YouTubeでカルフォルニア在住の方の最新物価情報があったので度量衡を揃え円換算(2024年5月24日現在1ドル=156円)に当てはめました。
※カルフォルニアの物価水準は全米1.2倍なので実際はもっと安い事が多いかと思います。
元の物価表は写真のとおり
以下は日本で一般的に使われている単位に修正後
ミルク 1,000ml 160円
食パン1斤 500円
米 5キロ 3,500円
卵 10個 480円
チーズ 100g 200円
チキンフィレ 100g 190円
牛モモ 100g 250円
リンゴ1個(250g) 200円
バナナ4本 100円
オレンジ1個(100g) 70円
トマト1個(100g) 72円
ジャガイモ100g 47円
玉ねぎ 100g 48円
レタス1個 336円
水 2ℓ 453円
ワイン 1本 2,340円
国内ビール 350㎖ 358円
輸入ビール 350㎖ 553円
マルボロ20本 1,560円
単位を普段日本で使われてあるものに換算すると実際の物価が見えてくる。
ニュースではセンセーショナルな部分だけを見せがちなので、「アメリカの物価は狂乱、日本の方がマシ」と見えるけれど、物価の高い(その分給与も高く、世帯年収中央値 10万ドル=
1,560万円。日本の夫婦子供2人世帯は744万なのでざっくり倍)カルフォルニアでも1〜2倍程度。
決して日本が「給与は安いけれど物価も安いから日本の方が暮らしやすい」とは言えないのではないか。
なお、アメリカマクドナルドは物価高対策として5ドルのセットを販売。780円のセット価格となり、日本のマクドナルドのセット600〜800円と大きな乖離はない。
以前、「購買力平価で見ると日本は豊か」という考え方に疑問を投げかけた時、「為替が円高になって調整される以外に、物価が高くなって調整される(その場合円高にはならない)事もあると述べたが、そうなりつつある。