雨の日こそ、
町に泊まる。

旅の日に雨が降ると、
少し残念な気持ちになることがあります。

でも金沢では、
雨が町の一部に見えてきます。

濡れた石畳。
軒先から落ちる雨。
水をたたえた用水。
色の深くなった苔と庭。

晴れるのを待つのではなく、
傘を差して少しだけ歩き、また宿へ戻る。

そんな「雨の日の金沢」を過ごすための、5つの宿を選びました。

LET THE RAIN STAY

雨は、景色を隠すのではなく、
別の景色を見せてくれる。

石は濡れると色が濃くなり、
木の格子には小さな水滴が残ります。

庭は緑を深くし、
川や用水の音は、いつもより町の近くに聞こえてくる。

そして雨が強くなったら、宿へ。

お茶を飲む。
工芸を見る。
窓から川を眺める。
温泉に入る。

今回は「雨を避ける」のではなく、
雨と一緒に金沢に泊まります。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、町並み、庭、川、紅葉、雨天時の景観とは異なる場合があります。

FOUR SIGNS IN THE RAIN

雨の日の金沢を見る、4つの視点

STONE|濡れた石畳の色と反射を見る

WATER|浅野川や用水の音を聞く

TEA|町歩きの途中で、お茶の時間をつくる

GARDEN|雨で深くなる苔や木々の色を見る

01 / MAKE THE RAIN PART OF THE TRIP

雨庵金沢

まずは、
雨を嫌わない宿へ。

この宿のコンセプトそのものが、「金沢の雨」まで旅の魅力にすること。

館内の「ハレの間」では、金沢のお茶を飲んだり、アートや工芸に触れたりしながら過ごせます。

雨が強くなったら、無理に次の観光地へ行かなくてもいい。

窓の外を眺めながらお茶を飲み、雨脚が弱くなったらまた町へ。今回の旅のリズムを最初に教えてくれる宿です。

RAIN|「金沢の雨」そのものがコンセプト

TEA|加賀棒茶を楽しむ時間

STAY|館内で過ごすことも旅にする

この宿の決め手|雨の日を「予定変更」ではなく、最初から金沢らしい一日にできる

 

02 / WAIT WITH A CUP OF TEA

KUMU 金沢 by THE SHARE HOTELS

雨宿りを、
お茶の時間に変える。

KUMUがテーマにしているのは、金沢に残る茶の湯や禅の文化です。

1階にはティーサロン「KISSA & Co.」、館内には宿泊者が自由に使えるティーテーブルや、金沢にゆかりのあるアート・工芸作品があります。

外は雨。

だから急がずに、お茶を淹れて少し長く座ってみる。晴天の日よりも、ホテルと町の文化が近づく過ごし方かもしれません。

TEA|茶の湯を現代につなぐティーサロン

CRAFT|金沢の工芸とアート

PAUSE|雨が止むまで座って過ごす

この宿の決め手|雨宿りの時間そのものを、金沢の茶と工芸に触れる時間へ変えられる

 

03 / SLEEP BESIDE THE RIVER

浅の川

町を歩くだけでなく、
茶屋街そのものに泊まる。

主計町茶屋街の中にある、一日一組の一棟貸し。

建物は伝統的建造物群保存地区の中にあり、2階から浅野川を眺めることができます。

雨の主計町は、夜になるとさらに静かです。

濡れた石畳を歩き、格子戸を開け、自分の宿へ戻る。そして窓辺から川を見る。「町を見る旅」から、一晩だけ「町に住む旅」へ変わります。

RIVER|2階から浅野川を眺める

TOWN|主計町茶屋街の中に泊まる

HOUSE|一日一組の一棟貸し

この宿の決め手|雨に濡れた茶屋街を観光するだけでなく、その町の灯りが消えるまで残れる

 

