降機開始
飛行機が到着後、乗客が機内から外へ出る作業を実際に始めた時刻・状態を指す航空業界の用語です。


主に空港側の運航管理や案内で使われます。

 

飛行機がスポット(駐機場)に停止し、ドアが開き、最初の乗客が降り始めたタイミングを指します。

 

グランドスタッフやランプコーディネーターが、無線やシステム上で「○○便、降機開始○時○分」と記録・連絡する際に使います。


使われる場面とニュアンス
空港側では、到着後の作業時間(清掃、次便準備など)を管理するため、「降機開始時間」「降機完了時間」を重要な指標として扱います。


 

旅行記やブログなど一般向けの文章でも、「着陸後10分ほどでファーストクラスから降機開始」のように、「乗客が降り始めた」という意味で使われます。

 

 

航空会社の運航情報画面などで「降機中」と表示される場合は、「すでに着陸・到着しており、乗客が順次降りている状態」を表します。



車椅子介助者の降機
CAさんの案内が有るまで座席で待ち、ビジネスクラス乗客の最後に降機します。


降機時ANAのヘルパースタッフ
飛行機利用時に車椅子を使うお客様を空港内でサポートする地上スタッフ(グランドスタッフ系業務)を指す呼び方です。 


 

車椅子利用客の移動・搭乗を支援する専門スタッフです。


 

ANA本体やANAグループ会社、委託会社(例:空港ハンドリング会社)が担当する場合があり、求人では「お手伝いスタッフ」「特別支援スタッフ」「旅客スタッフ」など別の名称で募集されることもあります。


 

保安検査場へ
搭乗券をかざして入場し、手荷物X線検査と金属探知ゲートなどの検査を受ける場所です。


車椅子自走式と介助式の違い
自走式は、本人が後輪の外側にある輪を手で回して進むタイプです。


 

厚生労働省の資料でも、自分の手や足で移動する車いすとして扱われています。


 

介助式は、後ろから家族や介助者が押して使う前提のタイプです。

 

 

介護保険の分類でも、自走用標準型車いすと介護用標準型車いすが分けられています
 

優先レーン
一般レーンよりスムーズに通れる専用レーンのことです。


 

利用できるのは、ファーストクラスやビジネスクラスの利用者、航空会社の上級会員、空港や航空会社が対象とする一部の利用者。


帰国手続き
海外から日本に戻ったあとに行う入国の流れです。主に検疫、入国審査、手荷物受取、税関申告の順で進みます。

旅行者が行う主な手続き
「携帯品・別送品申告書」を提出(紙またはVisit Japan Webで事前登録)。
緑(申告なし)・赤(申告あり)のレーン、または電子申告ゲート・共同キオスクを通過。
必要に応じて税関職員による荷物検査や課税を受けます。



利用時の注意点
免税範囲を超えるブランド品・時計・酒・たばこ・現金などは必ず申告します。

検疫    必要な確認を受ける
入国審査    パスポート確認
手荷物受取    預け荷物を受け取る
税関申告    持込品を申告する

 

 

降機からターミナルビル出口まで、ヘルパースタッフさんに介助されて全ての手続きをクリアーしタクシー乗り場に到着しました。

 

フライト情報 姿勢指示器
ADI と呼ばれる計器を指ます。
機体の姿勢を示す 姿勢指示器 に、進むべき操縦の指示を重ねて表示する計器です。


 

姿勢指示器は、機首の上げ下げや左右の傾きを表示する飛行計器です。
日本語では人工水平儀や姿勢儀とも呼ばれます。


 

フライトディレクターは、望ましい飛行経路に乗るための操縦目安を、その姿勢指示器の上に重ねて出す仕組みです。


ハンガーフック
スタッガード座席に備え付けられた衣類用ハンガーです。


 

座席周辺にあるスーツやコートを掛けられるを掛けるためのフックです。


 

