2013021212580000.jpg

昨日北海道紋別市から帰ってきました。


今の紋別市は、鉄道が廃止になったあとは、バスと飛行機しか公共交通機関しかありませんが、実は、飛行機も閑散期10/28~1/31の間は、新千歳から紋別間の就航で、羽田からの直行便はそれ以外の期間しかありません。


今後羽田からの直行便を確保するために、この約2ヵ月以外の期間で、年間利用者数47000人の利用が必要で、1日1往復2便で割ると、1便当たり80人の利用が必要で、今月2/1日から来月3/30までの間であと14754人の利用がなければ、来年25年度の直行便の廃止が危惧されています。


それを阻止するために、紋別市をはじめ、近くの自治体も協力しながら利用者を募っています。その一環で、紋別市内からの空港連絡バスは料金無料で、利用日3日前までに予約すれば遠軽方向からの無料バスもあります。

私もあちこちの地方空港を利用しましたが、今まで有料だった連絡バスが無料にまでして利用者を募っている事は珍しく、いかに紋別市をはじめ、地元企業も協力しているかが良く分かります。


いくら1日1便とは言え、首都圏との直行便と、乗り継ぎが必要な新千歳経由便では、利便性が全然違いますから、地元が必死になるのが良く分かる。


私自身、鉄道をはじめ飛行機等の公共交通機関を使いあちこち旅行していますが、地方空港がこれ以上無くならないようにしなければ、地方自治体の危機が加速しそうで怖いです。


皆さんも、オホーツク海寄りに行く事があれば、是非とも紋別空港を利用してあげてほしいと思います。
AD