田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中の里芋の種芋の植え付けを紹介する。」
「里芋はインドからインドシナ半島が原産でサトイモ科サトイモ属の植物である。」
「4月中旬に種芋を植え付けた里芋は事前にプランターの土の上に置いて芽出しをしたため、全ての品種で発芽率が高くて元気に育つようになった。」
「里芋は5種類の品種を栽培している。」
「品種名は土垂、唐の芋、八つ頭、たけのこ芋、セレベスである。」
「里芋は4月中旬から5月下旬に種芋を植え付け、10月上旬から11月下旬に収穫期を迎える。」
「日照条件は日当たりが良い環境が適している。」
「水やりは多湿に強くて乾燥に弱いため、土の表面が乾いたら十分に水を与える。」
「肥料は6月中旬から下旬、8月上旬から下旬に追肥を施す。」
「一般的に農家は養分を多く貯蔵している親芋を使うが、家庭菜園では子芋もよく使われ、孫芋は小さくて腐りやすく育ちにくいため適していない。」
「種芋の大きさは約40~60gが適しており、発芽適温は約15~30度で、十分に暖かくなって芽が出てきた頃に植え付けると失敗が少ない。」
「芽出しの方法はポリポットやプランターの土に種芋の丸い部分を上にして置き、その後は約3~6日に1回のペースで十分に水やりをするだけだ。」
「そして約1ヶ月ほどすると芽が出てきて良好な種芋と不良な種芋の見分けが付くので、発芽不良や生育不良を減らせて順調に栽培することができる。」
アイリスオーヤマ: ベジタブルプランター 680 テラコッタブラウン
「土作りのベースにはサンアンドホープの花と野菜の土 プレミアム培養土と赤玉土 (小粒) を使った。」
「土壌殺菌剤は住友化学園芸の石原フロンサイド粉剤を使って殺菌と消毒をした。」
「土壌改良剤はサンアンドホープのバーミキュライトを使って保水性と排水性と保肥力を向上させた。」
「連作障害の対策はヤサキの連作障害ブロックW、朝日アグリアのハイパワーたい肥を使った。」
「土壌の酸度は朝日アグリアのハイパワー苦土石灰を使って弱酸性に調整した。」
「農薬は住友化学園芸のベニカXガード粒剤を使って害虫と病気の予防をした。」
「有機肥料はサンアンドホープのぼかし完熟有機100%肥料を施した。」
「化学肥料は朝日アグリアのカルシウム肥料、住友化学園芸のマイガーデンベジフルを施した。」
「里芋は事前に十分な芽出しをしてから種芋を植え付けたため全ての品種で発芽率が高く、過去最高の草丈の高さになるまで元気に育っている。」
「昨年度は田吾作の体調不良で水やりを十分にできなかったのが原因で生育不良になり、記録的な不作でほとんど収穫することができなかった。」
「何故か里芋とコンニャクイモのプランターから山芋が大量に発芽しているが、これは近くのプランターからムカゴが飛散して育っているのだろう。」
「田吾作ファームの里芋の栽培は続く……。」