喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -51ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

kikohachiです♪


以前、こちらのブログでもご紹介しましたが、

ようやくお店の窓にカーテンがかかりました!



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


といっても、通常は上げていることがほとんどです。

日差しが強く入り込む時間帯だけ、窓際のお客様のために下ろします。


すごくシンプルなデザインにしてもらったので、

店内の雰囲気や外のグリーンを邪魔することもなく、

とってもいい感じラブラブ


ご覧の通り、上から下ろすシェードタイプですから、

下ろしても外のグリーンがちらりと見えますクローバー


これも、絶対にこだわったポイントです。

陽ざしと人目をよけながらも、緑は常にそばに置きたいですものね~キラキラ



来週中には、窓際の壁にも素敵な絵が飾れる予定音譜



料理もサービスも、

そして店内も


本当に、この二ヶ月の間で確実に進化しているな~と感じますニコニコ


がんばれ、グラースグッド!




こんにちは、シェフの蜂須賀ですシェフ


最近入荷が始まった食材のひとつに“キノコ”がありますきのこ

その中でもこの“ ジロール茸 ”は僕にとって特別な思い入れのあるキノコです。



・・・時は1995年、シェフ蜂須賀27歳の時、ライアン

フランスフランスは中央部リムーザン地方ブリーブ・ラ・ガイヤード近郊にて1年を過ごしたことがあります。
ここはフランスでも屈指の上質なキノコの産地で、

なかでも、モンテイユ、という、キノコを取り扱う有名な会社があり、

それこそ世界中にフレッシュもしくは乾燥のキノコを輸出しています。


僕が働いていた店の周りの山に同僚と雨上がりに入りいろいろなキノコキノコを採った思い出があります。

また、店の裏口にはよくキノコを売りに来る人がいました。


フランスにはいろんな種類のキノコがあって、日本のキノコとはまた違った美味しさがありました。

そのなかでも トリュフ、セップ、ジロールは特に香り、味の面で目を見張るものがありました目


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

そして、なんと、まさにそのモンテイユのジロール茸が入荷しましたビックリマーク
懐かしいフランス語で“カジョー”と、呼ばれる木箱に入ってネットがかけられています。
フランスのマルシェではいつもこういう状態で売られています。
いろいろな料理の付け合せとして活躍してくれる予定ですグッド!おしまい

ヤマダですかお



10月1日付けのヨミウリ・オンラインにこんな記事が出ていました。


http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20101001-OYT8T00446.htm


くしくもグラースで開催するボージョレ祭りに出品する2生産者の記事でしたニコニコ


今年は天候が不順であまり良い年とは言えないそうですが、

ミルランダージュ(結実不良)がおこり、逆に品質は例年よりも良いとの情報。



結実不良なのに何故良いワインが出来るかって???


ミルランダージュの粒は果肉が発達せず,その代わりに果皮に蓄えられる香り成分(ポリフェノール)が多くなります。

ミルランダージュの年はいつも色が濃く,香りの赤いワインができるといわれており,安定した濃い色,果実味,重厚なタンニンや複雑なボディをもたらしてくれます。

さらに,ミルランダージュはブドウの房内に間隔をつくり,空気の循環をよくしてくれもします。灰色カビ病の繁殖を防ぐことによって,こうしたカビに由来する悪い風味からワインを守り,間接的にワインの質を高めてくれます。


ブルゴーニュワインの神様・故アンリ・ジャイエもこう述べています。


「最良のブドウとはミルランダージュが起きたものであり,そこからは色の濃い濃縮されたワインが
生まれてくる」
「ブルゴーニュではミルランダージュが歓迎されているのだが,それはこの現象が起きると果肉がわずかしか発達せずに皮の部分が厚くなり,アロマ(ポリフェノール)が豊かになるからだ。ミルランダージュが起きた年には,色が深く,タンニンがしっかりしていて香りの高いワインが生まれる。」


ちなみにミルランダージュは平均して起こるものではありません。

悪い年なりの「神の恵み」とでもいうべきでしょうか。

ワインって本当に奥が深い目


今回は真面目に書いてみました得意げ

ちなみにまだボージョレ祭りの残席ございますので是非ご参加ください!!

ヤマダです かお


先日ブログで告知したメーカーズディナーの詳細が決まりましたのでお知らせいたします。


今回はナントビックリマーク


フランス・ブルゴーニュ地方のモレ・サン・ドニ村より

「ドメーヌ・リニエ・ミシュロ 」
2代目当主ヴィルジル・リニエ氏を迎えてメーカーズディナーを開催いたします。!!

当日は以下のリニエ・ミシュロ6種とシャンパーニュ1種の計7アイテムアップ


S.A Chartogne-Taillet Cuvée Sait Anne Brut
2008 Bourgogne Grand Ordinaire Axelle
2008 Morey-Saint-Denis En la Rue de Vergy
2008 Morey-Saint-Denis 1er Cru Aux Charmes
2008 Morey-Saint-Denis 1er Cru Les Faconnières
2008 Clos de la Roche Grand Cru
2006 Clos de la Roche Grand Cru

正直こんなに沢山お出しして大丈夫なんでしょうかガーン!?



また、この日の為に蜂須賀も腕を奮い、特別料理をご用意いたしますグッド!

席に限りがございますのでご予約はお早めに。


皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。


■会場:レストラン・グラース
■日時:2010年11月4(木) 
 19 :00 ~ 21:00 (開場18 :30)
■定員:20名様
■料金:お一人様 \18,000 (税・サ込)
■お申し込み方法:お電話にてご予約後、
事前に代金を銀行振り込みにてお願い致します。
TEL:03-6440-0400 (担当:蜂須賀・:山田)



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々* ■ ヴィルジル・リニエ Virgile Lignier 

1970年生。ドメーヌの創業は1974年。本人は1990年から携わっており、2000年に父親から完全に当主を引き継いだのと同時に、ブドウ栽培をリュット・レゾネ(減農薬栽培)に切り替え、何よりも畑での仕事に時間を割いてきた。非常に真面目な性格の持ち主で、常に試行錯誤しながら更なる品質向上の為に日々努力している。

彼の造るワインは、瓶詰後最初の5年間の美しさを大切にし、しなやかで優しく、ひとつひとつの畑のテロワール、ヴィンテージを忠実に表現している。

ワイン格付け本『クラスマン』2007年度版ではブルゴーニュ全体でも5件しかない

“Nouveau domaine et Domaine a suivre”(初掲載かつ注目すべき生産者)として紹介され、2009年度版では、デュジャックらに並んで1ツ星評価を獲得した。

ヤマダです かお



11月4日にブルゴーニュより生産者を招いて、メーカーズディナーを行いますワインナイフとフォーク


まだ詳細決まっておりませんので内容のほうは近日中にお知らせいたします。

グランクリュを含めた多彩なラインナップをご用意する予定です。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々* ヒミツ

一応生産者の方をチラ見せいたします。

少々お待ちをあせる