2/13オリンピア→スパルタ
2/13 オリンピア→スパルタ
朝、昨夜は水しかでなかったシャワーから、ちゃんとお湯が出てくれた。洗濯物は若干乾かなかったが、少しうれしい気分で、ホテルを出発した。朝食のパンをかじりながら、私は古代オリンピック博物館へ、ニックはオリンピア遺跡へ、お互いの写真を撮り別れた。
泊まったホテルヘラクレス
少し歩き、町のはずれにある古代オリンピック博物館の前まで来ると、なにやら張り紙が貼ってある。
よくよく見るとまたもやあの5文字であった。
ス ト ラ イ キ
仕方がないので、近代オリンピック博物館へ踵を返す。入り口で店員さんがにこやかに迎えてくれ、こちらはなんとか開いていた。国際学生証を見せると、「three」という声。3ユーロ払おうとすると、いらないという。どうやら「Free」と言っていたらしい。ラッキー。この国際学生証、遺跡で見せると大半の施設で入場料が半額くらいになる。長期で旅行をする場合、学生の人は必ず作った方がよい。知らないものは損をする。
オリンピック博物館
さて、オリンピックの博物館を後にし、バスの切符を買った後、しばらく街をふらふらした。喫茶店で、粉を溶かして上澄みを飲むというスタイルの「グリークコーヒー」を飲みながら時間を潰していると、ツアー客だろうか、時折日本人らしき人を見かける。思わず軽く会釈をしながら苦笑いをしていた。こんなギリシャの田舎町で、複数の日本人がいる光景には、当事者ながら違和感を覚えてしまった。
バス停の前の売店に移動し、ニックと再会(笑)。二人で店を物色する。
よく見るとアテネ五輪の売れ残りなのだろうか、オリンピックグッズが大量にある。しかも定価で売っており、ピンバッチはなんと20ユーロ。そんなものには目もくれず、2ユーロのはがきを記念に購入し、バスへ乗車した。このバスの車窓がまた印象的で、基本的にはスリリングな山道であったのだが、小さな子供の帰宅風景や、時折いるロバ、雄大な山肌にある街・村、それらをぼんやり見ている間に目的地のトリポリへ到着してしまった。
バスの車窓
トリポリはペロポネソス半島のちょうど真ん中に位置し、同心円状にバスが運行されているようだった。心なしかバスターミナルも大きい。ここで、アテネへ向かうニックと別れ、私はスパルタを目指し、バス乗り場を探した。
そして迷った。
どうやら大きいバスターミナルとは別の場所にあるらしいことは判明したが、いまいち位置がつかめない。
街をうろうろするもどうしようもなく、道行く人に「地球の歩き方巻末資料ギリシャ語講座」を片手にギリシャ語で話しかける。なんとか通じ、なんとかバス停を見つけることができた。大きなバスターミナルとは対照的な、こじんまりとしたバス停だった。周りにいた猫と戯れ、売店で買ったしょっぱいチーズパイをかじり、18時半にバスはスパルタへ出発した。
スパルタには19時過ぎについた。
日も暮れ、暗い中ホテルを探そうと街を歩きだす。
地球の歩き方にスパルタの安ホテル情報があまりなく、
掲載されているホテルが全部高そうに見える。
なんとなく外観から安そうと判断し、ホテルアポロンへ突入してみた。
結果、35ユーロ朝飯付きとのこと。朝食つきは想定してなかったが、予算内だったのでここに決めた。
夜のスパルタを徘徊した後、スーパーDIAでオレンジとビール、チョコを買い、部屋でUEFA杯(現EL)を見ながら夕食をとった。
ビール(ハイネケンプレミアム)が0.8ユーロは安すぎるよなあ・・・と考えながら、
スパルタの夜は更けていった。




