ずっと気になっていた映画を
ようやく観ることができました。
『福田村事件』
映画にならなければ
おそらく知らなかったであろう
現実に起きた事件。
1923年。
関東大震災後の混乱時に起きた
日本人による朝鮮人への流言飛語、
そのことにより
いわれなき多数の犠牲者があったことは
知っていたけれど。
その虐殺が、
おなじ日本人同士の間でも
起きていたとは知らなかった。
ライフコーチの小国里恵@京都です
40代、50代の方が
《自分ともう一度生きていこう》と
思っていただけるようサポートしています
ぜひとも観てほしいです。
観るべきだと思いました。
途中、息がとまりそうでした。
関東大震災から5日後の9月6日、
香川県から来た薬売りの行商団一行が
千葉県福田村にて
朝鮮人と疑われ、殺害された事件。
逮捕されたのは村の自警団。
この事件の犠牲者の中には
乳幼児も含まれています。
生まれるはずの
お腹の子もいました。
その子を含めると犠牲者は10名です。
映画の中ではその赤ちゃんの名前は
「望」であると語られていました。
「男の子やったら、のぞむ」
「女の子やったら、のぞみ」
「漢字は同じで、違う読み方で。」
「ええ名や」と笑う行商団の一行。
でもその後、あることがキッカケで、
一行は朝鮮人だと疑われ、
決めつけられ、
確認されることもなく
殺されました。
読み方が違うだけで
同じ「望」だったのに。
同じ人間だったのに。
「違い」は「間違い」ではない。
視野を広く、視点をあげれば
そこには共通点がある。
「望」という漢字は一緒、
のぞむかのぞみの違いのみ。
同じ人間であったのに。
すべては「怖れ」からです。
強い怖れと不安が
人の思考を停止させ
違うものを排除し、攻撃し、
自分のテリトリーを守ることに
全精力を傾けることとなる。
でもそれは、
あの時代に限ったことではないのです。
今現在、日々の暮らしの中でも起きています。
映画の終盤、行商団の親方が
ある言葉(セリフ)を
叫ぶ場面がありました。
それを聞いて、ハッとしました。
結局私も、
同じ穴のムジナじゃないか?と
思わせられたからです。
「私はこうはならない、
こんなこと絶対にしない」とは
安易に言えない。
そんな単純なことじゃない。
たくさんのことを突き付けてくる映画です。
・・・
京都では11月末まで続映予定(京都シネマ)。
『福田村事件』
制作費はクラウドファンディングで
募られたそうです。
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