前回の記事。
私が今から10年以上前、
子宮頸がんを患ったとき。
深く深く心に沁みこんだ詩があり
そこから私が受け取ったものを書きました。
その詩はこちら
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桜の花びらがあんなに
思いきって散れるのは
思いもよらないほど
遠い時間にまで
根が届いているからにちがいない
「さくら」笠間由紀子
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その後、まさに桜の花が散って
新緑が美しいころ。
詩がとりもつ縁といえば
なんだか大げさですが。
病院である一人の女性との
出会いがあったのです。
あっという間の出来事でしたが。
そのことも、当時つけていた日記に
書いてありました。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
「がんばっている自分に優しくなれない」
「自分に自信がない」
「他人に合わせてしまう」
「職場の人間関係がしんどい」
そんな悩みをコーチとの対話で解決し
自分の人生を大切に生きていきませんか?
ライフコーチの
小国里恵(おぐにりえ)です。
もうその女性のお顔は忘れてしまったけれど、
雰囲気はなんとなく覚えているのです。
私よりはおそらく年上。
オシャレでカッコよい雰囲気。
きっと日頃から自分のスタイルを持った感じの方。
人生経験豊かで土台が温かい。
嬉しかったんです。
話しかけてくれたことも。
ご自分のことを教えてくれたことも。
「そっと肩を抱くような…でもその手は力強い」
そんな言葉をかけてくれたことも。
おそらく私は点滴をしながら、
とっさに《さくらの詩》を
持ってた手帳の白いページを破って
書き写し、渡したに違いない。
もう、思わず、
そうしたかったんだと思います。
せめて私がそのときできること、
したかったこととして。
そして10年以上たったいま。
またその光景や感触を思い出している。
もうお会いすることも、
すれ違ってもわからないけれど、
こうやって思い出すことで
なんとも言えず泣けてくる
《存在》があるのですね。
*追記
実は約3ヵ月後の7月。
また病院でその女性と偶然の再会をしていた。
4月、別れ際に「また会えますよね」と言った言葉が
現実となったその嬉しさ。
長い間。
当時の日記を見ていなかったけれど、
今回、見返してみると、
いろんなことが書いてあります。
もちろんいい話ばっかりではない。
書きなぐりもいっぱいある。
腹もいっぱい立てている。
憤慨もいっぱいしている。
いずれにしても、
時間だけはいっぱいあったから、
(仕事も病休してたしね)
いろんな人に会い、
いっぱい話し、
自分の考えていることを
確かめている記録が残っている。
そんなことも「いま」のわたしを
創っているんだろう。
細胞のひとつひとつとなって。
『ぬり重ねたものしか出てこない。
ひとりの人間に起こっていることは
どこかで全部つながっている。』
これも日記に書いてた…
なんか今よりシッカリしてるやんね笑
これを機に当時の気づきも
ときどき書き連ねていきたいと思います。
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