東北の登山&温泉旅行3日目。
天国のような八幡平をあとにして、青森県は十和田湖の麓と奥入瀬渓流の散策に向かったのであります。
天気予報は曇りでしたが、けっこう激しい雨。
もちろんレインウェアは持参しておりますが、長袖ということもあり、夏場は蒸れて暑くてたまったものではありません。
しかしながら、雨のせいで川の流れが激しくなった奥入瀬渓流の美しさときたら‥‥! さすがに多くの人の心を魅了するものだと感じ入ったのであります。
この雨の中でも多くの人とすれ違うのでありますが、半袖で気持ちよく歩けたとしたら、さらに気分は上々だったでありましょう。
この日はこの奥入瀬渓流を歩き、そのあとは『蔦温泉』の付近にある蔦沼めぐりをしたいと計画していたのであります。
本来であれば、沼めぐりをしたあとに、蔦温泉で汗を流したいところ‥‥。
しかし、温泉に入っている間になんとか雨が上がらないかというわずかな期待をもち、先に温泉入浴をすることにしたのです。
蔦温泉は足元湧出泉といい、適温のお湯が湯船の底から直接湧いてくるという最高の温泉なのであります。
以前は湯治宿としてリーズナブルな料金設定だったのですが、最近はハイソな温泉宿となり、宿泊料金もだいぶ高めの設定になったのであります。しかし、温泉は昔と変わらず、たいへん素晴らしいお湯でございました。
そして、お風呂上がりに空を見渡すと、なんと雨が上がり、青空が見えているではありませんか!
おかげで半袖短パンで気持ちよく蔦沼めぐりをしたのであります。
が、沼めぐりといってもけっこうアップダウンがあるプチ登山道のようになっておりまして、温泉で汗を流したあとに、もうひと汗かいてしまったのであります。
なお、半袖短パンは快適ではあったのですが、雨上がりの沼周辺はヤブ蚊だらけで、防虫スプレーをふりまきながらの散策となったのであります。そして、それでもやはり何カ所かはやられてしまったのであります。
さて、そのあとの私は、本日のお宿、八甲田山の山奥にある『酸ヶ湯温泉』に車を走らせたのであります。
ここ酸ヶ湯温泉は、ヒバ千人風呂といわれる、青森檜葉でつくられた体育館のように広いお風呂が有名であります。
そして、宿は旅館部と湯治部に分かれており、一人泊まりだとほぼ湯治部のほうにほうり込まれます。
建物はやや古い木造2階建。お部屋は6畳ほどの和室で、2食付いて9,000円台で泊まれてとてもリーズナブルなのであります。
私自身、これまでにも家族旅行で来たり、一人でも何回も泊まりにきたことがある勝手知ったる温泉宿なのですが、青森県民はもちろんのこと、全国の温泉マニアが憧れる大人気の宿なのであります。
温泉は混浴なのでありますが、女性専用の小さい浴室も用意されています。さらに朝晩ともに8時から9時の間は女性専用タイムとなっていて、女性客も利用しやすい配慮がなされているのであります。
この酸ヶ湯温泉も足元湧出泉。泉質は酸性硫黄泉で、以前、ここのお湯に浸ったタオルを家に持ち帰ったところ、十分に絞ってあったのですが、タオルの真ん中に大きく穴が空いておりました。それほど酸性の強いお湯なのであります。
ということで、この日はよい温泉ばかりを堪能し、すっかり緩んだ私でありますが、気になるのは明日のお天気。
きょうはよい温泉ばかりを堪能し、すっかり緩んだ私なのですが、気になるのは明日の天気。
明日は、八甲田山に登りたいのであります。
八甲田山への往路はロープウェイで上り、山を周遊してから、この酸ヶ湯温泉のすぐそばにある登山口まで下山するという計画なのであります。
ロープウェイ乗場へは、宿から約6.5km。朝、宿泊客の送迎に青森駅を往復するバスに乗せてもらい、ロープウェイ駅で降ろしてもらうことになっています。
天気予報は晴れ。
雨雲レーダーも、東北付近には雲一つなし。
安心しきって眠りについて、次週につづく!
ニコニコ動画にて
【お知らせ】 2021年9月・10月の生放送は、平のスケジュールの関係で <木曜21時> の放送となります
次回は、9/23日(木)21時~「師弟スペシャル対談」ゲスト:岡田えりこ
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