ティム・オライリーの"What Is Web2.0 "の2ページ目の横っちょにあった"A Platform Beats an Application Every Time"というコラムを要約してみました。オライリーおじさんによる「競争のルールがかわりましたよ」というお話です。申し訳ないことに、ちょっとよく分からないところがあったので、そこはとばしています。


What Is Web2.0の1ページ目の要約についてはコチラ です。


変なところが多々あると思いますが、笑い飛ばしてやってください。もしも、指摘していただけたら幸いです。


原文

What Is Web2.0の2ページ目”A Platform Beats an Application Every Time”

http://www.oreillynet.com/pub/a/oreilly/tim/news/2005/09/30/what-is-web-20.html?page=2



<原文>


”A Platform Beats an Application Every Time”

In each of its past confrontations with rivals, Microsoft has successfully played the platform card, trumping even the most dominant applications. Windows allowed Microsoft to displace Lotus 1-2-3 with Excel, WordPerfect with Word, and Netscape Navigator with Internet Explorer.


<要約>


「プラットフォームはいつもアプリケーションを打ち負かす」


ライバルとのそれぞれの対決において、マイクロソフトは「プラットフォーム」というカードを効果的に用いて、最も支配的なアプリケーションさえも打ち負かしてきました。エクセルがLotus1-2-3に取って代わり、ワードがWordPerfectに取って代わり、インターネットエクスプローラーがNetscape Navigatorに取って代わりました。これらをマイクロソフトに可能とさせたのは、(プラットフォームとしての)ウインドウズの力によるものです。


<原文>


This time, though, the clash isn't between a platform and an application, but between two platforms, each with a radically different business model: On the one side, a single software provider, whose massive installed base and tightly integrated operating system and APIs give control over the programming paradigm; on the other, a system without an owner, tied together by a set of protocols, open standards and agreements for cooperation.


<要約>


しかしながら、現在衝突しているのは、プラットフォームと一つのアプリケーションではありません。全く異なったビジネスモデルを持っているプラットフォーム同士が衝突しているのです。一方は、一つのソフトウェア会社が、巨大な基盤と、強固に統合されたAPIとOSを持ち、プログラミングを通じて管理する枠組みです。一方は、管理者を持たず、協働のためのプロトコルとオープンな標準、合意によって結びついたシステムです。


<原文>


Windows represents the pinnacle of proprietary control via software APIs. Netscape tried to wrest control from Microsoft using the same techniques that Microsoft itself had used against other rivals, and failed. But Apache, which held to the open standards of the web, has prospered. The battle is no longer unequal, a platform versus a single application, but platform versus platform, with the question being which platform, and more profoundly, which architecture, and which business model, is better suited to the opportunity ahead.


<要約>

ウインドウズはAPIによる支配の象徴です。Netscapeは、マイクロソフトが他のライバルに対して使ったのと同じ手法を使ってマイクロソフトの管理に挑戦し、失敗しました。しかし、オープンなウェブの標準を握ったアパッチは成功しました。アパッチとウインドウズの戦いは、決して非対称な争いではありません。プラットフォームとアプリケーションの戦いではなく、プラットフォーム同士の戦いなのであり、どちらのプラットフォームに見込みがあるかという問い掛けを含んだ問題です。より根本的な問いかけは、どちらの構造、どちらのビジネスモデルが、より次世代に適合するのかということです。


<原文>


Windows was a brilliant solution to the problems of the early PC era. It leveled the playing field for application developers, solving a host of problems that had previously bedeviled the industry. But a single monolithic approach, controlled by a single vendor, is no longer a solution, it's a problem. Communications-oriented systems, as the internet-as-platform most certainly is, require interoperability. Unless a vendor can control both ends of every interaction, the possibilities of user lock-in via software APIs are limited.


<要約>


ウインドウズは、パソコン時代の初期において、素晴らしく有用な問題解決策でした。以前までソフトウェア産業が混乱していた多くの問題を解決することで、ウインドウズは、アプリケーションの開発者たちが活躍する場所を平準化しました。しかし、ひとつの企業によって管理された、たったひとつのやり方は、解決策でも何でもありません。問題なのです。コミュニティに由来するシステム(プラットフォームとしてのインターネットがまさにそうです)は、それぞれが、それぞれに管理できることが必要です。もし、ソフトウェア企業がすべてのやり取りの両端を管理できなければ、API経由でユーザーを囲い込む可能性は限定的なものになります。


<原文>


Any Web 2.0 vendor that seeks to lock in its application gains by controlling the platform will, by definition, no longer be playing to the strengths of the platform.


<要約>

すみません。ここのところ、何となく意味は分かるのですが…


<原文>


This is not to say that there are not opportunities for lock-in and competitive advantage, but we believe they are not to be found via control over software APIs and protocols. There is a new game afoot. The companies that succeed in the Web 2.0 era will be those that understand the rules of that game, rather than trying to go back to the rules of the PC software era.