04 / WALK THE GARDEN, THEN WARM UP

金沢白鳥路 ホテル山楽

雨の庭を歩いたら、
温泉へ戻る。

金沢城公園や兼六園に近い、大正ロマンをテーマにしたクラシックホテル。

館内にはステンドグラスなどが配され、市内では珍しい天然温泉「白鳥路温泉」もあります。

兼六園の苔や木々は、濡れることで色がさらに濃くなる。

少し冷えたらホテルへ戻り、温泉に入る。雨の日だからこそ、「庭を歩く時間」と「身体を温める時間」がひとつにつながります。

GARDEN|兼六園・金沢城公園へ歩ける立地

ROMAN|大正ロマンの館内

BATH|天然温泉「白鳥路温泉」

この宿の決め手|濡れた庭を歩いたあと、町の中心でそのまま天然温泉へ戻れる

 

05 / WAKE UP WITH THE MARKET

SOKI KANAZAWA

最後は、
雨上がりの朝へ。

近江町市場のすぐそばにあるホテル。

館内には、加賀温泉郷の公衆浴場から着想した大浴場があり、季節のお菓子や棒ほうじ茶など、土地の風習を取り入れた滞在がつくられています。

夜に雨が降ってもいい。

朝になったら市場まで歩く。濡れた道に朝の光が戻り、店が開き始める。雨の日の金沢を、最後は「雨上がりの町」で終わらせます。

MARKET|近江町市場まで徒歩約2分

BATH|加賀の湯文化を感じる大浴場

MORNING|雨上がりの市場へ歩く

この宿の決め手|雨の夜を宿で整え、翌朝すぐに町の日常へ戻っていける

 

CHOOSE YOUR RAINY DAY

どんな雨の日を、過ごす?

雨庵金沢
雨そのものを旅の魅力に変える。

KUMU 金沢
雨宿りを、お茶と工芸の時間に。

浅の川
雨の主計町そのものに泊まる。

金沢白鳥路 ホテル山楽
濡れた庭を歩いたあと、天然温泉へ。

SOKI KANAZAWA
宿で整えて、雨上がりの市場へ。

AFTER THE RAIN

雨の日は、
町が静かに語りかけてくる。

晴れた日の金沢には、たくさんの見どころがあります。

でも雨の日には、見どころではなかったものが見えてきます。

石の色。
水の音。
格子の軒先。
庭に落ちる雨。

それを少し見て、宿へ帰る。
また雨が弱くなったら、外へ出る。

雨の日こそ、町に泊まる。
水の気配をたどる北陸三部作を、金沢から始めます。

※館内サービス、ラウンジ・大浴場の利用時間、飲食提供、周辺施設の営業時間などは変更される場合があります。雨天時は石畳や坂道が滑りやすくなるため、各施設の最新情報と天候をご確認のうえお出かけください。


雪が来る前の
町に泊まる。

津軽の秋が終わりに近づくと、
町の景色にも少しずつ冬が混ざってきます。

収穫を待つりんご。
夕方の洋館。
古い商家の軒下。
温泉町から上がる白い湯気。

まだ雪景色ではない。
でも、次に来る季節のことを町全体が知っている。

弘前、黒石、大鰐。
冬になる直前の津軽に残るための、5つの宿を選びました。

BEFORE THE FIRST SNOW

冬は、雪が降る前から
始まっている。

11月の津軽を歩くと、季節の境目がよく見えます。

りんご畑では収穫が続き、
山の葉は落ち始め、
夕方は驚くほど早く暗くなる。

古い町には、これから雪を迎えるためにつくられてきた建物や暮らしがあります。

完成した「冬景色」を見に行くのではなく、
町が冬へ切り替わる途中に泊まる。

東北三部作の最後は、そんな旅です。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、客室、町並み、りんご畑、紅葉、降雪、温泉、周辺景観とは異なる場合があります。