到着(着陸)10分前。



↑ フライト情報 ↓


羽田
東京都大田区南東部の地名(多摩川河口左岸の地域)
羽田という地名は、羽田空港に由来するものではありません。

諸説ありますが、 「元々この土地が、海老取川により分離され、その島の形があたかも鳥の両翼に似てい る」との説や、「低湿粘土の土地(植田(はにだ)、新しく開墾した土地を「墾田(はりた)」 と呼び、それが転訛して「はねだ」となり、さらに、ここは昔から海鳥が多く、鳥の羽が田地にたくさん落ちていたことから「羽田」となったとの説もあります。 


羽田の地名が歴史の表舞台に登場するのは、平治年間(1159)頃といわれています。
 
安土桃山時代には「行方弾正」により支配されていました。その後、徳川家康が入府し、 幕府に新鮮な魚介類を献上する「御菜浦」となり発展しました。


 

そして、今の東京国際空港の西端あたりの低湿地を羽田猟師町の名主鈴木弥五右衛門が譲り受け開発を進め、文政2年(1819)に「鈴木新田」を完成しました。

国が昭和5年(1930)1月に鈴木新田の埋立地、 15万8千坪(約48ha)を飛行場用地として飛島文吉から購入し3ヶ年計画の新飛行場の 建設に着手しました。

これが、昭和6年(1931)に完成した民間飛行場第1号である「東 京飛行場」です。総面積は約53ha、滑走路は300m×15mでした。


 

その後、朝日、報知、 東京日々の各新聞社や東京飛行製作所が格納庫を設置し、加えて満州国建国以降、満州 へ旅客や貨物輸送が増大したこともあり、昭和13年(1938)から昭和14年(1939)に かけて羽田運動場の買収による拡張や滑走路の新設を繰り返してきました。

こうして、 東京飛行場は、定期航空便や内外の国際親善飛行の拠点として活躍しました。 


ソフトランディング
ソフトランディング(軟着陸)
航空機、ロケットなどが機体またはその積載物に重大な損傷や破壊をもたらさない着陸のこと。軟着陸の平均垂直速度は、毎秒約2メートル以下である必要がある。

航空機の場合、バターのように滑らかという意味で「バターランディング」とも呼ばれる。

軟着陸の方法としては
パラシュート(多くの場合、水中に着陸する)。
逆噴射ロケットを使用した垂直ロケット動力(VTVLと呼ばれることが多い)。


 

垂直着陸はVTOLと呼ばれ、通常はロケットではなく水平姿勢で着陸する航空機用。

水平着陸。ほとんどの航空機とスペースシャトルなどの一部の宇宙船は、パラシュートを伴ってこの方法で着陸する。
 

 

テークオフから到着予定時間8時34分

 


 

残りの飛行距離:2087km

残りの飛行時間:2:14
飛行距離:105km

 


飛行エリア
台北松山から離陸した後は、台湾の北東側へ抜けて海上へ出ることが多く、その後は沖縄方面の南西諸島に沿うような海上ルートを通って、関東へ向かいます。

実際の飛行空域や航路は毎回同じではありません。



 

風向き、台風、混雑、軍事演習、航空管制などで迂回することがあります。過去には台湾周辺の飛行制限で大きく回避した例もあります。


雲海
山や航空機など高度の高い位置から見下ろしたとき、雲を海に譬える気象景観。


 

山で見られる雲海は、山間部などでの放射冷却によって霧、層雲が広域に発生する自然現象による。

 

雲の海に山々が島のように浮かんでいるように見えることから雲海と呼ばれる。
かつては雲が遥かに見える果てしない海原のことを「雲海」と呼んだことがあった。

出やすい季節
日本では春と秋に出やすく、特に秋が狙い目です。

 