<要約>


囲い込みに見込みがないとか、戦略的な優位性が失われたと言っているわけではありません。ただ、われわれが信じているのは、APIやプロトコルを通じた管理が機能しなくなるということです。新しいゲームが進行中なのです。このWeb2.0時代で成功する企業は、ソフトウェア時代のルールに時計の針をもどす企業ではなく、この新しいゲームのルールを理解した企業になることでしょう。


---要約終了---


下であんなこ と書いたので、さっそく取り組んでみます。

Web2.0カンファレンスの開催にあわせて、ティム・オライリーが「What Is Web2.0 」という論文をアップしました。「Web2.0とは何ぞや?」そのものずばりです。ティム・オライリーはWeb2.0という概念の提唱者の一人で、Web2.0カンファレンスの主催であるオライリーメディアの創業者です。


このページでは「What Is Web2.0」の要約みたいなことを試みたいと思います。オライリーが何を書いているのか、大枠さえ理解できればなと思っています。


私には英語力が不足しています。中学生レベルです。なので、不適切な部分や、間違い、分かりづらい部分があれば指摘していただけると助かります。


オライリーの論文は5ページからなります。ここではその1ページ目から。


原文はこちら

O'Reilly "What Is Web2.0"

http://www.oreillynet.com/pub/a/oreilly/tim/news/2005/09/30/what-is-web-20.html


<原文>


The bursting of the dot-com bubble in the fall of 2001 marked a turning point for the web. Many people concluded that the web was overhyped, when in fact bubbles and consequent shakeouts appear to be a common feature of all technological revolutions. Shakeouts typically mark the point at which an ascendant technology is ready to take its place at center stage. The pretenders are given the bum's rush, the real success stories show their strength, and there begins to be an understanding of what separates one from the other.


<要約>


2001年のドットコムバブルの崩壊は、Webにとっての大きな転換点になりました。多くの人は、Webが誇大に喧伝されすぎたと考えました。ただ、バブルとバブルの崩壊は、全ての技術革新に見られる共通の特徴でもあります。景気後退は、上向きの技術が社会的に認められる準備ができたことを示す典型的な現象です。景気後退によって、偽者は追い出され、本当の成功物語がその強さを見せています。また、偽者と本物の見分け方についても、理解がはじまっています。


<原文>


The concept of "Web 2.0" began with a conference brainstorming session between O'Reilly and MediaLive International. Dale Dougherty, web pioneer and O'Reilly VP, noted that far from having "crashed", the web was more important than ever, with exciting new applications and sites popping up with surprising regularity. What's more, the companies that had survived the collapse seemed to have some things in common. Could it be that the dot-com collapse marked some kind of turning point for the web, such that a call to action such as "Web 2.0" might make sense? We agreed that it did, and so the Web 2.0 Conference was born


<要約>


Web2.0は、O'ReillyとMediaLive Internationalによるブレインストーミングセッションでうまれた概念です。オライリー社の副社長、Dale Doughertyは、刺激的なアプリケーションや、サイトが驚くべきペースで登場し、Webがますます重要になってくることを指摘しました。そして何より、ドットコムバブルの崩壊を乗り切った企業には何か共通したものがあるように思えました。ドットコムバブルの崩壊は、Webの転換点なのだろうか?いわゆる「Web2.0」と呼ばれる潮流は意味をなすのだろうか?私達は、この考えに賛同しました。そして、Web2.0カンファレンスがうまれたのです。


<原文>


In the year and a half since, the term "Web 2.0" has clearly taken hold, with more than 9.5 million citations in Google. But there's still a huge amount of disagreement about just what Web 2.0 means, with some people decrying it as a meaningless marketing buzzword, and others accepting it as the new conventional wisdom.


<要約>


それから1年半のうちに、「Web2.0」という言葉は確固とした地位を築きました。しかし、Web2.0が何なのかについては、膨大な異論があります。あるひとは、Web2.0をマーケティングのために作られた意味のない言葉だと非難し、またある人は、Web2.0を新しいけれども、平凡な知恵として受け止めています。


<原文>


This article is an attempt to clarify just what we mean by Web 2.0.


