まだ一昨日の45周年パーティーの余韻に浸っていますが、明日は清麗戦本戦の準決勝で頼本さんとの対局です。持ち時間も3時間と長くなりますし、負ける可能性は極めて低いと思いますが、勝負事ですからね。ライブ中継を見ながら応援するだけの気楽な立場とは言え、冷静に緊張感持って見るように気を付けたいかなと。そもそも、自分は仕事の合間に見る訳だし・・・。
明日の対局が終わると、その勝者（里見さんと信じてますが）と甲斐さんの間で持ち時間４時間の五番勝負となります。タイミング的には、両対局者が決定する明日の夕方に、その発表とかありますかね？対局日程や対局場の情報など。女流王座とマイナビを超えての序列一位の女流棋戦ですから豪華にやって欲しい気がします。もしも大盤解説とか土日に関東近場なら観に行くんだけどな。（両親の介護の都合で絶対とは言えないんだけど。。。という意味では平日年休パターンの方がむしろ幸便か？）
１敗で脱落の憂き目にあった中村真梨花さんは若干気の毒で、また皆さんそうでしょうが、やはり伊藤沙恵さんは初タイトルの夢を掛けてこの場に立ちたかったでしょうけど。競馬用語で「調子より格」とか言いますが、他の棋戦でそんなに勝ちまくっているイメージは無いですが、甲斐さんは結果として清麗戦でうまく星をまとめたことになりますが、タイトル通算7期の貫禄ですかね？
伊藤さんはAbemaTVの早指し戦で里見さんに勝ち越しましたし、女流名人戦で一つ返したので、一昨年度からは少し盛り返し機運にありますが、倉敷藤花での谷口さん、女流王将戦での加藤さん、この前の女流王位戦での渡部さんと、（清水さんは大ベテランなので別格でいいとして）、里見さんに負かされると魂抜けちゃうみたいな、そんな風にも感じます。これ何かなぁと思ってたんですが、漫画のあしたのジョーで、ホセ・メンドーサに負けたボクサーが（最後は矢吹丈も）、灰になってしまう、あの描写の感じに近いかもとか思いました(注※)。比較して西山さんに負けると豪快に力負けしたって完敗感はありますが、里見さんに負けると、全部見透かされて綺麗さっぱり無一文になって全部を失うみたいな（完全に読み切られて）そんな負け方になるでしょうか？もちろん、その里見さんだって出場している一般棋戦では苦労して、まだまだ勉強中って訳ですから・・・。
そんなことを考えたりもしたのは、今日買ってきたNHKテキスト将棋講座7月号の記事がとっても良かったから。なんか、こう昔から知ってるわけでも無いんですが、目頭が熱くなりますね。
それから、NHK杯の対局放送（対高崎六段戦）が7月21日で、解説が羽生さんということでこれは見逃せません。だいたい放送の一か月前くらいに収録するようなので、ひょっとするともう終わってる可能性もありますが、明日の清麗戦の後かなぁ？とか。これは分からないので、とにかく時空を超えて頑張れ！！と応援するしか有りません＼(^o^)／
さらに今日届いたハガキによれば、7月13日に出雲の地元で行われる後援会の総会、交流会に里見さん本人が参加されるようなので、万難を排して是非とも出席せねばなるまい・・・と、言いたいんだけど行けるかな？行きたい♥。
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※記憶が曖昧になってました。ジョーとホセの戦いでは、勝ったホセが逆にジョーの執念に正気を失い髪が白くなり、負けたジョーは全力を出し尽くして(今でも解釈に分かれる)灰になったんでしたね。完全な比喩にはならないかも…。