いにしえ街道を歩けば
番組のお知らせです。
今年度の練供養会式の一部が放送で取り上げられます。
是非、ご覧ください。
合掌拝
以下NHKホームページより
「いにしえ街道を歩けば ~横大路・竹内街道~」 NHK総合 6月29日(金)夜8:00~8:39
1400年以上前に造られ日本最古の国道と言われる「横大路・竹内街道」。海の玄関・難波と飛鳥の都を結び、人馬が行き交い、遣唐使も通った。邪馬台国・卑弥呼の墓とも言われる奈良県桜井市「箸墓古墳」から出発。街道沿いで巨大な菩薩面の行列や古代の石器の材料サヌカイトをこよなく愛する人などに遭遇。そしてゴールは聖徳太子ゆかりの大阪府太子町。“伝説”にロマンを感じ、古代から今につながる「暮らし」を体感する旅。
【旅人】篠原ともえ,【ナレーション】島よしのり
當麻寺菩薩講春の寄り合い
去る3月31日、当院にて「當麻寺菩薩講春の寄り合い」を開催いたしました。地元葛城市、そして香芝市、橿原市より、各組の代表者さま、また、関係方々30名余をお迎えし、今年度の當麻寺練供養会式に向けて、また、此れからの當麻寺練供養会式について話し合う貴重な時間を頂きました。
昨年度末、奈良県では奈良県無形民俗文化財保護連絡協議会が立ち上がりました。県内には、国指定、県指定、国選択の無形民俗文化財が50程有ります。しかしながら、現在の急速な社会の変化に伴い、護っていくことが非常に困難な伝統行事もあります。これまで有形の文化財に対しては、文化財保護法に基づき適切な対応がとられてこられましたが、無形の民俗文化財については、正に此れから皆で知恵を絞って考えていく必要があると考えます。地域の伝統行事に於いては、それぞれの地域の長い歴史がその一日に組み込まれているわけですが、地域社会に立脚した民俗文化財の見直しを含めて、今後の在り方を考えていくことになるでしょう。それらが神事・仏事であることに関わらず、地域行政も含めて地域総体として物事を考えていく体制作りの第一歩が始まったと感じています。
我々當麻寺練供養会式に関しても、ここ数年寄り合いを開催し、次世代への継承のために現代の我々がすべきことを話し合って参りました。先ずは、人が集まり話し合うことが何よりも大切だと、この間感じて参りました。そして、今回も厳しいご意見も含めて、前向きなアイデアが沢山頂けた事有難く思います。先ずは、今年度の会式をより良いものにするため、暫くは注力し、今後も當麻寺練供養会式の継承の為、微力ながら尽力して参りたいと思います。
合掌拝
心のふるさとコンサートvol.8 フルートとピアノとお花見と...
咲くも無心 散るも無心
花は嘆かず 今を生きる
「桜の木は、春がやってきたらその木なりに堂々と花を咲かせます。いつも無心で、春という現象が来れば堂々と、活き活きと花を咲かせます。花が散る時がくれば花は散り、夏に向かって葉が青々と茂り、秋が来れば今度は葉が色づき、冬になれば葉が落ちて、一心に冬を越す。春夏秋冬、どこにもとどまらず、今という現象とぴったりひとつになって無心になすべき事をなす。これが花の当たり前の姿です。春が来ても冬が来ても、一心になすべきことをなしている桜の木は、私たちがどのように生きたらいいかを無言で教えてくれているように思えます。もしも花のように、楽しいときも苦しいときも、その一瞬一瞬を無心に、一心に生きることができたなら、私たちが生きている当たり前の毎日が、本当に輝いたものになるのではないでしょうか。」
そして、上記の坂村真民氏の「今を生きる」という詩をご紹介され、
「花のように無心に、今この瞬間瞬間とひとつになって、毎日を活き活きとしたものにしてまいりましょう。」
と結んでおられます。当麻の里に春の訪れを告げると云われる当院枝垂れ桜を通して、今を生きることの有難さを考えるひと時ともなりました。
合掌拝
摂取不捨の光明は念ずるところを照らすなり
念仏の行者を大悲の光明のなかに摂い取って決して捨てないという、阿弥陀如来の救いの確かさを告げるものです。
我々の生は、正にこの薄氷を履むが如し、生と死が常に表裏一体です。
當麻曼陀羅は、この世が全てでは無く、阿弥陀如来の救いにより、
