喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -50ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

kikohachiです♪


真っ白だったグラースの壁に、ようやく絵が届きました!!


唯一お店に飾ってあったものと同じ、ジェラール・ピュヴィス のキャップシールアートです。


あまり大きな作品がないので、仕方なく小さなものを3つ飾ることに。

うん。これはこれでかわいいかもラブラブ



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*
外から見た雰囲気がまた素敵なのです~♪



彼の作品には、どれも実物のようなコピーのような微妙な立体感があるのですが、

その理由は、今回インポーターさんに伺って初めて分かりました。


もともとの作品は、コルクやキャップシールなどのパーツを組み合わせ、

上から糸でつるして分厚い額にしまい込んだような立体オブジェなんだそうです。


ほとんどの場合、「このワインのキャップを使って作ってくれ」みたいな

クライアントからのオファーを受けて作るんだとか。


それを、特殊な熱転写の技術で紙に落とし込んだものが一般に流通するのだそうです。


なるほどなるほどひらめき電球

あの妙にリアルな影は、実際のオブジェが背景に映り込んでるものなんだ!


転写を何枚作るかは、クライアントの要望によって様々だとか。

めんどくさいので増刷はほとんどしないんだそうです。

ああ~、フランス人っぽいよなあ~~汗



クライアントがほとんどワイン関係だということもあり、

ワインや食に対する感謝を表すような作品がたくさんあります。


シンプルでありながら躍動感のあるモチーフは、本当に素敵キラキラ

グラースの真っ白な店内を邪魔することなく、

穏やかな色調が適度に華を添えてくれてました。



みなさんも、ご来店の際はぜひピュヴィスの作品たちをお見逃しなく!

よく見ると、使われているワインの銘柄まで書いてあったりして楽しいですよ~ニコニコ





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grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*




ボルドーの伝統菓子、カヌレ。

グラースでは、お食事の最後にミニャルディーズ(小菓子)として、
全てのお客様に自家製のカヌレをお出ししています。

これは、ボルドー近郊で長年働いた私がこだわり続ける、グラースの隠れた逸品。
現地でのルセットをもとに、想いを込めてひとつひとつ丁寧に焼き上げています。

添加物を一切使わず、しっかりと焼き上げた本格派のカヌレは、
開店当初から評判が高く、スイーツの専門家からも絶賛されるほど。

「ぜひ買って帰りたい!」
「遠方の友人にも届けたい!」

など、たくさんのお客様のご要望にお応えして、
当店HPでのみ「グラースオリジナルカヌレ」の販売を開始いたします。


くわしくはこちら ↓↓

http://gracetokyo.com/free/canele




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kikohachiです♪


ジビエにきのこに赤ワイン…ワイン

暑過ぎた夏も遠のき、ようやくフレンチの本領発揮!といった季節になりましたねキラキラ


グラースの食材たちもすっかり秋バージョンに衣替え。

開店当初から続くスペシャリテ、「野菜のミジョテ」でさえも、使われる野菜はガラリと変わっています。



店内の食材に負けず、窓辺のグリーンたちにも実りの季節がやってまいりました~♪



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

こちらは、ナツメの実。

きれいに赤く色づいています。


それ以外にも、レモン姫リンゴ

温州ミカンはどっしりと大きく、重さで上の枝が折れるほどに。


数本ある落葉樹の葉も色づき、ハラハラと落ちはじめましたもみじ


秋の味覚満載のお皿を楽しみながら、

ああ、ようやく秋がきたんだなあ~

と、窓越しにも感じていただけたら嬉しいですラブラブ


忙しくて、旅行になんて行けない…という方、

グラース に小さな秋を見つけに来ませんか?




日本における自然派ワインの元祖ともいえる生産者マルセル・ラピエール氏が、

10月11日、癌のため逝去されましたしょぼん


ヌーヴォーに代表される庶民的ワインの代表でもあるボジョレーは、早飲みでフレッシュさが特徴とされ、

一般的に品質を語る物ではありませんでした。

しかしラピエールのボジョレーは、そのピュアな味わいと、繊細かつ濃密で、しかも熟成する事でより一層の魅力を増す、常識を遥かに越えるものであり、新しいボジョレーの世界を切り開きました。


彼のワインを飲んで、真に美味しいボジョレーの存在を知り、自然派ワインの意義と、本当の素晴らしさを初めて感じたという人が日本にも多くいるというのも頷けます。


グラースでは11月18日にボージョレ解禁パーティーを行う矢先の訃報でした。

彼の遺作は今回出品されるボージョレ・ヌーヴォー2010となってしまいました。

当日は彼の魂を受け止め、ピュアで味わい深いワインで乾杯しようと思います。

合掌

いよいよジビエもシーズンを迎えてまいりました。





grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*



定番のスコットランド産 山鳩&山鶉





grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


こちらは「山鳩のロティ その内臓のソース」

grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


先週は和歌山より仔イノシシが入荷しました。

こちらはテリーヌにもする予定。



レストラン・グラースではナント目ビックリマーク

ランチ¥3500のコースからジビエ料理を提供しておりますみゃひ!!


ご来店お待ちしておりますっニコニコ