京都御苑の「出水の枝垂れ桜」が
咲き出しました。
枝垂れってなんとも言えない
あでやかさ。
風に揺れると、
またなんともいえない風情があります。
たくさんの人がシャッターを切ってる。
私もパシャパシャと。
そしてベンチで一休みしながら
ふと横を見ると・・・
あー、そうだった。
この時期だからこその、
ものがたり。
たんぽぽの身になってみたら
「桜を妬む自分」が出てきたお話し。
ライフコーチの小国里恵＠京都です
40代、50代の方が
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（当時の記事を再掲いたします）
↓↓
私がたんぽぽに生まれたとしたら
きっと私を生んだ「親たんぽぽ」を
一度は恨んだに違いない。
なんで、桜と同じ季節に
咲かせるんだ！
なんで、桜の足元で
咲かせるんだ！
桜がいるばっかりに！
桜さえいなければ！
桜よ早く散ってくれ！
桜と同じ時期にしか
咲くことができない自分を、
そして自分の境遇を恨むだろう。
無視され
足蹴にされ
桜に向けられるシャッター音を
遠くに聞きながら
ボクは踏み潰される。
そんな思いを自分にさせる
美しき桜を
きっと恨むだろう。
妬むだろう。
どう叫んでも
どうあがいても
桜にはなれないのに。
私の中にはきっと、
このたんぽぽのような自分がいる。
でも、いつもいつも
同じ自分ばかりではない。
・・・・・
咲くべきときに咲いて
見るべき人に見てもらい
愛すべきひとに囲まれている。
頭上で何が起きようとも
自分ができることを
淡々とやっている。
見下ろす側からすると
その姿はいつも、
「這いつくばっているように」
見えるかもしれないけれど、
ただただ日々を
たんぽぽとして
生きているだけなのだ。
だから、きっとたんぽぽは
最後に言うに違いない。
「勝手に決めつけるな」と。
違う場所から同じ空を見てる。
以上、たんぽぽの身になって
考えてみました～
同じ場にいながら、
見る立場を変えるって大事かもね。
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