<要約>

この記事では、我々がどういう意味でWeb2.0という言葉を使っているのかということを明らかにしていきます。


<原文>


In our initial brainstorming, we formulated our sense of Web 2.0 by example:



Web 1.0



Web 2.0

DoubleClick --> Google AdSense
Ofoto --> Flickr
Akamai --> BitTorrent
mp3.com --> Napster
Britannica Online --> Wikipedia
personal websites --> blogging
evite --> upcoming.org and EVDB
domain name speculation --> search engine optimization
page views --> cost per click
screen scraping --> web services
publishing --> participation
content management systems --> wikis
directories (taxonomy) --> tagging ("folksonomy")
stickiness --> syndication



<要約>


我々は実際の例を挙げて、Web2.0の意味を考えるブレインストーミングを行った。


Web1.0→Web2.0


Double Click(バナー広告)→グーグルアドセンス(自動でサイトに表示する広告を選択するサービス)


Ofoto(写真共有サイト)→Flickr(Flash、Ajax、タグなどを活用した写真共有サイト)


Akamai(コンテンツ配信サイト)→BitTorrent(P2Pを利用したコンテンツ配信サービス)


mp3.com(音楽配信サイト)→ナップスター(P2Pを利用した音楽配信サービス)


ブリタニカオンライン(オンライン百科事典)→ウィキペディア(共同執筆によるオンライン百科事典)


ページビュー→クリック単価


screen scraping(HTML から情報を取り出す手法) → web services


出版→参加


コンテンツマネジメントシステム (Webサイト管理ツール等)→ wikis(共同コンテンツ管理ツール)


ディレクトリ(タクソノミー、分類学)--->タグ付け(フォークソノミー、人々による分類)


サイト訪問の繰り返し--->シンジケーション(サイトの枠組みをこえること)



<原文>


The list went on and on. But what was it that made us identify one application or approach as "Web 1.0" and another as "Web 2.0"? (The question is particularly urgent because the Web 2.0 meme has become so widespread that companies are now pasting it on as a marketing buzzword, with no real understanding of just what it means. The question is particularly difficult because many of those buzzword-addicted startups are definitely not Web 2.0, while some of the applications we identified as Web 2.0, like Napster and BitTorrent, are not even properly web applications!) We began trying to tease out the principles that are demonstrated in one way or another by the success stories of web 1.0 and by the most interesting of the new applications.


<要約>


このリストはまだまだ続きますが、ここで私達がWeb1.0とし、一方でWeb2.0としたアプリケーションやアプローチの違いは何なんでしょうか?Web2.0というミーム(注1)があまりに広くに知れわたってしまい、企業がマーケティングのための宣伝文句として使い出したために、Web1.0とWeb2.0は何が違うのか?という問題は、一部で緊急の課題になっています。また、この問題には難しいところもあります。宣伝文句中毒のスタートアップ企業がはっきりとWeb2.0ではないといえるのに対して、ナップスター・BitTorrentのように、我々がWeb2.0と定義したアプリケーションのいくつかは、厳密にはWebアプリケーションでさえないからです。そこで、我々は、Web1.0の成功事例や、新しいアプリケーションの最も興味深い事例を見ていくことで、Web2.0の原則を見出すことにしました。


注1:

ミームとは、リチャードドーキンスが著書「利己的な遺伝子」ではじめて使用した概念。文化の変異・伝達・淘汰を進化になぞらえた時に、遺伝子に相当する概念のこと。

詳しくはWikipedia「ミーム」のページで

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0


ミームとしてのWeb2.0について言及している記事

デジタル・ネイティブ 「 ミームとしてのWeb 2.0と、Hypeとしてのドットコムの違いを知る」

http://www.goodpic.com/mt/archives2/2005/08/_web_20hype.html


<原文>


1. The Web As Platform

Like many important concepts, Web 2.0 doesn't have a hard boundary, but rather, a gravitational core. You can visualize Web 2.0 as a set of principles and practices that tie together a veritable solar system of sites that demonstrate some or all of those principles, at a varying distance from that core.


<要約>


1.プラットフォームとしてのWeb


多くの重要な概念と同様に、Web2.0にも明確な境界はなく、むしろ重力の中心であると言えます。下の図(注2)は、Web2.0を図示したものです。様々な概念や実例が、中心からの距離を変えながら、まるで本物の太陽系のように結びついているのがわかります。


注2:Flickrにアップされている「Web2.0MemeMap 」のこと。原文 でも見ることができます。


<原文>


a confFigure 1 shows a "meme map" of Web 2.0 that was developed at a brainstorming session during FOO Camp, erence at O'Reilly Media. It's very much a work in progress, but shows the many ideas that radiate out from the Web 2.0 core.


<要約>


図1 は、Web2.0のミームマップです。Web2.0という概念からでてきた様々なアイディアを見ることができます。

<原文>

For example, at the first Web 2.0 conference, in October 2004, John Battelle and I listed a preliminary set of principles in our opening talk. The first of those principles was "The web as platform." Yet that was also a rallying cry of Web 1.0 darling Netscape, which went down in flames after a heated battle with Microsoft. What's more, two of our initial Web 1.0 exemplars, DoubleClick and Akamai, were both pioneers in treating the web as a platform. People don't often think of it as "web services", but in fact, ad serving was the first widely deployed web service, and the first widely deployed "mashup" (to use another term that has gained currency of late). Every banner ad is served as a seamless cooperation between two websites, delivering an integrated page to a reader on yet another computer. Akamai also treats the network as the platform, and at a deeper level of the stack, building a transparent caching and content delivery network that eases bandwidth congestion.


