昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、
「本と映画とのん・能年玲奈の日々」です
飛鳥部勝則著『封鎖館の魔』読了しました。
下の方に少しトリックに触れています。
トリックと書いていますのでお気をつけてください。
『これぞ、館ミステリ!
劇的な復活を果たした飛鳥部勝則の最新作は、
「本格ミステリとしての新たな代表作」と自負する傑作!
封鎖館ーーそれは増改築を繰り返し無数の開かずの間を抱えた魔窟にして、
妖しき殺人譚が伝わる怪奇の檻。
かつて芸術家たちが青春を謳歌した狂騒の館は、令和に至り新たな流血を求めた。
密室での顔面切断死体の発生から殺人は連続し、僻地に隔離された館は再び狂騒に満ちる。
芸術に身をやつす者たちの狂気の坩堝から、
昭和、平成、令和を超えてついに示される「封鎖館の魔」の姿とはーー!?』
Amazon
飛鳥部ワールドの館ものなので、
普通の『館もの』ではないよね![]()
いつもの様なエログロのごっ煮の中の作品かも。
と思っていたら当たりでした。
飛鳥部ワールドを何冊か読んだ方は想像できると思います。
過去と現代の殺人事件がそのごった煮の中で起きる。
200Pぐらいまでは飛鳥部ワールドに辟易して面白くない。
と思って今回もアカンのか?と思ってが挫けずに読み進める。
が、俄然面白くなってきたのは200Pを過ぎてからです。
探偵は最初のプロローグ(エピローグかもしれない)と最後にしか出てこない。
昭和・平成・令和に封鎖館で起きた6人の殺人事件の犯人は誰か?
令和では3人が殺されグロテスクな死体として晒される。
この作品も館が大きすぎるので平面図は無いです。
部分的な平面図は書かれていますが。
以下、少しだけトリックに触れているので読む予定の方は読まないでください
↓
↓
↓
↓
↓
令和に起きた3件の殺人事件には館自体のトリックと密室殺人がある。
館自体のトリックは前もって何も触れられていないので「ずるい」と思わないでもないが、
『斜め屋敷の殺人』の密室殺人もそんなにヒントは無かった様に思う。
好き度面白度★4.0
『ラミア虐殺』よりはるかに面白いが『堕天使拷問刑』には遠く及ばない![]()
*次は南海遊著『パンドラブレイン亜魂島殺人(挌)事件を読み始めました。





