天国旅行(その1) | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

東京などに緊急事態宣言が出される前の73日から、東北で登山と温泉の旅行をしたのであります。

 

“夏休みとお腹は三弾(三段)”と決めている私、この旅行は第二弾にあたります。

 

今年は早めに夏休みをとっておかないとコロナがまん延しそうな雰囲気があったので、とにかく急いで計画を立てたのであります。

 

ということで、今回はしっかり山歩きができて、温泉にも入れるプランにしたいと思ったのであります。

 

そこで、岩手と秋田の県境にある八幡平付近に2泊、奥入瀬渓流と八甲田周辺に2泊の都合4泊で、歩きまわり、温泉に入りまくる計画を立てたのであります。

 

温泉旅行であれば、雨であろうが晴れであろうがどちらでもかまわないのですが、山歩きの場合は晴れないとまったく意味のない旅行になってしまうので、毎日、天気予報とにらめっこしていたのであります。

 

そして、ふだんからよい子にしている私には、きっとよい天気がプレゼントされるだろうと思い込むことからスタートした東北登山温泉行脚でありました。

 

初日は朝から村の行事である草刈りが入っていたのであります。

 

午前中は草刈りをして、それから東北に行くとなると、航空便は青森県の三沢空港行きしかありませんでした。

 

ということで、その便で15時過ぎに三沢空港に着き、レンタカーを借りて、八幡平まで約2時間のドライブとなったのであります。

 

高速道路走行中、ナビが迷走するというハプニングがあり、どうなることかと思ったものの、そこは昭和の地図人間の私、地図を見ながらなんとか17時半過ぎには宿に着いたのであります。

 

この日の宿は、後生掛温泉

 

 

湯治場温泉として知られ、「馬で来て 足駄で帰る 後生掛」と歌にまで詠まれた名湯であります。

 

足駄というのは下駄のことで、「歩けずに馬でやってきた湯治客が、帰りは下駄を履き、自分の足で歩いて帰る」という意味なのであります。

 

八幡平の山奥には昭和の湯治宿が多く、なにかと不便なのでありますが、この後生掛温泉は携帯の電波は入るわ、Wi-Fiは完備されているわ、館内にカフェといってもよいようなモダンな喫茶店はあるわのお洒落な湯治宿なのであります。

 

一人用のお部屋は1室しかないのですぐ埋まってしまうのですが、電話をかけてお願いすると、ちょっと割高になりますが、二人用・三人用のお部屋を一人で使わせてもらえるのであります。

 

今回はこの宿を中心に、後生掛自然研究路といわれる地獄めぐりの道を探索したのであります。

 

ちょっとした水たまりから大きな池まで、このエリアは至るところにグツグツと温泉が湧きだしています。いっそ露天風呂にしてしまえばいいのにと思うような大きな池のような硫黄泉もあるほどの温泉地帯なのであります。

 

さらに、この高原は、大沼をはじめ、いくつもの湿原がある天国のような場所なのであります。


 

八幡平は『日本百名山』の一つに数えられているものの、登りはたぶん150mほどで頂上に着いてしまうのであります。つまり、山というよりは、その名の通り高地に広がる大平原といったほうよいのでありましょう。


 

その大平原に地獄と呼ばれる温泉が湧きだし、そのまわりは一面に花が咲き乱れ、それはもう、天国のような場所なのであります。

 

「うーむ、素晴らしいのひと言に尽きる‥‥」

 

しかも、ふだんの私の行いがいかによいかを表すがごとく、この日は素晴らしき好天だったのであります。

 

しっかりと山歩きをしたあとは、藤七温泉大深温泉につかり、宿に戻り、夕食をいただてまた硫黄泉を堪能するという、まさに天国のような一日を送ったのであります。

 

そして、翌日は青森県に移動したのであります。

 

奥入瀬渓谷と蔦沼めぐりをし、八甲田の麓の酢ヶ湯温泉へ。温泉とトレッキングを堪能するのであります。

 

つづく。


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