<要約>


去年のWeb2.0カンファレンスで、John Battelleと私とで、Web2.0の原則をリストアップしていたのですが、それら原則の中で最も重要なものは「プラットフォームとしてのWeb」でした。しかし、「プラットフォームとしてのWeb」という主張は、マイクロソフトとの戦いで燃え尽きたネットスケープの主張をぶり返すものでした。さらに、冒頭でWeb1.0の事例としたDoubleClikcとAkamaiはWebをプラットフォームとして扱った先駆者でした。広告サービスを「Webサービス」と考える人はあまりいませんが、広告サービスがはじめて「ウェブサービス」や「マッシュアップ」(注3)をひろく展開したのです。どんなコンピューターでページを見ても、バナー広告が表示されます。こうすることで、バナー広告は2つのWebサイト間をシームレスにつなぎました。Akamaiもネットワークをプラットフォームとして扱いました(注4)


注3:リミックスのような意味。

注4:技術的なところが分かりませんでした。


<原文>


Nonetheless, these pioneers provided useful contrasts because later entrants have taken their solution to the same problem even further, understanding something deeper about the nature of the new platform. Both DoubleClick and Akamai were Web 2.0 pioneers, yet we can also see how it's possible to realize more of the possibilities by embracing additional Web 2.0 design patterns.


<要約>


にもかかわらず、これらの先駆者たちと、Web2.0企業には明確な違いがあります。なぜなら、後の参入者たちは、新しいプラットフォームについてより深く理解をし、同じ問題について、さらに進んだ方法で解決策を提供したからです。DoubleClickもAkamaiもWeb2.0の先駆者でした。しかし、われわれは、Web2.0のさらなる可能性を知っているのです。


<原文>


Let's drill down for a moment into each of these three cases, teasing out some of the essential elements of difference.


<要約>


ここからは、3つの事例をとりあげ、それぞれについて掘り下げることで、Web2.0とWeb1.0の本質的な違いを見ていきます。


<原文>


Netscape VS Google


If Netscape was the standard bearer for Web 1.0, Google is most certainly the standard bearer for Web 2.0, if only because their respective IPOs were defining events for each era. So let's start with a comparison of these two companies and their positioning.


<要約>


ネットスケープ対グーグル


ネットスケープがWeb1.0の使者ならば、グーグルはWeb2.0の使者でしょう。ネットスケープとグーグル、両者のIPOはそれぞれの時代をわける分水嶺にあたるかもしれません。そこで、この2つの会社と、そのポジションを比較することからはじめていきます。


<原文>


Netscape framed "the web as platform" in terms of the old software paradigm: their flagship product was the web browser, a desktop application, and their strategy was to use their dominance in the browser market to establish a market for high-priced server products. Control over standards for displaying content and applications in the browser would, in theory, give Netscape the kind of market power enjoyed by Microsoft in the PC market. Much like the "horseless carriage" framed the automobile as an extension of the familiar, Netscape promoted a "webtop" to replace the desktop, and planned to populate that webtop with information updates and applets pushed to the webtop by information providers who would purchase Netscape servers.


<要約>

ネットスケープは、古いソフトウェアのパラダイムのなかにあって、「プラットフォームとしてのWeb」を組み立てました。彼らの最も重要な製品はブラウザであり、デスクトップアプリケーションです。彼らの戦略は、高価なサーバー市場で地位を得るために、ブラウザ市場での優位を使うことでした。理論的には、ブラウザを通じたコンテンツやアプリケーションのコントロールはPC市場でMSが享受しているような、ある種の市場での力をネットスケープに与えるはずでした。「馬なしの乗り物」という概念が、自動車の普及をおしすすめたという、よく知られた事例のように、ネットスケープは「Webtop」をデスクトップのかわりになるよう働きかけました。(注5)


注5:このあたりがよく分かりませんでした。申し訳ありません。


Much like the "horseless carriage" framed the automobile as an extension of the familiar, Netscape promoted a "webtop" to replace the desktop, and planned to populate that webtop with information updates and applets pushed to the webtop by information providers who would purchase Netscape servers.


<原文>


In the end, both web browsers and web servers turned out to be commodities, and value moved "up the stack" to services delivered over the web platform.


