明智光秀のお友達の筒井順慶と島左近の想像話をしたいと思います![]()
⬆️ 筒井順慶
⬇️島左近
まずは、筒井順慶についてです。
筒井順慶(つつい じゅんけい)は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した大和国(現在の奈良県)の戦国大名です。宿敵である松永久秀との長い抗争を生き抜き、織田信長や豊臣秀吉に仕えて大和一国を統治しました。
これほど、明智光秀と筒井順慶は「公私ともに非常に深く、互いを深く信頼し合っていた特別な仲」でしたが、本能寺の変のあと、明智光秀からの要請には答えず、応援にかけつけませんでした。
一説には、藤孝の兄が死んだ事に光秀が関わっており、その恨みとも云われてます。
続いて、島左近についてです。
1581年信長が天下に力を見せつけるパレードが京都で行われました。『京都御馬揃え』です。
※AI生成画像です。雰囲気用です![]()
明智光秀がプロデュースしたこのパレードに、筒井順慶と島左近も参加していました。
この際、島左近に光秀は言いました。
この先、何か起こっても順慶を支えていってくれ。
私に何か起こったら、順慶は1番に駆けつけようとするだろう。でも、引き止めないといけない時がある。その際、私から手紙が届くであろう。その手紙とは反対の対応をするように。これは、島左近という男を信じて言っている話。覚えておくように。
島左近は、いつもと違う雰囲気に『はい』と言うしかなかった。
その後、大事件が起こった。
本能寺の変である。
そして、光秀から順慶に手紙が届いた。
島左近は、光秀との約束を思い出した。
そう言えば、手紙と逆の事をしろと言っていたな…。
順慶は、手紙を読むなり全員に向かって言い放った。
『出陣じゃ‼️光秀の応援に向かう‼️』
『お待ちくだされ‼️』
光秀は言った。
順慶を守ってくれて、ありがとう。
私の戦いに巻き込まれなかったのは、お前のおかげだ。と。
そして、光秀は話を続けた。
私は信長、秀吉、家康を倒す。
3人まとめては倒せないので、1人づつ倒していく事にした。そして、まずは織田信長を倒した。
次は秀吉と家康を戦わせて、兵力も財政も弱らせていく。秀吉は戦の天才、家康は数で勝負をする戦略家。2人をぶつける事で、2人を弱らせていく。私は周りの武将たちは巻き込まない。直接本丸を突くやり方で2人を倒し、戦のない世の中を作って行くつもりだ。
島左近は訪ねた。
独り身で何が出来ようか?
光秀は微笑み言った。
かつて、斎藤道三が親子二代で国盗りを行った。
相手の懐に飛び込み、内情を知り尽くし準備を進めればたやすいこと。現に同じやり方で、信長は討ち取った。私の時代に倒せなくても、左馬介、利三が引き継いでくれるであろう。
島左近は驚いた⁉️
あの2人も生きていたのか⁉️
私は美濃国を取り返すべく、美濃国斎藤道三の家来となった。内情を知り尽くして、同じ様に斎藤道三から国を奪い返すためだ。その時、同胞の長井道利も動いていた。斎藤道三の息子の義龍に美濃国を取り返すように進言した。斎藤義龍が美濃国を取り返してくれた。上手く行ったかと思っていたが、信長が美濃を奪い取った。義龍は討ち死にしてしまい、道利は狂ったようにその後信長憎しで動き始めた。
私は将軍家に仕え長井道利とは違うやり方で、美濃国を取り返し、世の中から戦をなくそうとした。
その時に知り合ったのが、細川藤孝と筒井順慶だ。
そして、武田信玄の上洛話の時に武藤という面白いヤツに出会った。武藤が信玄を動かしてくれた。
ところが信長は思った以上に強かった。
武田信玄をもってしても倒せなかった。
信玄が途中で亡くなったからだ。信長には天運があるとその時に悟った。しばらくは無理だと。
そして、信長の家来となり、内情を探る事にした。
並ならぬ家臣の中で、飛び抜けた才のある者が2人いた。それが秀吉と家康だった。特に秀吉は、信長の移り変わりのように戦上手だった。家康は臆病だが、家臣たちの団結が強く味方の増やし方が上手かった。この2人がいずれ立ちはだかると思った。
案の定、秀吉は凄まじい野心の持ち主だった。
それを利用するために、討ち取った信長の遺体を本能寺から持ち出し、坂本城に隠した。そして、秀吉が永遠に見つけれないように坂本城と共に焼いた。
秀吉の事だから、順慶、藤孝にも手が及ぶだろうと思って手を打った。藤孝には、私の娘を守ってくれ。手紙が届いた時が合図と伝えた。それで藤孝には伝わった。順慶は情に厚い男だから、言う事を聞かないと思い島左近、お前に託した。そして、私の想いを実現して順慶を守ってくれた。今日は礼を言おうとこちらに参った。
島左近は黙って聞いていた。
驚く話ばかりである。ふっと思った。
どうして、美濃国を取り返そうとした?義龍が取り返して安堵した?分からない。
島左近は、光秀に聞いた。
美濃国と義龍の話を。
光秀は言った。
美濃国は土岐の国だった。
私は土岐の血筋。
美濃国を取り返す!それが私の使命。
義龍は土岐の血を継ぐものだったが、信長に敗れた。だから、残った私がその想いを受け継いだのだ。そして、藤孝にその血を受け継ぐ者を預けた。藤孝はその事も理解して、手紙を見て娘を生かす方法を考えてくれた。
島左近は驚く話ばかりである。
明智光秀、この男はすごい。
順慶の事を知り尽くし、命を守ってくれた。
そしてら自分なら出来ると信じてくれたこの男を自分も信じたい。
光秀が言った。
秀吉の弱点はすでに分かっている。
弟の秀長だ。
秀長がいなくなれば秀吉はたやすい。
島左近は、明智光秀に静かに言った。
その話、私にやらせていただきたい。
筒井順慶の意思を受け継ぐ者として、明智光秀の力になりたい所存です。
光秀は微笑み頷いた。
そして、また会おう。
そう言って光秀は去って行った。
つづく







