いまさらながらでありますが、いよいよ私の携帯電話がスマホになったのであります。
以前、このブログに書きましたように、だいぶ前、auショップにスマホを買いにいったところ、私を熟知する店員さんから「平さんはなくすし、落っことすし」と言われ、売ってもらえなかったのであります。
しかし、そのauショップの店員さんから、「登山にも持っていけるぐらい丈夫なスマホができたので、これなら平さんでもいけるのではないか」という電話がかかってきたのであります。
調べてみると、それはもう、いままでのスマホが軽トラックだとしたら、まるで戦車のようなスマホなのであります。TORQUE(トルク)という名のAndroidのスマホなのでありますが、山を登る人はほとんどこの携帯にしているらしいのであります。
「おお、ついに時代が私に追いついたか♪」
喜びいさみ、当社スタッフの成井ちゃんにお伺いを立てたのであります。
が、成井ちゃん曰く、「これはダメです」。
「な、なんで〜〜?! 成井ちゃん?」
まず、私はこれまで、みなさんがスマホでしていることのほとんどをiPadでしてきたのでありますが、一番大きな問題は、写真を撮るとき、iPadは大きくてやりにくいことなのであります。
今後は胸ポケットに入れたスマホをサッと取り出し、パチッと写真を撮りたいのであります。
さらに、その写真をFacebookやInstagramなどのSNSにiPadからアップしたいのであります。
新しく導入するスマホがiPadと同期されていれば、スマホで撮った写真もiPadで簡単にSNSに上げられるといいます。が、それをするためには、成井ちゃん曰く、スマホはiPhoneである必要があるというのです。
「iPhoneを買って、がっちり丈夫なハードカバーを付ければ、わざわざTORQUEを買う必要はないと思いますよ」
「むむむ〜〜」
と、成井ちゃんから建設的なご意見をいただいたのであります。
そもそも、いつもこのジャンルはほぼ成井ちゃんにおんぶに抱っこということもあり、TORQUEはやめて、いただいたご意見にサレンダーすることとしたのであります。
で、今回のスマホの目的はほとんど写真を撮ることなので、auショップに行き、「きれいな写真の撮れるiPhoneをください」と言ったところ、「最新の機種が一番きれいに撮れますよ」とiPhone12を押しつけられたのであります。
ちなみに、それから半月ぐらいしてiPhone13が発売されたのですが、とにかく、そのときは12が最新だったのであります。
つづいてiPhoneカバーを探したところ、アメリカ軍推奨のようなハードカバーに出会ったのであります。
しかしながら、私の場合、なくすこと請け合いなので、首からヒモでぶら下げなければならないのですが、この一番ハードなカバーにはヒモを通す穴がありません。
よって、装甲車並みの強度を誇るハードカバーを選び、iPhoneはようやく私の手元にやってきたのであります。
みなさん、すでに当たり前に使っておられると思いますが、スマホにはアプリが入れられるのであります。
私には入れたいアプリがあったのであります。それは、登山アプリなのであります。
1週間ほどは無料でお試しができるので、いくつか入れて使ってみたのであります。
が、使い方がよくわからない(´;ω;`)
とある登山アプリを入れて六甲山に出かけてみたところ、登りは「ものすごいスローペースですね」と蔑まれたものの、下りはロープウェイで降りてしまったので、それはもう、スーパーマンのように扱われたのであります。
じつは、本来ならば六甲山頂でスイッチをいったんオフにしなければならなかったのですが、どうすればオフできるのかがわからず、結果、スーパーマンにされてしまったのであります。
ということで、これは使い方がよくわからないので却下。
その後、『YAMAP』と『山と高原地図』という2本の山アプリを入れて、楽しむこととなったのであります。
登山アプリを入れていると、万が一、遭難したときに、だいたいどのあたりにいるかがわかるようになっているので、これで私も心おきなく遭難できるというものなのであります。
それと、『COCOHELI(ココヘリ)』というサービスにも事務所と嫁から強制的に加入させられることとなったのであります。
これは会員制捜索ヘリサービスというもので、遭難したとき、スマホのGPSをオンにしていると、ヘリを飛ばし、その電波をキャッチして、助けてもらえるという仕組みなのであります。
みんなから、ここまで遭難するものとして扱われるのであれば、それなりの山に登ってやろうじゃないかといろいろ計画している今日このごろなのであります。