<要約>

しかし、結局のところ、ブラウザやサーバーはコモディティ化し、富は、ウェブプラットフォームを越えて、「上流の」サービス提供者へ移動してしまいました。


<原文>


Google, by contrast, began its life as a native web application, never sold or packaged, but delivered as a service, with customers paying, directly or indirectly, for the use of that service. None of the trappings of the old software industry are present. No scheduled software releases, just continuous improvement. No licensing or sale, just usage. No porting to different platforms so that customers can run the software on their own equipment, just a massively scalable collection of commodity PCs running open source operating systems plus homegrown applications and utilities that no one outside the company ever gets to see.


<要約>


対照的に、グーグルは、ウェブだけのプリケーションとしてうまれました。パッケージソフトウェアを売る必要はなく、サービスとして提供されました。消費者は、利用に応じて、間接的、直接的に費用を支払います。ここに、古いソフトウェア産業の罠は存在しません。計画的なソフトウェアのリリースはなく、ただ、継続的な改善があるだけです。ライセンスも販売もなく、ただ使うだけです。様々なプラットフォームに対応させる必要もないので、消費者はどんな環境でも、ソフトウェアを走らせることができます。こうしたことを実現するには、コモディティ化したPCを集め、外部からは参照することのできない自作のアプリケーションやユーティリティをオープンソースのOS上ではしらせるだけでいいのです。


<原文>


At bottom, Google requires a competency that Netscape never needed: database management. Google isn't just a collection of software tools, it's a specialized database. Without the data, the tools are useless; without the software, the data is unmanageable. Software licensing and control over APIs--the lever of power in the previous era--is irrelevant because the software never need be distributed but only performed, and also because without the ability to collect and manage the data, the software is of little use. In fact, the value of the software is proportional to the scale and dynamism of the data it helps to manage.


<要約>


グーグルに必要とされるのは、ネットスケープが全く必要としなかった能力です。データベースを管理する能力です。グーグルは、単純なソフトウェアの集まりではありません。グーグルは特殊なデータベースなのです。データがなくては、ツールは役に立ちません。ソフトウェアがなくては、データは管理できません。ソフトウェアのライセンスや、APIを通じた管理―前時代に効力を持っていた手段―は不適切になりました。なぜなら、ソフトウェアは、分配されるものではなく、仕事を遂行するものだからです。また、データを集めたり、管理する能力がなければ、ソフトウェアはほとんど機能しないからです。事実、ソフトウェアの価値は、ソフトウェアが管理を手助けするデータの規模や、活発さに比例しています。


<原文>


Google's service is not a server--though it is delivered by a massive collection of internet servers--nor a browser--though it is experienced by the user within the browser. Nor does its flagship search service even host the content that it enables users to find. Much like a phone call, which happens not just on the phones at either end of the call, but on the network in between, Google happens in the space between browser and search engine and destination content server, as an enabler or middleman between the user and his or her online experience.


グーグルのサービスは、たくさんのインターネットサービスの集まりであるにも関わらず、サーバーではありません。ユーザーはブラウザを通じてグーグルのサービスを使っているのに、グーグルのサービスはブラウザではありません。グーグルの主要なサービスである検索でさえ、ユーザーが探したコンテンツを表示しているだけです。端末上ではなく、端末をつなぐネットワーク上でうごいている電話のように、グーグルは、ブラウザと、サーチエンジンと、コンテンツの間で活動する、ユーザーとオンライン体験の仲介者なのです。


<原文>


While both Netscape and Google could be described as software companies, it's clear that Netscape belonged to the same software world as Lotus, Microsoft, Oracle, SAP, and other companies that got their start in the 1980's software revolution, while Google's fellows are other internet applications like eBay, Amazon, Napster, and yes, DoubleClick and Akamai.


<要約>


ネットスケープとグーグルは同じソフトウェア会社ですが、明確な違いがあります。一方でネットスケープが、ロータスやMSなど、80年代に興ったソフトウェア革命の時代の企業と同じところに属しているのに対し、グーグルはイーベイ、アマゾンなどと同じ、インターネットアプリケーションの会社に属しています。


---1ページ目終了---


間違い等ありましたら、教えていただけると助かります。


つづき

O'Reilly "What Is Web2.0"を要約してみる その2

オライリーおじさんの「What Is Web2.0」を、ない英語力と友人の力を借りながら訳していました。

他力本願ちっくに、誰か訳してくんねーかなーと思っていたところ、ふと抱いたのは「英語で読むITトレンド」で取り上げられているんじゃない?という淡い期待。さっそく梅田望夫さんのブログへアクセス。


すると、最新の記事がこんなものでした。


Web 2.0時代を生きる英語嫌いの若い人たちへの英語勉強

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051009/p1


タイムリーヒット。「自分で勉強しなさい」とさとされたような気分です。


ブログを書いたり(っても、あまり更新してないけど)、卒論のまとめをしながら、主体性をもって情報収集していると、当然だけれど、情報への接し方が変わったように思います。情報を素通りするのではなくて、自分の中へ引き込むようになりました。


