今日は会社行ってスマホでモバイル中継をチョロ見してましたが(笑)、午前中から大激戦になって、これはもう一番興奮するね。間違いないね（サンドウィッチマン風のノリで）。
戦形は後手番の里見さんが中飛車に振りましたが、中田功八段の中継コメントによると、3▲４八銀で加藤さんが誘導したとのことでした。3▲２五歩、4△３三角まで決めちゃうと向かい飛車とかになってた・・・（のかな？） ちなみに今日のモバイル中継では、中田八段とLPSA鹿野女流二段の対話風のコメント記載がとっても臨場感あり、大盤解説を見ているようで楽しめました。38手目の△７三桂までは指定局面のように進行し、お互い消費時間5分足らずで到達。先後は逆ですが、第1局と同一図面となり、前局ではそこから里見さんが▲６五銀（反転して見ると４五銀）と出たところですが、本局では加藤さんの39▲３七桂にすかさず40△３五歩と返していきなり衝突することに。（以下省略、(^^;）
午前中に66△６六桂まで進みましたが、まだまだ大変な局面かもしれませんが桂馬が６五、６六と並んだ形での金取りで、先手穴熊の中枢部を直撃し見るからに痛そう。午後に入ってからは、優位拡大のような進展で、加藤さんの持ち時間は減っていきましたが、里見さんはそんなに悩むこともなさそうで16時に終局。里見さんの消費時間は持ち時間4時間中の1時間31分。最後、安全勝ちでも構わない局面から、龍を切り、銀を捨てての11手詰めで、プロなら120%の確信を持って進んだということでしょうが、女流王位戦というと僕なんかは一瞬2年前の第1局のことを思い出したりしましたが、両者当然といった形でトントンと進んで、あっさり。でも詰み形は最後の金を使ってぴったりなので（歩を除く）、見てる方としては若干ひやひや。もっとも、ぴったり足りるから詰ましに行ったのでしょうし、時間もたっぷり残ってたので、行かないと逆におかしいってことですか。
第3局は来週17日（水）、また関西将棋会館で行われます。今度は里見さん先手番ですが、お二人とも頑固な感じがするというか意地もあるので、また中飛車ではないかと・・・。