先日の京都・嵐山。
この日はお盆の行事、五山送り火もあり、
その様子をスマホに収めようとする人々が
たくさん集まっていました。
私も、同様だったのですが、
ピントがうまく合わず、
なんかいい写真撮れへんなぁ～
と思っていたところ…
後ろから、あるひとりの
男性の声が耳に入りました。
ともに来ていた女性に
声をかけたようなんですが、
まるで「私に言われたような」気がして
なんか、ハッとしたんですね。
ようこそ！
対話空間「旅するコーチング」へ
ライフコーチの
小国里恵＠京都（おぐにりえ）です
自分を知る／自分を活かす／自分と生きる
あなたも、これからの人生
自分自身とともに歩んでいきませんか。
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男性が言ったのはこのようなこと。
「画面とおしてばっかりやなくって
ちゃんと自分の目で見たら？」
「・・・」
それは若干、イラついたような…
そんな声でもありました。
私は思わず、後ろを振り返りました。
若い男性が、まるで怒ったような
真剣なまなざしで
前をシッカリ見ていました。
私は思わず写真を撮るのをやめて
その場を去り、後ろの方から
送り火の様子を見つめたのです。
私がハッとしたのは、
その言葉が図星だったからです。
たしかに自分でもこれは、時折思うこと。
私も好きでよく写真（と言ってもスマホですが）
撮ったりして、ホメられたりすると
いい気分になったりしてます('◇')ゞ
なんか、それで良しとしてへん？って。
いや、良しとしてええと思うんです。
だから、別に写真撮るのがダメ、とか
そういう話ではありません。
撮りたければ、どんどん撮ればいい。
ただ、ふと思うことがあるのです。
スマホ画面の方が大事になってへん？って。
画面越しの世界の方が
リアルみたいになってへん？って。
目の前に、
見たいものが「ある」のに。
いま、動いているのに。
いま、聞こえているのに。
いま、感じているのに。
そっち、ないがしろにしてない？
撮ってはいるけど
触ってない、匂いでない、聞いてない。
私が見たいのは、
スマホが適当に調整して
用意してくれるもんなんだろうかと？
（自撮りはそれでよしとする笑）
なんか、時折感じる
そういう「違和感」のようなものを
グイっと呼び覚まされたような
見知らぬ男性のことばだったのです。
「画面とおしてばっかりやなくって
ちゃんと自分の目で見たら？」
そして、ついでに書くと、
こんなことも時に感じるのです。
それは撮った写真を見て、
「私の目にダイレクトに映ってるのは」
こんな景色じゃないのにな…って。
それはちょっとした悔しさのようなもの。
本当はもっと雄大で。
本当はもっと美しく。
本当はもっと優しくて。
まあ、その感覚が自分のなかの
どこかに残っているなら
それで良しとしよう。
それはそれで私にちゃんと
リアルのナマ感みたいなのが
届いているということだから。
ということで、
なんかいろいろ
考えさせられたのでした。
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