けっこうネットジャンキーな感じであり、暇な時には一日中ネットを眺めながら「はー」とか「ほー」とか言っているスーパーインドアかつ情報収集には貪欲な私です。けど、卒論をはじめる前、目的を持たずにただネットをうろうろしていた頃は、情報を素通りするばかりでした。当然、読んだものに影響を受けるわけもありません。目的がなかったので、感性が腐ってしまっていたんです。中学・高校時代に抱いた夢の慣性で生きてきたみたいです。


CNETで梅田さんが連載されていた「英語で読むITトレンド 」も読んではいたけど、何も理解していませんでした。理解しようともしなかったし、わからないことをグーグル先生に尋ねることすらしませんでした。読むたびに、「俺は今日一つ賢くなった」と思ってブラウザを閉じていました。


就職を目的としていたけれども、どうも失敗しそうだった頃には、2chのVIP板のニート系スレが心に突き刺さりました。「やっべ、このままじゃ俺ニート。俺ニート。」おかんから電話がかかってきた日には、ニートとおかんのネタに泣いきました。どうも感性は取り戻したようなんだけど、変な方向に感性が活性していました。


そして、失敗。「就職できなかったけど卒論の準備でもしなきゃ」と思って、ネットジャンキーしていると、すごく面白いことが起こっていることに気付きました。「Web2.0だって。何か面白そう」と。とっても必要に迫られた目的意識と、うすっぺらなきっかけ。けれど、自分にとっては、すごく良い変化でした。


色々と目的を持ち始めた今頃になって、目的をもたない過去の情報収集がいかに時間の無駄で、自分の役にたっていなかったかを知りました。何も分かっていませんでした。グーグル先生が色々教えてくれるものだから、「あーこの記事読んだ気がする」とか思いながら、昔読んだ記事を今頃読み直しています。


そろそろ23歳になる今にもなって、夢や目的を持つことって素晴らしいよね。とか思いました。目的を持っていれば情報は僕の足をとめる、そして、情報は僕の血となり力になってくれます。情報過多の時代と言われていますが、僕にはグーグル先生(ときどきとんちんかんだけど)をはじめとした強力なパートナーがいます。知的生産性の向上ってやつでしょうか。そして、いかに有益な情報を創出し、共有し、整理するか?という問に答えようとするのが、Web2.0という潮流だと思います。


目的意識を持たなかった頃なら、足をとめ、注目しなかったであろう梅田さんの記事 。英語苦手な僕にとってのタイムリーヒット。Webの時代には、こういうタイムリーヒットが量産されるんでしょうね。で、タイムリーヒットを量産する仕掛けが、一連のWeb2.0という潮流かもしれません(同じこと二度言ってるよ)


この記事に出会えたことを感謝します。恥ずかしながら、トラックバックをうって。



追記

梅田さんの英語勉強方法についてはさらに詳しい記事があった。やっぱり誰にでもできない時期はあるんですね。頑張ろう。


シリコンバレーで通用する英語の修行法その1

http://www.mochioumeda.com/archive/biztech/010730.html

シリコンバレーで通用する英語の修行法その2

http://www.mochioumeda.com/archive/biztech/010806.html

シリコンバレーで通用する英語の修行法その3

http://www.mochioumeda.com/archive/biztech/010827.html

更新しなくて申し訳ありません。グーグル先生に「Web2.0」をお尋ねすると、けっこう上のほうに来てしまうことから、ひよって書けなくなってしまいました。調べ物するたびに、「駄文がみーらーれーる」と悶えることしばし。ブログのSEO効果はんぱないですね。あと、卒論の準備してました(言いわけ)


過去の日記になんか書いていますが、そのへんを全部うっちゃって、単純にWeb2.0っぽい事例を収集して、Web2.0とは何ぞや?みたいなことを考えて卒論にしようとしていました。

ぽつぽつやっていたところ、Web2.0の提唱者の一人であるオライリーというおっちゃんが、とってもよくまとまった記事 を書いるのを発見。そして、アメーリカのブログでは、私と同じことをやっている人がたくさんいることを知りました。ちょっと考えれば、当然のことですよね。しかし、それを気付かせない高い高い英語という名の壁。砕け散る私の卒論の意義。路線の変更を強いられます。ちょっぴりでも意義のあること書きたかったんですよ。

オライリーおじさんの記事の発表が9月30日。見つけたの3日深夜。卒論の中間発表が10月4日。

間に合うはずもなく、パワポをうっちゃって自分の身ひとつでゼミへ突入。先生に「就活失敗しちゃいました」と、ちょっぴりおセンチな話題を切り出した後、「資料が使い物にならなくなっちゃいました。てへ」と報告「ホワイトボードでプレゼンさせてください」と言ってみる。「就活失敗」という、洒落にならない事態に陥ったことがきいたのか、なんとか許可をもらう。