日中と夜の気温差が大きくなりやすく、地面近くに霧がたまりやすいためです。
観光情報や解説記事でも、9月から11月ごろを見頃として紹介する例が多いです


出易いすい時間

いちばん見やすいのは明け方から早朝です。
夜のあいだに空気が冷えて霧ができ、朝日が出る前後に雲海として見えやすくなります。日が高くなると消えやすい。


孤独のグルメ
機内モニターでは孤独のグルメが。

1人で食事をする時間の心地よさを描いた作品なので、まずは「漫画の原作」と「ドラマ版」の2つで見るのがおすすめ。



 

原作は久住昌之さん原作・谷口治郎さん作画の漫画で、ドラマ版は2012年にテレビ東

京で始まり、井之頭五郎役を松重豊さんが演じています。中国語テロップ。

 

エコノミー症候群
飛行機などの座席で長時間じっとしていて急に立ち上がったときなどに発生しやすいことに由来します。


 

ただし、飛行機だけでなく、たとえば自家用車のなかで寝泊まりしている場合などでも、足に血栓ができやすく、発症しやすくなります。

重症になると命にかかわることがあるため、病気の正しい理解が大切です。


原因
静脈(心臓に戻る血液が通る血管)の流れが悪くなって血液がよどむと、静脈の血管内に血栓ができてとどまります。

この血栓が、なんらかのきっかけで血管から外れて、静脈を通って心臓に戻ると、肺動脈(心臓から肺へ向かう血管)につまることがあります。

両足に血栓ができやすい状況には以下のようなものがあります。

飛行機のなかで長時間座席に座っている。
自家用車の車内で寝泊まりをする。
お腹のなかに巨大な腫瘍(卵巣、子宮など)がある。


出産後
足の筋肉が弱くなったり、筋肉によるポンプ作用が弱まったりすることで血流が悪くなるため、血栓形成の原因となることがあります。

 



症状
特徴的な症状は、突然の胸の痛み、呼吸困難や息切れ、咳や血痰です。重症の場合は、意識障害が起きたり、ショック状態となったりする恐れがあります。

放置すれば命にかかわることもあります。

まわりの方が突然苦しそうにしたり、呼吸が速くなったり、浅い呼吸が多くなったりしたときには、この病気を疑って救急車を呼ぶ必要があります。

世界五大料理

主に日本の食文化の第一人者である服部幸應氏らが定義した、日本料理、フランス料理、イタリア料理、スペイン料理、中国料理を指します。




この5つは、食文化の歴史、多様性、専門的な技術、食材の豊かさから、世界の食の基盤として評価されています。 


 

⚫︎日本料理: 季節感、素材の味、美しい盛り付け、出汁の文化が特徴。
⚫︎フランス料理: ソース技術、洗練された調理法、コースの構成が特徴。
⚫︎イタリア料理: 地元の新鮮な食材、オリーブオイルやチーズ、シンプルな調理法。
⚫︎スペイン料理: タパス(小皿料理)、オリーブオイル、生ハム、米料理(パエリア)
⚫︎中国料理: 歴史的背景、多様な地方料理(四大・八大料理)、炒める技術。


 

この定義は、日本の『世界の五大料理基本事典』において広く普及しており、料理の学習や食文化の紹介において用いられています。


 

定義によっては「世界三大料理(フランス・中国・トルコ)」や、「ペルー料理」を含む場合など、別の見解も存在します。


 

航空機の国際線は、あらゆる地域を行き来しています
機内食も世界五大料理以外にも多種多様です。
一派的には和・洋(欧米中心の西洋料理)・中・エスニック料理を大まかに4つの系統に分けた呼び方です。




エスニック料理
日本において「エスニック料理」とは、和食、中華料理、韓国料理、欧米諸国の料理を除いたアジア・アフリカ・中南米などの諸国の料理を指す。


 

日本におけるエスニック料理は、香辛料(スパイス)が特徴的と言える。


 

1980年代以前の日本において伝統的な家庭料理で比較的に多く使用されてきた香辛料には、胡椒、七味唐辛子、わさび、からし、山椒、生姜、ラー油、ニンニクといったものがある。


 

