実家を手放したのが今年の4月半ば。
ちょうど半年たちました。
このブログにも
「実家の引っ越し・片づけ」という
ジャンルができるほどネタの嵐！！！
それほどいろんなことがありました。
クライアントとして
何度もコーチングのテーマにもしました。
そんなある日。
新たな主を得た「元、実家」に
なんと「招待」いただいたのです。
もちろん買主さんとはもともと面識なんてない。
中国人のご夫婦です。
でも縁あって、この地がいいと
思ってくださった方でした。
そして有り難いことに、
「お越しになりませんか？」と
お声をかけていただいたのです。
（ほんとそんなことなんてめったにないことかと）
ドキドキしながら「元、実家」に踏み入れると
それはそれは立派でした。
思わず「わーーー！」歓声を上げました。
ライフコーチの小国里恵＠京都です
40代、50代の方が
《自分ともう一度生きていこう》と
思っていただけるようサポートしています
外観はそのままでしたが、
中はすごかったです。
こんなになるならもう一度住みたい！と
リビングダイニングは
ホテルのスウィートルームのようでした。
父も感心しきり。
「こんな風にすればよかったんかぁ」と
今さらながらの後悔です
OKと言ってくださったので
ワーワー言いながら、
写真をめちゃくちゃ撮りました(笑)
自分ちだったら、写真大公開です
家もさぞかし喜んでいるでしょう。
2階の元私の部屋、兄の部屋は
創作部屋です（アーティストご夫婦です）。
物置きになってた部屋が…。
住む人が変わると、
生み出されるものも変わる笑
そもそも父の希望は
「この家を大事に使ってくれる人」に
売りたいということでした。
改修などはもちろんいいけれど、
更地にして売り出すなどはしてほしくない。
ちゃんとここで近隣の人ともつき合って、
住んでくれる人に売りたい、ということ。
当日は父、兄、私以外にご近所さん夫婦も
ご招待されていました。
父の願いはどうやら叶ったようです。
今度は父の新しい住まいに招待したいと
月餅とともにお茶をいただきました
間違いなく、今年の3大ニュースに入る
実家の引っ越し。
あまりに良いも悪いもそこに
「染みついていること」が多すぎて、
ありとあらゆる感情（多くは負の感情が先に来る）を
味わいました。
「手放す」って簡単にいいますが、
これほどしんどいことかと。
そしてどれだけ実家とその地が私にとっての
安全地帯だったかもわかりました。
それでもやっぱりそれでよかったと思います。
手を付けられなかったものに手を付け
おさらばできなかったことにおさらばし。
引き受けるものを引き受け。
30年間、クローゼットの奥に
しまったままになっていた
写真も手紙も婚約指輪も処分しました。
こんなことも
コーチングセッションのテーマにしました。
そうでもしなければとてもじゃないと
やっていけなかったです。
なんか思い出すと泣けてきます。
まだまだ「渦中」のものもありますが、
それでも、
その後いろいろなところに影響が拡がり
じんわりじんわり
内側も外側も変わってきたように思います。
そして今回、「元、実家」に招待いただいて
ちょっとなにか
「一区切り」ついたように思いました。
なかなかこんなこと、ないですよね。
お招きいただき、
本当にありがとうございました。
家も土地も生き物だとすればあらたな主のもと、
末永く生きてくれればいいなと思います。
ちなみに。
あまりの家の中の変貌ぶりに
「よその家みたいやん！」と叫んでる私に誰かが
「もうよその家やん」と
ツッコんでくれました(笑)
ほんまやね＾＾
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