ざーっと白紙にプレゼンの流れを書いて、さあホワイトボードへ向かうぞ俺。ゼミでは失敗ばかりでないか俺。つか、ゼミで何かちゃんとやったことあったっけ?と、この自分の存在意義に疑問を感じながら、「ここでやるぞ、やってやる!!見てろ、社会人共め!!ニートになんてならないぜ!!もててやる!!」とあさっての方向に決意し、意気込んで席を立つと、

「きみ、あとにしなさい」

出鼻を挫かれる。

ゴッと立ち上がってすごすご座る。とても恥ずかしい。こんな恥辱は先生を「お母さん」と呼んだ日以来だ。

そのまま時間が流れ、夜の9時に。流石に時間がなくなってしまい、私のプレゼンは11日に。

そこから数日間、頭をこねくりまわして卒論の軌道修正をはかる。事例を収集して、Web2.0のカタチを演繹的に述べる手法は、色んな人がやってるし、オライリーのおっちゃんがうまくまとめてくれました。じゃあ、仮説検証型の卒論にしようと。

wikiのWeb2.0を翻訳して勉強しようと思っていたら、既にそういう記事がありました。

この記事をもとに、Web2.0の勉強をしていきたいと思います。


Webの何が変わったのか?を見る上で、Web2.0とは?(Web1.5[ITmedia オルタナティブ・ブログ]) の記事は非常に役に立ちました。以下、自分なりにこの記事をまとめていきます。


Web2.0があるなら、1.0だってあるだろうということで、Web1.0はこう定義されています。


・Web1.0

静的なHTMLで構成されたWeb。


Web2.0に至るまでに、Web1.0からの革新が全くなかったかと言えば、そうではありません。静的なWebから動的なWebへの変化がありました。動的なWebをWeb1.5といい、こう定義されています。


・Web1.5

コンテンツマネジメントシステム(CMS)を利用して、作られた、動的なWeb。


CMSとはコンテンツを統合的に管理するソフトウェアです。

CMSを活用することで、様々なデータと連携した情報発信が可能になりました。ブログの管理ツールもCMSです。


インターネット黎明期のWebがWeb1.0、ドットコムバブル時代のWebがWeb1.5とされています。では、Webの未来像であるWeb2.0とはどういったものなのでしょうか?


・Web2.0

サービス・コンテンツがコンポーネント化され、コンポーネント化された情報がインターネット上で複合的に利用されるようになること。


従来、インターネット上に存在するコンテンツやサービスは、Webサイトという枠組みにとらわれてきましたが、サービスやコンテンツがコンポーネント化されることによって、Web2.0の世界では、サイトという枠組みにとらわれず、数々のサービスやコンテンツを複合的に利用できるようになります。


なぜ、コンテンツやサービスのコンポーネント化が起こるのか?については、Web2.0の技術的観点で触れられています。


はてなキーワードのWeb2.0の定義に


・ WWW があたかもプラットフォーム のように振舞うようになること

・ 記述内容の断片化が進み、各々のユーザーが自由にそれらをリミックス /カスタマイズ できるようになること


とありました。前者を支える技術的観点がWebサービスであり、後者を支える技術的観点がコンテンツシンジケーションです。


前者の方は卒論で取り上げる予定はないので、コンテンツシンジケーションについて取り上げます。


・コンテンツシンジケーション

サイトの枠を超えてコンテンツ流通を促すための技術をコンテンツシンジケーションといいます。コンテンツシンジケーションには、XMLフィードと呼ばれる、コンテンツ配信用のフォーマット、流通を効率的におこなうための、メタデータの貼り付けといった方法がとられています。
サイトからコンテンツを分離し、新しいコンテンツ流通網を構築して、ユーザが欲しいものを欲しい形で提供可能にすることが期待されています。


コンテンツシンジケーションについて、より深く理解する必要性がありそうです。Web1.5[ITmedia オルタナティブ・ブログ] では、コンテンツシンジケーションについてより深い解説がされていくようです。非常に勉強になりました。今後も勉強させていただきたいと思います。


・ 今後の課題
コンテンツシンジケーションについて引き続き学ぶとともに、XMLへの理解も深めなければ。と。

文章ぐちゃぐちゃ。

帰省だの色々していました。

今日から更新再開(っていうくらい更新してない)

まずweb2.0とは何であるのか定義しなければならない。はてなキーワード では、


「次世代のウェブ 」のような意味 で叩き台的に使われる標語であって、確定した意味 があるわけではないが、大抵の場合


・ WWW があたかもプラットフォーム のように振舞うようになること

・ 記述内容の断片化が進み、各々のユーザーが自由にそれらをリミックス /カスタマイズ できるようになること

を含意している。


とある。

web2.0という言葉に確定した意味はない。ただ、大まかに言ってweb2.0という言葉には、2つの意味合いが含まれている。この意味合いからはずれない限り、web2.0というものを見誤ることはないだろう。


