花摘み
南房総の海沿いロード・房総フラワーライン沿いには花畑が点在。
ドライブの合間に立ち寄って、花摘みや花グルメなどを楽しめます。
千葉県は、国内有数の花の産地として知られています。
太平洋に面し、温暖な気候に恵まれた千葉県の南房総地区では、早春から色とりどりの花が咲き誇ります。

一足早い春の花摘みを求めて、毎年1月から3月にはたくさんの観光客でにぎわいを見せています。

彩り豊かな春の南房総で、カラフルに咲き誇る花の摘み取りを体験してみましょう。

房総の花図鑑
フリージア
日本では別名として菖蒲と水仙双方に似ていることから「菖蒲水仙(アヤメスイセン、ショウブスイセン)」、花の色から「浅黄水仙(アサギスイセン)」、甘い香りから「香雪蘭(コウセツラン)」、その他「コアヤメズイセン」などと呼ばれている。

南アフリカで植物採集をしていたデンマークの植物学者エクロン が発見した植物を親友のドイツ人の医師フレーゼに献名している。

栽培
千葉県南部や静岡県沿岸部など強い霜の降らない地方では露地植えで栽培できるが、東京辺りでは霜よけが必要である。

鉢植えの場合は6寸鉢に7球植えにし、冬の間十分に日に当てるようにすれば球根が十分な養分を持っているので、特に肥料を与えなくてもよい。

アフリカ原種である黄色、白色のフリージアはキンモクセイのような甘い強い香り。
紅・紫系は黄花種ほど強くはないが甘酸っぱい果物の香りがある。

南アフリカのケープ地方に10種余りが分布しているが、オランダでの品種改良により現在では150以上の園芸品種が存在する。

休眠期は夏でラッキョウによく似た球茎になる。葉は劒形で数枚垂直に立ち、露地植えでは春に草丈が50〜100cmくらいになり、穂状花序をなし、白・黄色・紅・ピンク・赤紫・藤色・オレンジ色などの6弁花を6〜12輪くらい咲かせる。白・黄色は切り花に多く用いられる。

他の色は、病気に弱く切り花生産が難しいため、生花市場ではあまり流通しない。

ヒヤシンス
耐寒性秋植え球根として扱われ、鉢植えや水栽培などで観賞される。
春先に香りのよい花を咲かせる。原種本来の花色は青紫色のみだが、園芸品種には暖色から寒色までさまざまな色彩が濃淡豊かに揃う。生育適温は20℃前後と、冷涼な気候を好む。

日本には1863年(文久3年)に渡来した。
伊藤圭介の門下にあった田中芳男が「田中芳男君七六展覧会記念誌」において語ったところによると、「文久三年二月になりまして、フランスから一年生の花物の種子や球根植物その他いろいろのものが伝わりました。
その花物の中には、ムギカラハナ、キンギョソウ、ヤグルマソウ、ヒエンソウなどが来ました。
これがフランスから来て日本に出来た初めであります。球根の方はチューリップ、ヒヤシンス、その他水仙の珍奇なものなぞあって、それは日本人には珍しかった。」とある。
また、渡辺規綱が著し、伊藤圭介の五女である小春が写本を描いた「新渡花葉図譜」の坤巻(第2巻)には「フシヤシントウ」の名で八重咲の紫花種と一重咲の橙花種の図があり、1867年(慶応3年)にオランダから新たに渡来したとの記述がある。

人間との関わり
オスマン帝国で栽培され、園芸化された。
スルタンムラト3世は1583年に山地から5万本のヒヤシンスをイスタンブールに集めさせたという。

16世紀前半にはヨーロッパにもたらされ、イタリアで栽培されていた。16世紀末にはイギリスに伝来し、フローリスト(園芸愛好家)に注目され、18世紀から19世紀にかけて盛んに育種が行なわれ、数百の品種が作られた。
しかし、イギリス系のヒヤシンスは20世紀初頭に衰退し、現在は品種もほとんど残っていない。





































































































































