその建物を指した。
 門 / 夏目漱石

その老師とは釈宗演老師のこと


瑞鹿山円覚寺

人生お初の御朱印帳&御朱印 ✨
 すべてはここからはじまったのだ (=゚ω゚)ノ〜 御朱印帳の表の書は朝比奈宗源老師による

 臨済宗はその昔 「佛心宗」 という呼び名だったこともあるようだ



 

 

選佛場
 

 「北朝の光厳上皇の勅使を得て夢窓国師を開山として天龍寺を創建」

 

とは、天龍寺 「選佛場」 の前の説明書に


「選佛場」@天龍寺




 

以前より気になっていた天龍寺さんの 「選佛場」 の文字は、

 

無準師範 (ぶじゅんしばん) の書とうかがった

無準師範の門下には円覚寺のご開山無学祖元もいらっしゃる

 

そっかーなるほどねぇ道理で (=゚ω゚)ノ ✨

 

 

だから、

 

円覚寺さんの 「選佛場」 とまったく同じ文字なんだね~ とすごく納得 ✨

 

天龍寺御開山夢窓国師は無学祖元の孫弟子筋になる

 

 

無学祖元は、その師になる無準師範禅師に十七歳からつき、

 

「無」 の一字に参ずること五年、禅堂から一歩も出なかったという

 

選佛場」 とは文字通り、佛となるための修行をつむ僧たちを選ぶ場所のこと、禅堂のこと

 


「選佛場」@円覚寺




その無準師範の実際の墨跡になる 「選佛場」 は出光美術館が所蔵されているようで


出光美術館というと禅僧仙厓の 「○△□」 の墨跡も所蔵してるから、

 

一度行きたいんだよなぁと思いつつ... いつか、いつか、、いつか、、、


大本山円覚寺百観音霊場第一番札所
 「大慈大悲観世音菩薩」


専用の御朱印帳
 印のみいただくスタイル、一番札所は前管長の足立大進 (慈雲) 老師の書だね




円覚寺のオリジナル御朱印帳に

 二度目に御朱印帳にいただいたのは十二月八日、

 お釈迦様がお悟りを開かれた事をお祝いする 「成道会」 の日に

 以前は直書きしていただけたことも



 

 

今年の最初で最後の写経会

 

 

 

30回目の折りに

 

 

 

本屋に寄った折り、

 

何とはなしに目にとまった 「ビブリア古書堂の事件手帖」 を手に取ってみたことがある

 

表紙の内のイラストが目に入ったからだ

 


それは北鎌倉の駅の柵だった、すぐにわかった

 

その古書堂は北鎌倉駅の山側にあるのかな

 

円覚寺さんのすぐ横という設定のよう

 


瑞鹿山円覚寺
臨済宗円覚寺派大本山
大本山円覚寺百観音霊場第一番札所 選佛場

総門入ってすぐの御朱印受付にて

以前は御朱印帳に直に書いていただけたけど、今は、、、

神奈川県鎌倉市 (北鎌倉)


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書いてみた、もう3、4年前になるのかな?

 


 

 

新しい筆を一本ほしいところ

 

 

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