以前こんな言葉に出会ったことを
思い出しました。
＝＝＝＝＝
100点に生まれて
100点にもどっていく。
＝＝＝＝＝
私たちは100点に生まれ
いろいろな経験を重ね
たくさんの常識に縛られ
また、いずれ
100点にもどっていく。
ここでいう「100点に生まれる」
というのは、
何かができるから100点、
ということではありません。
何の分別もなく、
そのままの在りようでいる赤ちゃんの状態。
そこから私たちはいろんなものにまみれ、
経験や思い込みで
だんだん窮屈になっていくけれど、
それらを経たからこそ、
またいろんなものが削ぎ落され
100点に戻る。
そんなイメージを持ちました。
そこで私はまた、
別の話を思い出したのです。
ライフコーチの小国里恵＠京都です
40代、50代の方が
《自分ともう一度生きていこう》と
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以前記事にもしています。
盲導犬を引退した犬を引き取った
新たな飼い主さんの言葉。
その方はハーネスを外した犬をなでながら
このように言われていました。
「犬に戻りつつあります」
ハーネスとは、
盲導犬がユーザーとつながるためにつける胴輪です。
つまり、ハーネスをつけている間は
盲導犬は「盲導犬」として居続けるのです。
引退した後は、もうハーネスをつけることはない。
「盲導犬」という役割から
ただの「犬」へと戻るんですね。
私たちも戻り
犬も戻る。
でも、おそらくそれは
この世に生まれてきた時と
まったく同じように戻るのではないと
思うのです。
同じ場所に戻ったとしても
旅に出た時とは違う。
いろいろな経験を経て
いろいろな自分を知り
帰り着いた場所。
その経験をひとりだけで背負わず
むしろ大切な人たちと
分かちあうことで
むしろ、背負う荷物は軽くなる。
（大切なものだけが残るというイメージ）
そうやって
行きつ戻りつを繰り返しながら、
さらに生きる領域が
拡大していくのだと思います。
そんなことを考えた
＝＝＝＝＝
100点に生まれて、
100点にもどっていく。
＝＝＝＝＝
なのでした。
こちらはひと晩かけて
戻した（戻った？）割り干し大根(笑)
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