たぶん、こんなん。

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春の味覚ずらっと

最近エントリーにあげたものと、
それプラスアルファ併せて、
この春に作って食べた季節ものをずらっとです。

まずは、先ほどアップしたわらびシリーズ


わらびたたき
味噌と山椒のわらびたたきと、

山菜うどん
山菜うどんです。



んで、これも上と同じエントリーにアップした、


筍の土佐煮
筍の土佐煮。




こちらも、ちょっと前にアップしました、

ノビルと油揚げのスキヤキ味噌仕立て_実物
ノビルと油揚げのスキヤキ味噌仕立て


そして、鰹シリーズ
鰹の刺身
辛子で食べる刺身とか

鰹のたたき
たたきとか

鰹ビンタ
ビンタとか。



さて、こっから先はまだアップしてないものをざざっと。

鰆くんは、
鰆の塩焼き
塩焼き~♪
鰆の塩焼き



富山湾からやってきたホタルイカ君
ホタルイカ
茹でたやつから、目玉とプラスチックっぽい骨を一匹一匹取って
ホタルイカ下処理
辛子酢味噌でいただきま~す♪
ホタルイカを辛子酢味噌で

この辛子酢味噌を使って、
ネギのぬた
ネギのぬた。


これは、春というよりは冬のイメージのほうが強いかもしれませんが、
金目鯛
金目鯛くん。
金目を焼く
まず半身は、塩焼きに。
金目焼き物

半身は煮つけへ
残り半身は、頭と一緒に甘辛く煮付けました。
金目の煮付け



北海道からやってきたワカサギくんたちは、
わかさぎ
天ぷらと
わかさぎ天ぷら
南蛮漬けになりましたとさ。
わかさぎ南蛮漬け


ふぅ~、そろそろ春も終わり。
これからはまた、鯵とか鯖とかスルメイカとかアナゴとか、
魅力的な魚がいろいろ美味しくなっていきますね~。
じゅる…

味噌と山椒のわらびたたき

山育ちで、今でも山のことなら何でも来い、
更に竹林も持っている、義父(奥様のお父様)から、
摘みたてのわらびと掘りたての筍をいただきました。

筍の方は、普通に米糠で下茹でしてあくを抜き、


筍の土佐煮_おせん
筍の土佐煮
鰹をたっぷり効かせて土佐煮にしました。


ほい、感想↓

筍を食べる_おせん
筍感想_おせん
筍感想_おせん

ですよねえwww




で、今回の本命のわらびです。

わらび


でまあ、わらびといえば憑き物…いえ、付き物なのが、
筍よりもずっと大変なあく抜き


一升庵御用達の八百屋さん、取石青果さんにご指導いただきますw

わらびのあく抜きの仕方_おせん

うん。
手間かかりますねえ…
なにしろ、





藁を燃やす
藁を燃やして灰を作るトコからスタートですからwww
藁灰完成
できた


なんかねー、通りがかった近所の人が、
みんな不思議そうに見てくよー(^ω^;



てな感じで完成した藁灰を使って、
手順通りにあく抜き作業をした写真は撮り忘れたわけですがw
ともあれ一晩置いて、

あく抜き完了
あく抜き完了。


わらびあく抜き済み_おせん

ですねえ^^
いやホンマ、今まで売ってるあく抜き済みのわらびって、
真っ黒のしか見たことなかったんですが、
これは綺麗です。
鮮やかな緑。



さてさて、今回このわらびをどう料理するかといいますと、

わらびをたたく
はい。たたきます。
たたき中

「せっかくのわらびの歯ごたえと…」という
健太さんの心配も無視して、どんどんたたいていきます。


どんどんたたく

ええ!?

みょ~ん
えええぇぇぇっっっ!?