日本でエスニック料理と呼ばれるインド料理やタイ料理などにはカレー粉、ナツメグ、シナモン、クローブなども使用される。


 

ティラミス
日本にティラミスが入ってきたのは、1980年代半ばのことになる。

当時の日本ではイタ飯ブームが起きており、イタリアで話題となっていたティラミスに目を付けたのが日本の油脂メーカーであった。


 

当時、高級食材であったマスカルポーネ・チーズの代替食品として大豆油脂から作った疑似チーズを開発し「マスカポーネ」と命名して業務用に販売を始めた。

これによって、ティラミスはレストランでの提供にとどまらず、日本全国の洋菓子店やコンビニエンスストアで販売されることになった。


 

ブーム後も、安価な代替材料の調達が確立していたこともあり定番デザートの1つとして定着して現在に至っている。


 

日本では土台部分となるビスコッティもスポンジケーキで代替されることが多いが、これは入手性以外にも、ビスコッティのほろほろとした食感でアクセントを加えたオリジナルレシピに対し、クリームの滑らかな舌触りを重視する日本人の好みに合わせたアレンジであるとされる。

 

私は洋食をチョイス


Canard Duchene(カナール・デュシェーヌ)
フランスのシャンパン、1868年創業者の姓に由来する名称として使われています。


 

白の発泡ワインの高級カテゴリーで代表的な銘柄は、ブリュット(定番の辛口)、ロゼ(華やかな果実感)、ミレジメ(当たり年の上級品)。


 

エコノミークラスと異なり、事前にメニュー(主菜)の予約を受け付ける航空会社も多い。


 

また、その国の郷土料理を提供する航空会社もある(特別食。要事前予約)。


 

配膳は料理ごとに行われ、各席で食器に盛りつける。近距離路線ではボックスミー
ル(弁当)になることもある。

 


 

長距離路線ではサンドイッチ、ピザ、アイスクリーム、ラーメンなどの間食が用意されていることが多い。


 

アラカルトで自分の都合のいいタイミングで頼むこともできる。


 

ロンバルディ・キュヴエ・ブリュット
イタリアの辛口スパークリングワイン。


 

「ロンバルディ」はイタリア北部の州名(ロンバルディア州)。
「キュヴェ」は特別な区画やブレンドのワインを意味。
「ブリュット」は辛口のスパークリングワインを示す表示。
まとめると「ロンバルディア州産の特別キュヴェの辛口スパークリング」。


 

テーブルの傾きの理由
飛行機は水平飛行中も、実際には機首を約1.5度から3度上げた状態で飛行しています。



 

これは、十分な揚力を得て安定した飛行を維持するためです。

 

 

この機体の傾きに合わせて、座席テーブルは逆方向に3度傾けられており、乗客が使用する際にテーブル上が水平になるように工夫されています。


 

機内食テーブルは、食事や飲み物を置いたり、本を読んだりするのに便利な設備です。快適に過ごせるように、角度が適切に調整されています。

 

 

各クラスの機内食サービス
ファーストクラス

四季折々の新鮮な素材と高級食材を使用した最高峰の料理を、厳選されたワインや日本酒とともに楽しめます。


 

ビジネスクラス
ANAのシェフチームと国内外の著名シェフやプロフェッショナルたちによる「THE CONNOISSEURS」が手がける贅沢な料理が提供されます。


 

プレミアムエコノミー
通常のエコノミークラスのお食事に加え、ワンランク上の満足感が得られるサービスです。


 

エコノミークラス
日本の懐かしい味や、海外の顧客にも満足してもらえる洋食など、真心を込めた様々な食事が提供されます。

 

 

オプションサービス
ANAでは、特別な要望に応じた機内食のオプションサービスも充実しています。


 

特別機内食
小さな子ども向け、アレルギーや健康に配慮した食事、宗教的な約束に留意した特別食が用意されています。

 

