喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -59ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!



またまたkikohachiですあせる


キハチローがブログでつぶやいた通り、

お店の名前がとりあえず決定しました。


「La Table Douce ラ・ターブル・ドゥース ~Kihachiro HACHISUKA」


そうです。

「ラ・ターブル・ドゥース」は、お料理やワインの教室の名前として

私が以前から使っていた名前です。


ここに至るまでいろいろと、

ほんっっと~~にいろいろと二人で考えたんですが、


「レストラン・ハチスカ」 じゃ洋食屋みたいだし、

「喜八郎」 じゃ和食屋みたいだし、

「マリアージュ」 じゃ結婚式場みたいだし、


覚えにくいフランス語はいやだし、

誰かが使っているような単語もいやだし、

ガーン


で、考えすぎて限界に達したキハチローが、


「やっぱり、ラ・ターブル・ドゥースでいこう!」


と (^▽^;)


はい。

じゃあ、そこにキハチローの名前をつけて完成ね♪



「La Table Douce」の意味については、以前に私のブログ でも紹介しましたが、

せっかくなので再度ご紹介しましょう。


「La Table ラ・ターブル」は、テーブルや食卓を指すありがちな言葉です。


こだわりは、

「Douce ドゥース」という形容詞。


直訳すると「甘い」となりますが、実は他にもいろいろな意味があるのです。

名詞にすると「Douceur」で、
おいしさ、優しさ、甘美さ、たおやかさ、穏やかさ、かぐわしさ、そして生きる喜び、・・・
などなど。


そんな全ての「Douceur」を表現する食卓でありたい、というのが

「La Table Douce」の願いです。


新しいレストランも、たくさんのおいしさ、優しさで満たされる空間となりますように!きらきら!!






はじめまして。

KIHACHIROこと蜂須賀 喜八郎です。



41歳、26年のキャリアを経て、独立を決意し、家内の力を借り、友人の力を借り、

周りの多くの協力者を得て、一軒のレストランをオープンさせるまでの日々を、

ブログに書いていこうと思います。



現在まだ、青山の「レストラン・ブノワ」に勤務中です。

4月より完全に開業準備に取り掛かるので、マメにブログも更新していきます。

みなさんよろしくお願いします。



肝心の新しいお店ですが、店名は



「La Table Douceラ・ターブル・ドゥース~Kihachiro HACHISUKA」



とする予定です。



そうです。家内のマリアージュサロン と同じ名前です。

この言葉の意味や響きがとても気に入って、自分の店にも同じこの名前を付けることにしました。



その場所は…

まだ決まっていません。



自宅が三鷹ということもあり、地元感のある吉祥寺で開店したいと、半年以上物件を探していましたが、

ここにきて区内(渋谷、青山 など)も同時に探し始めました。

早く決まればいいのに…です。



どんなお店をするのか…

僕が以前からやりたかったお店はのテーマは、



「安全」「自然」



安全とは…

生産者の素性がはっきりしていて、その食材の生い立ちが明らかであること。



自然とは…

食材本来の旬を尊重し、無理な調理を施さず、できるだけ食材の持つありのままの姿を皿の上に盛り込むこと。



ここに、自分が今まで培ってきた技術を使い、

できるだけ現代に合った料理を作っていきたい、と思っています。





KIHACHIROの独立日記 ~フランス料理店ができるまで~-今日のベランダ♪
本日のベランダ。春の風が気持ちいい♪


またまたkikohachiです。

キハチローは、ブノワがあまりに繁盛しているので(ホントです!)、

毎日極限まで働いて、花粉症にも追い打ちをかけられ、死んだようになっています。

来週あたり、復活してくる予定です。


そんなキハチローを横目に、お店の準備がひとつ整いました。

法人の設立です。


いろいろ考えて、やっぱり小さいながらも法人のほうがいいだろうということで立ち上げた会社。

その悩み抜いた末の法人名は、


きらきら「株式会社 マリアージュ」きらきら


… なんだか結婚相談所みたいになってしまいましたがガーン


私のサロンのテーマでもある

「料理とワインのマリアージュ」に始まり、


「食材と食材のマリアージュ」

「料理と空間のマリアージュ」

「文化と文化のマリアージュ」


などなど


たくさんの意味が込められている言葉です。

(ちなみに、私たちの「結婚」10周年っていう節目もあります♪)


レストラン名は別のものを検討中ですが、

私たちの活動すべての拠点となっていくのが、この「マリアージュ」


今後とも、この生まれたての小さな「Mariageマリアージュ」

どうぞよろしくお願い致しますラブラブ




はじめましてキラキラ

kikohachiこと、キハチロー妻です。


彼ほどの経歴はありませんが、私もフランス料理のキュイジニエ。

普段は、お料理やワインのサロン、「La Table Douce」 をノホホンと開催してます。

生徒のみなさん、いつもありがとうございマスラブラブ


が、キハチローが独立を決意したことで、ノホホンな生活も一転。

仕事の合間に物件探しや役所周りに奔走する毎日となりました。


一言で「独立」といっても、形態はいろいろあるかもしれませんが、

何のコネもなく、何の後ろ盾もなく、

ただただ必死に料理の世界で頑張ってきた無名の料理人では、

どんなに実力があっても、

立ちはだかる世間の壁は本当に厚い。


それでも、


「愛されるレストランを作りたい」

「本当においしい料理、本当に居心地のよい空間を作りたい」


という想いは誰にも負けないキハチローを見ていると、


なんとかしていいお店を作らねば!


という使命感に駆られてしまいます。


そんな必死な形相の私たちに、助け船を出してくれる温かい人たちもたくさんいて、

少しずつ少しずつ、夢に近づいていく私たち。


このブログも、


キハチローの料理の魅力を、たくさんの人に知ってもらいたい

新しいお店を、たくさんの人に応援してもらいたい


という想いから書き始めました。


いまだに人差し指のみでキーボードを操るキハチローには酷な作業になりそうですが、

どんなに短い文章でも、ものすごい時間をかけて書いたんだろうな~と思って許してやってくださいあせる



今後のキハチローに、ぜひぜひ注目してくださいね!!

(ちなみに、ピグはキハチローです。そっくりですきゃー