斜め屋敷の八角館 | たごさくの本格ミステリー倶楽部&山野草

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            (横浜・馬車道)

今、家原英生さんの「(仮)ヴィラ・アーク設計主旨」を読んでおります。

そこに「斜め屋敷の八角館」と云う葬斎場の記述がある。

「風の丘葬斎場」と書かれている。

これは作家のフィクションだと思ったが検索してみる。

因みに島田荘司著「斜め屋敷の犯罪」+綾辻行人著「十角館の殺人」

 

本当にあった。

「斜め屋敷」だ「八角館」だ(但し八角館は航空写真によるが、平面図が見たい)

写真による立面図が沢山ある。

中はまるで美術館です(内部写真は省略)。

勿論、外部も美術館です。

 

航空写真による上空からの写真。

幽かに八角形が確認できる。

これは平面図が欲しいですね。

 

大分県中津市の「風の丘葬斎場」。

設計は槇文彦氏。

有名な建築士は丹下健三氏、黒川紀章氏、安藤忠雄氏くらいしか知りません。

槇文彦氏は建築界のノーベル賞と云われるプリッカー賞を受賞するなど、

日本を代表する建築家だそうです。

他の作品は、

「代官山ヒルサイドテラス」青山通りの「スパイラル」、「幕張メッセ」などが有名だそうです。

 

「(仮)ヴィラ・アーク設計主旨」の作者は「風の丘葬斎場」が氏の最高傑作だと述べている。

 

「さざえ堂」やこの「風の丘葬斎場」など面白い建築物は沢山ありますね。

 

追記

忘れていました。

「龍臥亭」に似た建築物もありました。

山形県の旧済生館本館(三層楼)です。

 

龍臥亭~島田荘司著「龍臥亭事件」より

 

*画像はお借りいたしました。