[将棋]渡辺二冠、高見七段との会話 | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 女流棋士発足45周年記念パーティ参加の続きで、前のブログで未完了のところを書いておこうかと。。。時間が空くと段々忘れちゃうしね。前回は棋士の方との会話形式で書いたりしましたが、今思うと我ながらよく書いたもんだと感心(^^ゞ)。上手に書けたかどうかは別として、結構ノリで書かないと筆が進まない・・・。ということで今回は普通に行きます。

 

⑪渡辺二冠

 お話ししたのはイベント中盤くらいだったと思いますが、女流棋士クイズ司会の自分の出番までは会場の後ろの方に居て、割と多くの人と普通にリラックスして会話されているようでした。渡辺さんは、頭の回転が早く、会話もこっちの意図を汲み取って拾って返してくれる感じでした。それで、私もどんな感じで話したのか(うまく質問できていたのか)は忘れてしまいましたが、なんで最近は調子良いのでしょうか?というあたりを改めて聞きました。本人曰く、ここ最近変わってきたプロの将棋の展開や戦術をようやくつかんできたというニュアンスのことを言われてました。最近なんかで誰か(遠山六段だった?)が、渡辺二冠の棋風改造に至った心境みたいなことについて書かれた記事を読んだ記憶がありますが、将棋世界の6月号(立ち読みだけなので手許にはない・・・)だったかなぁ?それで、私も個人的なファン意見ですが、やっぱり強い渡辺さんが戻ってこないと将棋界は盛り上がらないと思っていると伝えました。もちろん特定の誰かが活躍するから盛り上がるとかいう話ではないと思いますが、ついこの前までのような群雄割拠の状態がずっと続いて、ある意味ランダムにタイトル保持者が登場し、トップ集団はみんな強いって状態はどうかなと。もちろん強い人はいっぱい居て、紙一重の差なんだけど、ある意味残酷かもしれないけど、一部の人が全部持って行く状態が有って(羽生さん?)、それに反発して、あるいは世代交代の覇者としてニュースターが生まれるという方が、絵的にはストーリーになるのではないかと。時代の流れに軸が有るっていうか。。。羽生さんの次がもう少し明確に渡辺さんという時期があっても本来良かったはずが、羽生さんが強すぎたのか、その次の天彦前名人が羽生さんを天下から引きずり下ろす起点になったように思うのですが、この一年で今度はすっかり豊島時代になったのかという流れもあり。それで現在行われている棋聖戦の豊島戦は大きな分岐点になりかねない大一番だと本人も言われてました。ちょうど第1局を先手番ながら逆転負けで持って行かれた後でしたが、先週19日(水)の第2局では今度は後手番で取り返して1勝1敗。僕はあんまり男性棋戦は(特に相居飛車戦は)観ませんが💦、ここは注目。頂点を極めるのはどちらなのか?今一番強い二人の激突なのですから、もっと盛り上げて良い気もしますが、明確な対立要素もないのでそこが微妙。新対旧、攻め対守り、アナログ対デジタル・・・どれも当てはまらないし無理やり作る必要もないですが、そういう対決の基軸が有った方が観る将的には面白いのですけれど。敢えて言えば、感想戦で饒舌と寡黙・・・、それくらいしか思いつきません。

 あと藤井聡太さんの話も聞きましたが、間違いなく強いけれど、ここ最近はトップレベルの対戦相手には止められたり、少し苦労しているかなと。

 最後にというか、これを言うのはずいぶん前の話だし、流石にどんなものかと躊躇うところもありましたが、2017年9月の叡王戦本戦出場を決めた際のインタビュー(謝罪コメント)について、渡辺二冠ご本人に、「ファンに直接謝罪した態度は素晴らしかったし立派だと思いました。それまでよくあんな辛い気持ちで頑張られたと思いますし」、と伝えました。渡辺二冠の復活は戦術転換とか当然技術の話でしょうが、精神的にはやはりここだと僕は思っている訳でして、思ったことを言うのもファンのお務めの一部かなぁって…。冷静沈着な渡辺さんですが、「いやぁ~、謝罪して褒められたのは初めてです」って反応に困ってましたかね。。 

 

⑫高見七段

 やっぱり、この前の叡王戦の結果が残念だった訳ですが、ちょうど今日のNHK将棋フォーカスで、ニコ生映像も使って振り返り特集をやってましたね。番組の中で高見さんは、心も強くならないといけない、と言われてましたし、葉月さんとの会話でさりげなくですが、大きな目標を掲げていましたね。つまり、前MCの中村太地さんが(王座)就位式でかりんさんから花束をもらったように、現MC陣の都成さんと共に、葉月さんを呼べるように頑張りたいと。すなわち、またタイトル取る(or取りたい)ぞと。

 高見さんは京急将棋まつりやその他のイベントで見かけていますが、話しかけたのは今回が初めてだったかも。それで、横浜の話からスタートして、永瀬さんも横浜ということもあって、やっぱり叡王戦の話になり、最後はまた頑張ってくださいという話になっていったのですが、振り返ると何故こんなに上から目線で言ったのか、冷静になると赤面もので申し訳ないって感じなのですが、「やっぱり、勝負はハートですよ!」と、私言いました・・・アマ1級のくせにwww・・・(;^ω^)。ただ、伝えたかったところは、凹んでちゃだめだと、ガッツ出していきましょうと、そういうところ(同じか)でした。。。