FOUR SIGNS BEFORE SNOW

雪の前の町を見る、4つの視点

APPLE|収穫の終わりまで、木に残る赤を見る

HOUSE|洋館、旅館、蔵。古い建物の中へ入る

STREET|雪国の暮らしから生まれた町並みを歩く

BATH|最後は温泉町で、冷えた夜を迎える

01 / SLEEP IN OLD HIROSAKI

石場旅館

弘前では、
古い町の中で朝を迎える。

明治12年創業。弘前に現存する旅館建築として最古とされ、国の登録有形文化財にもなっている宿です。

弘前には、城下町の景色と一緒に、明治以降の洋館が点在しています。

昼は洋館や弘前公園を歩き、夕方になったら古い日本旅館へ戻る。

外では西洋建築を見て、夜は畳や欄干のある宿で眠る。弘前という町が積み重ねてきた時代を、一日の中で行き来できる滞在です。

HISTORY|明治12年創業

HERITAGE|国登録有形文化財

TOWN|弘前の古い町を歩く拠点

この宿の決め手|弘前を「歴史ある町」として眺めるだけでなく、その時間の中に泊まれる

02 / ONE HUNDRED YEARS OF TSUGARU

青森蔵泊

黒石では、
蔵の中に泊まってみる。

江戸末期に建てられた豪農の古民家と蔵が残る敷地にある、一日一組の宿。

宿が掲げるテーマは「100年前の津軽」です。

近くには、中町こみせ通り。

商家、造り酒屋、蔵が連なる黒石の町を歩いたあと、自分もまた古い蔵へ帰る。町並みを見ることと泊まる場所が、同じ時代感の中でつながります。

KURA|蔵を使った一棟貸し

TSUGARU|「100年前の津軽」がテーマ

KOMISE|黒石の歴史的な町並みへ

この宿の決め手|黒石の古い町を歩いた一日を、蔵の中でそのまま終えられる

 

03 / WARM UP BEFORE WINTER

温湯温泉 飯塚旅館

町を歩いたあと、
古い湯治場へ。

黒石の温湯温泉は、古い湯宿や湯治場の雰囲気が残る小さな温泉地。

飯塚旅館では、加温も加水もしない天然温泉を源泉かけ流しで楽しめます。

秋の黒石で町並みを歩き、日が暮れたら温泉へ。

冬には雪のある景色になる場所を、まだ地面の見えている季節に訪れる。季節が変わる境目を、湯の温度で感じます。

TOJI|古い湯宿が残る温湯温泉

SPRING|源泉かけ流し100%

NIGHT|冷えた町歩きのあとに湯へ

この宿の決め手|雪国の町を歩く旅を、昔ながらの温泉文化までつなげられる

 

04 / SLEEP IN THE HOT SPRING TOWN

大鰐温泉 登録有形文化財の宿 ヤマニ仙遊館

大鰐では、
宿の外まで夕食にする。

明治5年創業。文化財登録された本館と土蔵を残す、大鰐温泉の古い宿です。

この宿でおもしろいのが、プランによって町の飲食店へ夕食を食べに出られること。

焼肉店や居酒屋へ歩き、食後はまた古い旅館へ戻って温泉に入る。

旅館の中だけで完結せず、温泉町そのものを一晩の宿にする。第三章のテーマにとてもよく似合います。

HERITAGE|文化財登録の本館と土蔵

TOWN|町の飲食店へ歩く滞在

BATH|歴史ある大鰐温泉

この宿の決め手|宿一軒ではなく、大鰐温泉の町そのものに泊まる感覚をつくれる

 

05 / WAIT FOR THE FIRST SNOW

大鰐温泉 不二やホテル

最後は、
冬になる直前の露天風呂へ。

大鰐温泉の町にある、源泉かけ流しの温泉宿。

石造りの露天風呂では、紅葉から雪景色へ変わっていく四季の風景を楽しめます。

晴れた秋の日かもしれない。
冷たい雨かもしれない。
運がよければ、最初の雪が混じるかもしれない。

そのどれでもいい。東北三部作の最後は、「冬がいつ始まるか」を決めずに、温泉の中で次の季節を待って終わります。

SPRING|源泉かけ流し

SEASON|紅葉から雪景色へ

END|温泉で冬の気配を待つ

この宿の決め手|秋と冬のどちらにも決めきれない季節を、そのまま旅の最後にできる

 

CHOOSE YOUR LAST AUTUMN NIGHT

雪の前の夜を、どこで過ごす?

