明日はいよいよ第3期白玲戦七番勝負の最終局となります。本日行われた前夜祭に行ってきました。
主催者、ヒューリックの西浦会長の挨拶。
清水市代常務理事の挨拶。
里見白玲と挑戦者の西山女流三冠。今日は流石に最終戦を明日に控えてお二人とも基本的には終始硬い表情だったように思いますが、里見さんの方がやや持ち前の天然力で自然体だったようにも見えました。
対局の抱負を述べる里見さん。
明日の大盤解説会は誰が担当するのか、ずっと分からなかったのですが、解説が金井六段、聞き手が井道女流二段でした。深浦九段は最終戦の立会人の大役ですが流石に貫禄の存在感、記録係（兼明日の振り駒役）の脇田女流初段はやや緊張気味でした。
金井さんから、タイトル戦最終局の勝負強さの秘訣を聞かれて照れ笑いのようでもありましたが、まんざらでもないといった表情。なんと言っても勝負師はここ一番で勝たないと...そういう職業柄でしょうから。
前夜祭会場内で、ヒューリックの西浦会長、清水さん、明日出番の金井さん、井道さん、脇田さんと少しお話することができました。いつも、私はイベントなどに行っても、棋士の方々とどんな話をしたかを忘れずに割と覚えていられる方だと思うのですが、今日はほぼすっかり記憶が飛んでしまってます。会場内にあった水割りやワインを少し飲みましたが、流石に泥酔するほど飲んだわけではありません。帰宅途中、最寄駅から自宅まで20分近く歩くのですが、ふいに昨年のことを思い出しました。浅草で行われた白玲戦第6局。里見さんは敗れてしまったのですが、棋士編入試験明けでかなり疲れていたようでしたけれども、対局後の挨拶で、いつまでも引きずっていてはいけないという再起に向けた意志を示されていたように、私は感じました。今日と同じ帰り道で姉から脚の骨折で入院した父親のことで電話があり、その翌日手術は成功でしたが高齢のためと思いますが、様態が急変し逝去。その後、コロナ禍だったこともあり葬式の日程も変則的で、お葬式の日に最終局が行われ、全部終わった後にモバイル中継を確認したら里見さんが勝っていました。
そんな昨年のことを思い出しました。明日ははたしてどうなるでしょうか？もちろん里見さんが100%勝つと信じて応援します。泣いても笑っても最後の一番、明日の大盤解説会は早めに行って最前列をキープしたいと思ってます。
里見さん
、頑張れ~