1.webがプラットフォームのように振舞うこと。


技術的な側面からweb2.0を捉えた時、このような意味合いになる。

ただ、技術的な側面から見ていくだけの知識が、私にはないので、この定義からのアプローチは無理そうだ。しかし、技術の詳細を追うことが無理でも、どういった技術がWeb2.0を支えているのかは理解しなければならない。


2.記述内容の断片化が進み、各々のユーザーが自由にそれらをリミックス・カスタマイズできるようになること。


ユーザーの視点からweb2.0を捉えた時には、このような意味合いになる。ブログやサーチエンジン、各種の情報収集ツールの発展が背景にある。

ホームページとネットサーフィン(古っ)の時代には、ある事柄について知ろうと考えた時には、サーチエンジンで、その事柄について詳しい人のホームページを見つければよかった。例えば、とりあえずwebサイトを作ろうという人は、とほほのWWW入門に行けばことたりた。情報収集のためには、詳しい「人」のwebサイトを見つければよかった。

しかし、webページ数の増加やブログの普及によって、「情報」は「人」から離れ、情報だけがただインターネット上を漂うことになった。ここに、記述内容の断片化が起こる。また、サーチエンジン・各種ツールの発展により、webユーザーが自由に断片化した情報をカスタマイズできるようになった。

現在、ユーザーがインターネット上の情報を自由にカスタマイズできているかといえば、必ずしもそうではないから、より簡単に、より自由に情報をカスタマイズできる環境のことをweb2.0というのだろう。

この変化が何をもたらすのか考えていくのが今後の課題になりそうだ。テーマは3つある。3つのテーマのうち、1つでも卒論が書けてしまえそうな気がするが、Web2.0を包括的に捉えるため、3つのテーマをすべて取り上げ、有機的に連携させながら、Web2.0とその影響を考えていきたい。



・ まず、第一のテーマはWebの変化はなぜおきたのか?である。



知るべきこととしては、環境が変化する前のWebと変化した後のWeb。考えるべきこととしては、変化をもたらした要因はなになのか?そもそも何が変わったのか?



・ (変化を前提として)第二のテーマはこの環境変化にはどのような影響があるのか?



影響を受けそうな分野は様々あるが、狭義のインターネットマーケティングとインターネット広告を取り上げたい。私は経営学を専攻している(ただしヘタレで留年)ので、企業サイドからWeb2.0のもたらす影響を考えていきたいからだ。


インターネットマーケティングの分野で関係してきそうなのは、RSSである。メールにかわってRSS配信が、インターネットマーケティングの主要なツールになると考えられるからだ。RSSが何をもたらすのかを考えるためにも、インターネットマーケティングの歴史・現状については要勉強。インターネットマーケティングの現状・展望を知るために、RSSマーケティング・ネガティブキャンペーンについても知る必要がある(やべ、日本語おかしい)


インターネット広告に関連してくるのは、ブログだろう。今後、インターネット広告の主戦場はヤフーなどのポータルサイト等から、個人サイトやブログに移っていき、インターネット上のマス媒体の地位は相対的に低下していと考えられるからだ。勉強する事柄としては、インターネット広告の歴史、SEO、SEM、SMO、アフィリエイト、アドセンスなど多岐にわたりそうだ。



・ (影響をふまえて)第三のテーマは企業(主に中小企業)はどのようなインターネット戦略をたてていけばいいのだろうか?



このあたりはちょっと打算的。2留もしているので、就職活動にちょっとでも役立つ研究をしてみようなんてところ。実際に役立つかどうかは分からないけれど。動機が不純なためか、このテーマについては何をやればいいのかよく分からない感じ。第2のテーマを研究しているうちに、おぼろげながら見えてこればいいかなと。出来るなら、いくつか事例を取り上げて、研究していきたいところ。


こんな構成で考えていきたい。卒論はどこか1つのテーマだけ取り上げて書くかもしれないけれど、勉強していくフローとしてはこんな感じ。2留するから、勉強しないとやばいですよ。これ。


とりあえずは、第一のテーマからはじめる。

変化する前のWebと変化した後のWeb。まずは、インターネットの歴史をざっと眺めることになりそだ。



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思いついた単語


・RSSについて

・RSSリーダーの比較

・各ブログサービスの比較

・ブログの実用例(日産自動車)

・セマンティックウェブ

・サーチエンジンのとりくみ

・はてなのとりくみ

・中小企業にとってweb2.0はどんな意味合いをもつのか

卒論準備のため、メモ帳代わりとしてこのブログを活用します。web2.0をテーマにする予定です。