[将棋]今の心境と今後のブログ方針... | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

「愛されることは、ただ燃え尽きることだ。愛することは、長い夜にともされた美しいランプの光だ。愛されることは消えること。そして愛することは、長い持続だ」 リルケ、『マルテの手記』より

 

 

 元旦に福間香奈女流四冠の結婚報告があり、当ブログでも驚いた旨を簡単に書きました。それで、このまま淡々とブログを継続しても良いのですが、一つの大きな変化ではあるので、もう少しだけファンの立場として今の私の心境について書いておこうと思いました。

 

 香奈さんがいつかは誰かと結婚するんだろうなぁというのは、昔から覚悟していた訳で、約6年前のブログでは、一週間だけ落ち込むつもりでいたようです。そもそもが冷静に考えれば、年齢は親子ほど違うし僕も既婚者で、たまにイベントとかで会えるといっても憧れの存在であって、リアルな生活空間での接点がある訳ではなし。つまり全部まとめてファンタジーなんです。また元々が生粋のガチ将棋ファンでもない身分の私ですが、それでも香奈さんが勝って活躍すれば嬉しいし、負けると悔しい。それがベースなので、姓が変わっても特に何かが変わることなく、そして間もなく今年も女流名人戦が始まれば自然と熱くなって応援していると思います。

 ただ正直に言えば、やっぱりちょっとだけ切ない。ちょうど寅さんみたいな心境かなぁ。俺だって馬鹿じゃないんだから分かっているさ、と。それで妹のさくらが、おにいちゃん、そんなにあの人のことが好きだったのね、みたいな。ファンタジーであっても恋は恋なのさ。

 あの序盤の中飛車の構想とか、中盤の硬軟自在の攻防手とか、終盤の切れ味とか将棋自体、それだけが好きなんだという人もいるかもしれません。だけど私はもっと低俗で、容姿や振る舞い、仕草、戦っている時の表情、そして時に笑顔、その全部に惹かれています。さらに言えば勝負なので良い時もあれば悪い時もある。そういう出来事の中で、特に辛い敗戦を理解できるとは言いませんが、なんらか勝手に共鳴してきたのかと。

 

 ブログを書く人というのは好きだからやってる訳で、あと資料とか記録とかあるいは気持ちかもしれませんが、整理しないとすっきりしない、そういう種族のように思えます。また巧拙はあるでしょうが基本的に書くのがそんなに苦にならないのだろうと。それでも、仕事でもないのに続けるのは、それなりの負荷にはなります。だから面倒くさいと感じるようになったら続ける意味がないのでたぶんやめるか書く頻度を落とすでしょうが、今のところはこれまで通りに継続しようと思っています。少しだけ変わるとすれば、あまりにもチャラけたトーンでは書きにくくなったかなというのと、当面は「福間香奈さん」と氏名一体表記が増えるように思います。これは、例えば加藤桃子さんとか伊藤沙恵さんと書くのと同じで、名前まで綴らないと本人特定感がやや不足気味に思われるので。もちろん文脈によるでしょうが。

 

 結局のところ、当方のブログは今までとほとんど変わらずに継続することになると思います。なぜなら僕が書き続けるのは、このブログがファンタジーの一部に過ぎないとしても、長く終わりのないラブレターだと思っているから。そして今年も大盤解説会や前夜祭、一般人が参加可能な就位式等があれば行くだろうし、ファンイベントとかがあれば年に1,2回くらいは会いたい。去年までと同じように。

 

 

 

なぁ~んて、ちょっとキザっぽくまとめてみました爆笑