我々が極楽に往きて生まれることを示して頂いています。
この曼陀羅を蓮の糸で織り上げられたと云われるのが中将法如。
その中将法如が正に極楽に救われる様相を劇化したものが、當麻寺聖衆来迎練供養会式です。
當麻文化会館にて、當麻寺練供養会式の一端を講演・実演する機会を賜りました。
厚かましくも、図らずも、このような機会を頂いた事を有難く感じ、
与えられた時間を精一杯勤めることで、お礼の一端と返させていただきました。
我々の信仰を深め、確立していくだけでなく、地域を護り継承していくことにも繋がります。
このような機会を我々に与えて頂きましたこと
改めて厚く御礼申し上げます。
合掌拝
當麻寺のお練りと白鳳文化をさぐる
平安時代に恵心僧都源信によって創始されたという「聖衆来迎練供養会式」は、
その力と神秘にせまる。
午前の部
當麻寺のお練 実演・講演会
場所:當麻文化会館
時間:午前10時~11時30分
(午前9時30分開場)
参加費:無料(事前申し込み不要)
定員:300名
講師:當麻寺護念院住職 葛本雅崇
実演:菩薩講の皆様(勢至・観音菩薩)
午後の部
お練りと中将姫ゆかりの地をめぐるエクスカーション
コース:(集合)當麻文化会館→當麻寺→中将姫墓塔→高雄寺→石光寺(解散)
時間:午後0時20分~3時
参加費:900円(拝観料・当日徴収)
定員:150名(定員になり次第締切)
お申込み・お問い合わせ先
〒639-2197 奈良県葛城市長尾85 葛城市役所商工観光課
http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/14,29069,49,html
【☎0745(48)2811】【FAX0745(48)2302】
主催:葛城市観光ボランティアガイドの会
後援:葛城市・當麻寺・葛城市観光協会・葛城市教育委員会
真教寺さまをお迎えいたしました。
真教寺の皆様方を當麻寺へお迎えいたしました。真教寺さまでは年に1度、お檀家さまがたと共に研修旅行をされているそうです。事前に、ご住職さまと坊守さまが下見においでになり、丁寧に計画を立てられておられました。同じようにお寺をお預かりする立場として、真教寺ご住職さまのお檀家さまに対する姿勢は、当然のことながら大変見習うべき事が多くありました。
今回は30名の皆様方と共に、当院へ足をお運びいたしました。当院では、中将姫さまに纏わるお話と、當麻寺練供養会式に関わるお話をさせていただきました。特に、當麻寺練供養会式に関しては、お寺の行事を葛城市を中心とする地域の皆さま方と共にお護りしていることについて、興味深く聞いていただiように思います。
當麻寺は観光寺としても広く開かれているお寺ではありますが、お寺の法要を地域の皆さま方と共に護ることを、当院では最も大切にしております。また、次年度の當麻寺練供養会式で、真教寺の皆さま方とお会いできることを楽しみにしております。
合掌拝
浄土真宗本願寺派「真教寺」
■所在地: 586-0048 大阪府 河内長野市三日市町1055-1
■TEL: 0721-62-2996
葛城発信アートFAIR2017
今年も素晴らしい作品が展示されています。当院本堂においても力作が展示されています。この機会に是非足をお運び下しさい。合掌拝
葛城市HPより http://katsuragi-artfair.com/
葛城発信アートFAIR2017
奈良万葉、二上山の麗、古えの地で、現代人が忘れてはならないアートメッセージを発信します。
葛城市には、国宝8点を有する當麻寺をはじめ古代から受け継いできた誇るべき歴史遺産、金剛山地の北部に位置する二上山を中心とした穏やかな自然風景、そして葛城を愛する地元のアーティスト達を育む個性的なギャラリーがあります。
歴史と自然の共存したこの街に集まった作品は展示会場と溶け合い、互いを引き立てあって、どのような表情を見せてくれるのでしょうか。
奈良県葛城市を舞台とし、葛城市の魅力を発見し発信することを目的に、一昨年、アートイベント「葛城発信アートFAIR2015」を開催し、盛況を博しました。そしてこの秋、第3回目となる「葛城発信アートFAIR2017」を開催します。