妻は和食をチョイス
THE CONNOISSEURSメンバー

CONNOISSEUR(コノシュアーズ)とは「その道を極めた目利き・匠」という意味です。

ANA国際線の機内食や飲み物を共同開発・監修する、世界的な著名シェフや国内のお酒のプロ、ANAシェフチームなどのメンバーが機内食・飲み物の専門家、ANA専属シェフで構成されたプロデュースチームです。

 

2013年発足以降、期間ごとにメンバーや担当メニューが更新されています。

↑ 和食シェフ ↓

老舗料亭や有名日本料理店の料理長・店主の方々です。

 

↑ 洋食・フレンチシェフ ANA専属シェフ ↓

有名レストランのオーナーシェフ、総料理長。

ワイン・日本酒のプロ
世界的ソムリエ、ホテルのエグゼクティブソムリエなど

 

 

国際線パートナー
外国発の日本行機内食を監修しています。
基本ANAの国際線の食事は「和食と洋食」ですが、路線によっては「中華」などの場合も有ります。

 

機内食の内容と特徴 機内食の内容
エコノミークラスの一般的な構成は、1人前をトレーに載せて配膳する。

 

 

↑ エコノミークラスの例と、ビジネスクラスの和食メニュー ↓

 

 

主菜(メインディッシュ:加熱して提供される。ご飯を含む場合もある)。通常は2種類のメニューを搭載する。

 

 

↑ 妻がチョイスしたビジネスクラスの和食 ↓

 

副菜(サラダなど、野菜中心のことが多い。これ以外にも、たとえば日本線の場合は蕎麦や寿司などが、韓国発着便はキムチがそれぞれ提供されることもある)。

 

 

パン
デザートまたは果物
飲み物(一部中東の航空会社を除き酒も選択可。欧米便では炭酸水がそのまま出されることもある)。
 

 

酒は上級席種では無料であるが、エコノミークラスでは酒の種類によっては有料となることもある。

 

 

エールフランスはエコノミークラスでもシャンパンが無料で提供されている。

 

 

主菜は、肉と魚、鶏と牛など2種類の料理の中から選択できるが、先着順のため一方しか残っていない事もある。

 

 

この為「余っている方のメニュー」を注文すると客室乗務員に喜ばれる事がある。

 

 

この為「余っている方のメニュー」を注文すると客室乗務員に喜ばれる事がある。

 

 

たとえば、ANAをはじめとする日本の航空会社では、和食をメニューの一部に入れるほか、大韓航空ではビビンバ。

 

タイ国際航空ではタイカレー、ブリティッシュ・エアウェイズではイングリッシュ・ブレックファストなど、故郷料理も提供し、選択できるようになっている。

 

気象庁の2026年8月15日から9月14日の1か月予報では、全国的に気温が高めで、8月後半から9月前半は厳しい残暑に注意とされています。


 

涼しさをはっきり実感できるのは、9月下旬〜10月頃と予想されています。
御身大切にお厭いくださいませ。

 

 

気象用語
気象庁は、2026年4月から最高気温40℃以上の日を「酷暑日(こくしょび)」という予報用語として採用しました。
 

毎年、夏になると「夏日(なつび)」「真夏日(まなつび)」という言葉をよく耳にします。

 

 

「夏日」は、その日の最高気温が25℃以上になる日を指します。

 

さらに「真夏日」は、最高気温が30℃以上に達する日のこと、「猛暑日(もうしょび)」は、最高気温が35℃以上の日のことです。

 


また、「酷暑日(こくしょび)」は近年の厳しい暑さを受けて、2026年4月に気象庁が新たに追加した予報用語です。




40℃以上という極めて危険な暑さを示す言葉として、今後使われる機会が増えていくと考えられます。

 

日本最大の神輿
東京都江東区の富岡八幡宮が所有する「御本社一の宮神輿」



 