ってなわけで、味噌と山椒を加えて更にたたいて、


わらびたたき_おせん
さあ召し上がれ♪
わらびたたき

いやこれね、旨いです。
鮮烈で、濃厚で、
あ、あとの感想は健太さんで↓w
わらびたたき感想_おせん

一等賞す。

お酒好きな人だったら、日本酒にたまらないし、
ご飯好きな人だったら、ご飯にたまりません!
繰り返しますけど、
文句なしに
わらび料理の
一等賞っス。







といいつつ…


山菜うどん
半分ほどは油揚げと一緒に甘辛く炊いて、
山菜うどんにして食いましたwwwww
こっちも勿論、◎っス。

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おせん 10 (10)
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おせん 3


鰹って辛子でいただくんス?

鰹って辛子でいただくんス?


…つーワケで、また買ってきました。



鰹。
鰹
ちなみにこの画像は以前の使いまわしw


でまあ、こいつをですねえ、おせんさんのご教授どおり、

辛子で鰹の説明1 辛子で鰹の説明2



辛子に酢醤油で食べてみようじゃないかと。




ちなみに今回、
参考にしているのは食べ方だけで、
調理に関しては3枚におろして、サク取りして、刺身に引くだけなんで、
途中の写真は撮ってません。


なので、



鰹の刺身

いきなり完成品www


さて、果たして、
「辛子+酢醤油で鰹の刺身」
というのは、いかがなものなのか?
まったく味の予測がつきません。


食います。


鰹を辛子で食べる











うお!







旨い!(^ω^)




なるほど。
元々あっさりさっぱりとして、さわやかな酸味が魅力のこの時期の鰹、
確かにおせんさんの言うとおり、
こうやって食べると「粋」な味がします。

酢醤油で一段とさっぱりしたところに、
辛子の鼻に抜ける辛味。
それが、鰹の酸味と、ちょっと鉄っぽい味とまざりあって、
実に「コクがありつつさわやか」という不思議な状態を成立させます。

いいねえ、これ。
これからは、春~初夏の鰹は、
この食べ方で決まりですね!










でもやっぱりね。








鰹、丸々一本あるしさあ。







食べたいよね。








鰹のたたき
たたき。



完成画像先に出しちゃったけどさ…





やっぱり鰹といえばこれがないとね。

なので…













バーナー
ファイヤァーー!!
!!!!!!!!






あー、やっぱたたきも旨いわ。






そいでもって、残りの部位。



ハラスは、

ハラスの塩焼き
塩焼きに。




中落ちとヒレ周辺、及びカマ下は、



中落ちの煮付け
にんにくと生姜と砂糖をたっぷり使って、
甘辛いしょうゆ味の煮付けに。



さらに今回、
頭と血合いの肉は



鰹ビンタ
にんにく・生姜・砂糖・みりん・醤油・酒に、味噌も加えて煮込み、
いわゆる鰹ビンタ
にしてみました。

いやあ、これがね、
深みのある丸い味で、ことのほか美味しかったんですよ。
さすが、高知の郷土料理。
食べ方、よう分かってはりますw


以上、鰹づくしでした(^ω^)

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きくち 正太
おせん 3

空木 涼子
初鰹

ノビルと油揚げのスキヤキ味噌仕立て

よく地野菜なんかを買うお店さんから、
「持ってって。」
と、いただきました。


ノビル

ノビル。


まあ、普通に考えれば、
さっと塩茹でして、辛子酢味噌でいただくところなんですが、
やはりそれじゃあ面白くない。


と、言うことで、今回は奥様が

「おせん」さんを参考に、ノビルメニューを作ってくれました。


作る品は、
「ノビルと油揚げのスキヤキ味噌仕立て」
なる一品。


作り方は結構シンプル。


ノビル鍋作り方

ってことで、
ちょっと今回油揚げは豆腐屋さんで買ってきたものなんですが、
それを味噌仕立てのスキヤキにします。

詳しいところまでは載っていなかったんですが、
まあ、スキヤキ仕立てってことで醤油と砂糖で甘辛いタレに、
田舎味噌を溶いたもので油揚げを炊きます。

んで、そこに、
ノビルをドーン!

わは♪
香りがすでにたまらん!!