石場旅館
明治の旅館から、弘前の町を歩く。

青森蔵泊
黒石の古い町を歩き、蔵へ帰る。

温湯温泉 飯塚旅館
町歩きのあと、昔ながらの湯治場へ。

ヤマニ仙遊館
宿の外へ出て、大鰐温泉の夜を歩く。

不二やホテル
最後は露天風呂で、次の季節を待つ。

JUST BEFORE WINTER

雪が降る前にも、
冬は始まっている。

第一章では、冷たい空気の中に立つ温泉の湯気を追いました。

第二章では、その湯気を台所へ移し、炊く、煮る、焼く時間を旅しました。

最後は、町へ。

りんごを収穫する。
蔵の戸を閉める。
夕方の温泉街に灯りがつく。
もうすぐ雪が来る。

季節が完成する前の、少し曖昧な時間。
そこに泊まるから見える景色があります。

雪が来る前の町に泊まる。
冬の手前を旅した東北三部作を、ここで終わります。

※りんごの収穫時期、紅葉・初雪、飲食店の営業、温泉設備、料理内容などは天候や時期によって変わります。晩秋の津軽では降雪・路面凍結の可能性もあるため、各施設・道路・公共交通機関の最新情報をご確認ください。


秋は、
台所から深くなる。

山の色だけが、
秋を知らせるわけではありません。

炊きたての米。
きのこや根菜。
味噌の香り。
鍋から上がる湯気。

外の空気が冷たくなるほど、
台所にあるものが少しずつ温かく見えてきます。

盛岡、花巻、遠野。
食材だけではなく、それを炊く、煮る、焼く、囲む。
東北の「食べる暮らし」に近づく5つの宿を選びました。

FROM HARVEST TO KITCHEN

実ったものが、
台所へ帰ってくる季節。

秋になると、その土地で採れたものが食卓へ集まってきます。

でも今回見たいのは、食材の名前だけではありません。

米を炊く。
野菜を煮る。
肉を焼く。
ひっつみを手でちぎる。

誰かにつくってもらう料理から、
自分で火を使う湯治場の台所まで。

「食べる」の一歩手前にある時間を旅します。

画像は記事テーマをもとに作成したイメージビジュアルです。実際の宿、客室、料理、食材、台所、曲り家、周辺景観とは異なる場合があります。

FOUR WAYS INTO THE KITCHEN

東北の台所を味わう、4つの視点

RICE|土地で育った米を、炊きたてで食べる

SEASON|山や畑から届く旬を、料理にする

FIRE|炊く、煮る、焼く。火のある食卓へ戻る

MEMORY|郷土料理の向こうに、その土地の暮らしを見る

01 / START WITH IWATE BREAKFAST

HOTEL MAZARIUM

まずは朝、
盛岡で岩手を食べ始める。

盛岡バスセンターの上にある、街の中のホテル。

朝食は、岩手の旬の食材をシェフが選び、季節ごとに内容を変えるスタイルです。

岩手県産の米、鶏、味噌、海藻、ヨーグルト。

旅先の朝食を「ホテルの朝ごはん」で終わらせず、今日これから歩く岩手の予習にする。第二章は、ここから始めます。

RICE|岩手県産米

LOCAL|岩手の旬の食材

TOWN|盛岡の町へそのまま歩き出す

この宿の決め手|その日の旅を、岩手の食材を食べる朝から始められる

 

