喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々* -52ページ目

喜八郎の道中日記 *小さなフランス料理店復活までの日々*

新たなステージへと歩み始めた喜八郎。
その道のりは意外と長く険しいものに…?こうなったら、焦らず騒がず機を待つべし。
黙々と復活の機会を待ちながら、日々料理の道を究めるべく精進する喜八郎の奮闘記!

こんにちは。シェフの蜂須賀ですシェフ



グラースではお客様がテーブルに揃われると食前酒のお供に”サレ”というものをお出しします。

サレとはフランス語でsale 塩をした。と、いう意味で

食事を始める前の小さなおつまみ、巷でいうところの”お通し”ですね。



ちなみに、今うちで出しているサレをご紹介します。



「アンショワ・ファルシ・パネ」


背黒イワシのフライ とでも言いましょうか。

背黒イワシとはよくオイルサーディンに使用される

ヒシコイワシに近くて全長10㎝に満たない本当に小さなイワシです。

値段もそんなに高くなくとてもおいしいのですが

なにせこの小ささです。手間のかかりようといったらハンパじゃありません。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

まずイワシは表面のウロコを取り、頭を落とし、腹の部分を切り落とし内臓を取り出します。

一度水洗いをして、内側から手開きで中骨を取り除きます。(イワシは手開きが一番

小骨を取り除くことができます。)

尾びれと背びれを取り、冷蔵庫にいったんしまいます。

中に詰めるファルスを作ります。

ほうれん草、赤パプリカ、イカ、シャンピニオン、トマトコンフィ、オニオンアッシェ、

パルメザンt-ズ、生クリームを吸わせた食パン、煮詰めたスープドポワソン、卵黄、塩、コショウ、オリーブオイルなどを合わせてファルスを作ります。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

先の開いたイワシに塩、コショウし、ファルスをごく少量のせ、ラップ紙で棒状に丸めます。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

ラップ紙を取り、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけて中温の油で揚げれば出来上がり。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

料理を注文する前の小さな料理の小さな話でした。







こんにちは。

園芸部のヤマダです かお


お店の入口にある植込みの紹介。


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


ここには色々な種類の木が植えられています。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*-姫リンゴ&温州蜜柑

姫りんご&温州みかん


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*-四季なりレモン
四季なりレモン


その他、


ザクロ

ブラシノキ

ハツユキカズラ

台湾ツバキ

匂蕃茉莉

アスパラ

甘夏みかん

オリーブ(ピッチョリーネ)

オリーブ(ミッション)

ジューンベリー

グミ

レモン

ナツメ

月桂樹


皆様が緑を眺めながら気持ちよくお食事して頂くために、

毎日お手入れしております。


ヤマダです かお


本日発売の東京カレンダー11月号の巻頭特集にグラースが掲載されておりますクラッカー


スタッフ全員の顔出しですっ ねこハズカシラブラブ



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ヤマダですかお


一気に秋めいてまいりましたねもみじ


食材も秋冬バージョンへ移行しております。



grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

スコットランド スコットランド より山鳩と山鶉が入荷いたしました。


来週より提供開始です。



kikohachiです♪


ようやく、「フレンチでも食べに行ってみようかな」と思える気候になりましたね。


とはいえ、日中の暑さはまだまだ続きそう。

太陽も傾いてきて、窓の大きな店内にはがっつりと日差しが入り込むようになりました。


そしてここにきてようやく、この大きな窓に設置するカーテンが決定キラキラ

お店の雰囲気を大きく左右するものなので、私たちもどうなることやらドキドキです。


すでにご来店いただいたことのあるみなさま、

あと10日もすればカーテン付きの「新生グラース」(?!)が誕生しますのでにひひ

ぜひぜひ見にいらしてくださいね!



「新生グラース」といえば(?)、真っ白だった壁にはすでに一枚の絵が登場しています。

フランスはリヨン出身のデザイナー、「ジェラール・ピュヴィス」氏のアートです。


ワインのキャップシールを巧みに組み合わせた「キャップシールアート」と呼ばれるもので、

そのモチーフは、食とワインの愉しみや喜びを表現しています。


私がリヨンに住んでいた頃、知り合いから譲り受けて大切に保管していたものですが、

その作品の持つ色合い、雰囲気、コンセプト、素材など、全てがお店のイメージにピッタリラブラブ


特注で作っていただいた額装との相性も抜群で、

それはそれは、素敵な空間が出来上がりました。


これに味をしめ、窓際の広い壁用にもうひとつ作品を入手する予定。

今から、この作品を日本で取り扱っている方のところに物色しに行ってきますグッド!


ご来店の際は、こちらの絵もぜひお見逃しなく!!



そしてそして、

最後になりましたが、またまたグラースの記事が雑誌に掲載されました♪

こちらもぜひご一読くださいね!



現在発売中の、「カーサ・ブルータス 10月号」

レストランジャーナリスト・犬飼裕美子さんのレギュラーコラムですキラキラ


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*


もうひとつはこちら♪


grace グラース kihachiro HACHISUKA *小さなフランス料理店の日々*

「グルメジャーナル」の新店紹介コーナー

喜八郎の顔写真入りです~ニコニコ