今日は、朝11時前に家を出て、宇品⇒熊野⇒竹原市忠海町と用事を済ませながら車を走らせ、小学校の授業に伺いました。
すみません仕事の話しは、また後日に。
夕方帰宅し家に入ると、ヨーキー犬のチョロが我慢できずに玄関でおしっことウンコをしていて、申し訳ないという顔で私たちを出迎えてくれました。
そして、取るものもとらずに、廿日市のさくらぴあへ急ぎました!
今日は待ちにまった『安芸楽団のコンサート』!
会場に到着するや、長い長い行列ができていました!?
大ホールで「高嶋ちさ子・12人のヴァイオリニスト~女神たちの饗宴~」が同時開催されていて、その行列だったようです。
私たちの行き先は小ホール!
コンサートから帰って、今その余韻に浸っています!
素晴らしいホールに本当にマッチした、それはそれは素敵なコンサートでした!
(「由紀さおり」の歌唱も素晴らしいと思うのですが)安芸楽団の奏でる唱歌・民謡はまた格別なのです。
民衆の思いに寄り添ったアレンジとのびやかな歌で、曲のひとつひとつに新しい息吹が吹き込まれ蘇って私たちを優しい気持ちにしてくれるのです!
バックのドラム折田吉弘、キーボード折田栄子、篠笛・フルート梶川純司、ベース中野力、という重鎮に支えられ、和太鼓・パーカッションの若々しい折田新・三舟彩という年齢差が程よくて、琴・ボーカルの彩さんの何と自由で伸びやかな歌声なのでしょう!思わず引き込まれていきます!!
更に今日は、ゲストにボーカル森川博司、マリンバ・パーカッション金石あずさ氏を迎えての豪華な顔ぶれ!
私たちは日頃、安芸楽団の“追っかけ”をしています。
いつもはイベント会場で鑑賞するので、とても慌しく中々集中できないのですが、今日はユッタリと音楽を楽しめました!
楽団の作曲・編曲を担当している折田栄子氏・・・、
私は彼女の「音楽」が大好きで、私の仕事で太鼓の曲をたくさん作曲していただいています!
まだまだ知る人しか知らない存在かもしれませんが、折田ワールドをもっともっと多くの人に知ってほしいと思っています!
今日のコンサート・・・・、
メンバー紹介も兼ねた「秋田音頭」、「証城寺の狸囃子」などノリノリのステージあり、「砂山」やオリジナル曲「桜」は心のひだに浸み込んでくる感動的な曲でした!
東北(東日本大震災)に思いを寄せて作曲された本日初演の曲「海の子守唄」・・・・、
被災された人々、波にさらわれた人たちの在りし日のいきいきとした生活・日常が、今は穏やかな海に記憶されていて・・・・・、・・・・。
言葉にならない穏やかな、優しい音楽でした!
エンディング曲「なんでも鳴子」・・・、
これは備後府中市の「踊る国府太鼓」(府中市ドレミファフェスティバル)のために作曲された曲!
私も関わっていまして、よさこい踊りのためのMD音源を製作するために、その昔3日間かけてヤマハスタジオにて録音しました!
私はスタッフとしてコーヒーを入れる係りでした。
そして、曲の最初に“アーリャーヤートコセー”⇒<10/20訂正>“ィヤーレ セノヨーイヤナー アレワイセー コレワイセー サァー ナンデモセー”の木遣りが入るのですが、バックコーラスに私・新江・熊谷のトリオが歌いました。
その録音の音が、今日最初に流されました。
まるで声明の様でしたが、嬉しかったですね!
生演奏になると声明とはうって変わり、今日のフル編成でノリノリの演奏に会場は手拍子で盛り上がりました!
私は今日、折田夫婦と「安芸楽団」の前身の「ベラカ」というグループでその昔和太鼓でご一緒させていただいたこと、中でも「宮島かきまつり」での演奏を思い出しながら聴いていました!
今日帰宅するや私は疲れで全身が一気にダウンしていたのですが、安芸楽団の演奏を聴いて元気になり、明日からまた頑張ろうという気持ちになりました!
楽団の皆さま、今日は素敵な時間をありがとうございました!!
<10/20追記>
リーダーの折田吉弘氏のことを何も書きませんでした。
吉弘氏は、言わずもがな楽団の屋台骨!
性格も人柄も音楽性も、私など遠く及ばない雲の上の存在です!
ドラムのことは門外漢ですが、とにかくカッコ良く、安心感・安定感があり、分かりやすいですね。
いい感じで歳を重ねられて、益々魅力的になられました!
昨日のステージを観て、太鼓を打ちたいではなくて、私も“歌いたい!”とムズムズしてきました!
いつかお願いします!