02 / TURN THE SEASON INTO A DISH

花巻温泉 佳松園

採れたものを、
一皿の季節に整える。

花巻では、少し料理人の台所へ近づいてみます。

佳松園が掲げるのは地産地消。海の幸、山の幸、その時期の素材を使い、和食の技で会席へ仕立てます。

旬は、そのまま皿へ置けば料理になるわけではありません。

切り方、火の入れ方、出汁、器。人の手を通ることで、秋がひとつの食事になる。その「整える仕事」まで想像しながら味わいたい宿です。

SEASON|四季折々の旬

LOCAL|海と山の地のもの

KAISEKI|旬を組み立てる日本料理

この宿の決め手|東北の秋が、料理人の手を通って一皿になるところを味わえる

 

03 / COOK FOR YOURSELF

大沢温泉 自炊部

食べる宿から、
自分でつくる宿へ。

大沢温泉には、今も昔ながらの湯治場の自炊文化が残っています。

共同炊事場には調理道具や食器があり、食材を持ち込んで自分で料理することができます。

ひっつみ粉が付く宿泊プランまであります。

宿で豪華な夕食を待つのではなく、自分で野菜を切り、鍋を火にかけ、湯に入る。旅先なのに生活へ戻っていく感じが、この章ではむしろおもしろい。

KITCHEN|共同炊事場

HITTSUMI|東北の粉もの文化

TOJI|自分で暮らすように泊まる湯治場

この宿の決め手|「土地の料理を食べる」から、「土地のものを自分で料理する」へ進める

 

 

 

04 / EAT THE STORIES OF TONO

語り部の聴ける宿 あえりあ遠野

遠野では、
食卓の前に昔話を聞く。

この宿では、夕方に語り部による遠野の昔話を聞くことができます。

そのあとに待つのは、岩手の旬を使った料理。プランによっては遠野名物のジンギスカンや、釜炊きの岩手県産米も味わえます。

食べものには、その土地が歩いてきた時間があります。

昔話を聞いてから食卓につくと、料理もただの名物ではなく、遠野の暮らしの続きに見えてきます。

STORY|遠野の語り部

RICE|釜炊きの岩手県産米

LOCAL|遠野の食とジンギスカン

この宿の決め手|遠野の味を、その土地の物語と一緒に食べられる

 

05 / BACK TO THE OLD FARMHOUSE

たかむろ水光園

最後は、
昔の暮らしの形へ戻る。

遠野の自然の中に広がる施設で、敷地には伝統的な南部曲り家も残されています。

遠野で広く親しまれているジンギスカンを味わえる宿泊プランもあります。

ここでは、「郷土料理」という言葉を少し暮らし側から見てみたい。

家があって、火があって、人が集まって食べる。秋の食卓をたどってきた第二章を、最後は遠野の古い住まいの形へ戻して終わります。

HOUSE|南部曲り家

LAMB|遠野のジンギスカン

LIFE|食と住まいが近かった暮らし

この宿の決め手|東北の食を「名物」で終わらせず、昔の暮らしの風景までつなげられる

 

CHOOSE YOUR KITCHEN

どの台所から、秋を味わう?

HOTEL MAZARIUM
盛岡の朝を、岩手の食材から始める。

花巻温泉 佳松園
旬が一皿になる、料理人の仕事を味わう。

大沢温泉 自炊部
共同炊事場で、自分の夕食をつくる。

あえりあ遠野
昔話を聞いてから、遠野の食卓へ。

たかむろ水光園
曲り家とジンギスカンから、暮らしの食を見る。

THE KITCHEN GETS WARMER

外が冷えるほど、
台所はあたたかくなる。

第一章では、山の空気が冷えるほど濃くなる温泉の湯気を追いました。

第二章では、その湯気を台所へ移します。

米を炊く。
野菜を煮る。
肉を焼く。
鍋を囲む。

秋は、景色だけで深くなるのではない。
食べるものと、食べ方も変わっていく。

秋は、台所から深くなる。
次は、雪が来る前の町へ向かいます。

※料理内容、食材、郷土料理、語り部、自炊設備、南部曲り家の宿泊などは、時期や宿泊プランによって異なります。南部曲り家は季節営業のため、予約前に各施設の最新情報をご確認ください。