いよいよ棋聖戦の五番勝負が始まりましたが、先手となった挑戦者の藤井聡太七段が最後、渡辺棋聖の連続王手ラッシュを正確に受け切る形で見事に勝利されました。まだ第１局が終わったばかりですし、コロナ影響もあってか報道陣の数は少なめだったでしょうか？最近のタイトル戦は、挑戦者有利の傾向が続き、その理由は挑戦者は勝ち上がってきて勢いがあると言われてますが、ここ数年はタイトルの移動が続いたことも背景にありそうで、防衛側のタイトル保持者が渡辺三冠や少し前の羽生九段などの場合だと風格というか貫禄勝ちしてしまうこともあるのではないかと。そういう意味で言うと、今回の棋聖戦は新型コロナの影響で、会場も将棋会館となって、地方の対局場に移動したり前夜祭があったりというタイトル戦特有のしきたりや催しに流されてしまい知らず知らずの内にムードに飲まれるとかペースが狂うとかの心配がなかったですかね？ もっとも、藤井さんは、そういうことには全く動じないのかもしれませんが・・・。そんな流れの一環というか、時間もなかったのでしょうが藤井さんはスーツ姿でした。次局は渡辺さんが先手番ですし、徐々に懐深い老獪さを見せていくのか、あるいは藤井さんが新時代を告げるべく怒涛の攻めを貫くのか、今から待ち遠しいです。明後日の10日からは、豊島vs渡辺頂上決戦の名人戦も始まりますし。観る将も忙しいです (^^ゞ。
明日は早くも女流王位戦の第２局があります。私事ですが、これ在宅勤務中だとまずいだろうみたいなことを第１局の時に書きましたが、幸か不幸か、明日明後日は久々に出社の予定が入ったので時々モバイル中継を見るような節度ある？応援の仕方になりそうです。対局場は今度は関西将棋会館なので、微妙に里見さんのホームかなと？（移動が楽とか、そんな程度でしょうが・・・
） 今度は後手番なので、加藤さんはまず居飛車だとして、向かい飛車か三間飛車かはたまたゴキゲン中飛車なのか？ちなみにマイナビでは加藤さん先手番の第１局、第３局で後手の西山さんは三間飛車を選択し、特に第３局では加藤さんが13▲４五歩と早仕掛けからの圧勝というのもありましたので、その辺も関係ないかもしれないけど気にはなります。どこに振るかは里見さん次第なわけで...。前局の女流王位戦第１局の1筋の仕掛け、予定通りだったかどうか分かりませんが、久しぶりの対局という感じもあって嬉々として、抑えきれずに自ら勝負局面に突入みたいな雰囲気もありました。（競馬用語で言うところの、少し掛かり気味・・・。私の個人的感想ですけどね
。） 明日はどうなるのか？調子は良さそうだし、持ち時間4時間と長い勝負なので、中盤の捻じり合いで存分に力を発揮して、ぜひ第２局も勝ってほしいです。里見さん、頑張れ～
必勝
あと、備忘録というか次回のAbemaトーナメント団体戦の放送は土曜日でなく、14日の日曜日とのこと。それで、いよいよ藤井七段、増田六段を率いる優勝候補筆頭のチーム永瀬（二冠）が登場しますが、なんと、
聞き手が咲紀さんです
・・・ということで、絶対に見るぞぉ
それから、マイナビ出版、藤井猛九段の『藤井猛全局集、竜王獲得まで』の予約をしないと・・・。6月21日〆切だったかな？ と言うのも、5月25日のツイート以降、どうなったのか分かりませんが、藤井九段と里見女流四冠の動画特典（＋公開収録の可能性もある？）ということでしたから。（そう言えば、我が家にも今日やっと特別給付金の案内書類が届いたので速攻で郵送申請しました。そこから捻出できそう。）