あとは適当に放置。

グツグツ、グツグツ…


シンプルに、グツグツ、グツグツ…


何らトラブルも何もなく、ほどなく、完成です!


ノビルと油揚げのスキヤキ味噌仕立て_おせん版
いっちょ あがりぃ!
ノビルと油揚げのスキヤキ味噌仕立て_実物


ほっほほー!
香りだけじゃなく、
見た目でもたまらん「旨そうオーラ」が…


では、卵を絡めていただきます。


ぱく。






!!!!!!!!!!!

これは、予想外の旨さ!





ぽっくり、ほくほくしたノビルの素朴な味を、
力強い味噌仕立てのスキヤキダレが包んで、
滅法旨いです。

油揚げも、パンチのあるアクセントになってて◎

それを、卵が濃厚に包み込んで、甘みがあふれます。



ちなみにこちら↓は、美食雑誌編集長のご感想。
ノビル鍋_感想

うむ。
編集長も納得の旨さw

一風変わった、春の味です。

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きくち 正太
おせん 3

冷凍庫で高野豆腐

ふと、高野豆腐の煮物が食べたくなって、
どうせなら高野豆腐から作ってみようと思い立ちました。

一応、Wikipedia から引用にて、高野豆腐の基礎知識↓

歴史・名称起源
冬期に豆腐を屋外に放置してしまった事から偶然に製法が発見されたといわれている。
俗に高野山で製造される凍り豆腐が、精進料理の一つとして全国に広まったものとされるが、実際には、東北地方にも凍み豆腐(しみどうふ)と呼ばれる同じ製法の保存食がある。中国にも同様の食品があるので中国より伝来した可能性も高い。寒さの厳しい地方では、場所に限らず偶然の産物として発見され、普遍的に生産されてきた食品と見られる。-以下略-

製法
現在市販されているものの大部分は機械による凍結乾燥法で製造されているが、古くは以下のような手作りであった。
硬く水切りした豆腐を適当な大きさに切り、寒中の屋外に放置する。夜間は凍結し、日中に溶けることを繰り返すうちに完全に水分が抜け乾物となる。水分が凍るとき内部に無数の氷の結晶が出来るので、溶ける際にその部分が小さな穴として残る。こうして、スポンジ状の多孔質な高野豆腐ができあがる。-以下略-

えー要はですね、作るといっても豆腐買ってきて凍らせるだけなんですw

それも、本当は何日も凍結と解凍を繰り返して乾燥させるみたいなんですが、
すぐに食べたいから、一回凍らせて解凍したら、もう料理します。


では、恐ろしくシンプルな製作作業、開始。


豆腐を凍らせる
絹ごし豆腐を金属バットに入れ、冷凍庫に放り込みます。

豆腐が凍った
完全に凍ったら、解凍して残った水分を絞ります。
以上、高野豆腐の出来上がりw

ちなみにこの写真の分は、
見て分かるとおりまだ十分には凍っていません。
が、夕食の調理の時間が来たので、これでよしとしましたw

後でも書きますが、
これでも、ちょっと真ん中が普通の豆腐っぽい食感が残っただけで、
充分に美味しい高野豆腐になりました。


後はこいつを、お好みの食材と一緒に煮るだけ。
鰹と昆布で出汁を取り、
酒と砂糖としょうゆとみりんで、ちょっとだけ甘い目に味付けします。

高野豆腐の煮物
今回は、シイタケと絹サヤと共に仕上げました。

高野豆腐を口に含むと、
中からじゅわっと美味しいお出汁があふれ出てきて、
とっても上品なお味です。
当たり前ですが、粗悪な市販品にありがちな、
ケミカルなエグみなんかはぜんぜんありません。

凍結&乾燥が弱いので、
真ん中あたりはややもろい、普通の豆腐っぽいんですが、
それもまた、食感の変化でプラスになっている気がします。
ということにしておきましょうw

市販の高野豆腐を食べて、苦手だと思っている人も、
ぜひ試してみて欲しい一品です。
あ、豆腐は必ず真っ当なものを選ぶのは、言うまでもないですが。

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