元禄時代に紀伊国屋文左衛門が寄進した3基の神輿がありましたが、関東大震災で焼失、長い期間、宮神輿がありませんでした。

1991年(平成3年)佐川急便創業者の佐川清氏が奉納されたこの神輿は、屋根の鳳凰に純金、各所にダイヤモンドやルビーなどの宝石が散りばめられた絢爛豪華なもので、その価値は計り知れないと言われます。


重さ4.5トン、高さ4.39メートルという規格外の大きさを誇る、日本一の神輿である。

しかし、あまりの大きさと重さから、実際に大勢で担いで渡御することが困難とされ、現在は展示が主となっている。


 

祭礼では、一回り小さいながらも重さ2トンを誇る二の宮神輿が担がれるが、一の宮神輿の存在感はまさに圧巻の一言である。



深川富岡八幡葵太鼓
1976年(昭和51年)に、東京都江東区・深川の富岡八幡宮の氏子によって結成された和太鼓グループです。


2025年に結成50周年を迎え、記念公演が行われるなど、現在も精力的に活動中です。


 

深川八幡祭り(富岡八幡宮例大祭)での奉納太鼓や、神輿渡御・盆踊り・地域イベントな

どで演奏し、地元の祭礼を盛り上げています。


 

目的は、和太鼓を通じて「深川の郷土民俗芸能文化を創り、伝承していくこと」とされています。


 

盛り砂踏みの安全祈願
早朝、氏子町会の神輿が富岡八幡宮前に集結し、大鳥居前で木遣りと一本締めが行われます。

その後、神輿総代会長が盛り砂(盛り塩)を踏みしめ、約8kmに及ぶ神輿連合渡御の「道中安全」を祈願します。
 

 

盛り砂(盛り塩)は、場を清め、災厄を防ぐための結界・清浄のしるしとされ、そこを踏むことで安全祈願の決意表明の意味も込められます。


 

お囃子車 深川囃子
富岡八幡宮例大祭の神輿の先頭を進み、祭りの開始・巡行・宮入りを告げる 「深川囃子」を演奏し、娘囃子「巴美会」が連合渡御の露払い役として進みます。


 

各町神輿連合渡御の出発順(駒番)
駒番とは、神輿が連合渡御で出発・整列する順番を示す番号です。

 

 

番号は「駒番表」として一覧になり、当日の行列順の基準になります。
今年は連合渡御には清澄一(27番)が加わり54カ町が参加(縁起を担ぎ4番と42番は欠番)。


 

各町神輿連合渡御で、最初に水を掛けるのは本社神輿一の宮で、門前に差し掛かると神社の神職によって行われます。水掛けは清めの意味を持ち、以下駒番順に同様に行われます。


 

大型トラックの荷台を水槽のように使い、人力で大水まきする光景は祭の見どころとして扱われています。


 

見る側の注意
水かけや放水は各所で行われ、大混雑していますので見物客の水かかりや転倒などへの注意喚起 も出ています。


 

足元のホースや濡れた路面には気をつけましょう。


 

仲二町会
仲二町会エリアで行われる水掛けも見応えが有ります。

 


 

沿道から神輿担ぎ手に清めの水を浴びせる行為が核心です。


 

消防士による水かけ
富岡八幡宮例大祭の「水かけ」は、消防署員の放水も加わった大規模な清めの水かけが行われます。


 

コース上のメインストリート(永代通りなど)では、地元の深川消防団が「大型放水」で祭りに協力します。


 

消防団員・消防署員が消火栓やホースから高いアーチ状に放水し、その下を神輿がくぐる形で担ぎ手が全身びしょ濡れになります。


 

沿道の住民のバケツ水と合わせて、担ぎ手を豪快に濡らすのが特徴です。


 

2026年8月16日の各町神輿連合渡御の最中に大雨となり、いわば「本物の雨+水掛け」の状態で行われました。

 

 

水掛け祭りと大雨が重なった年として報じられました。

 

富岡八幡水かけ祭り

東京・江東区の富岡八幡宮で行われる例大祭「深川八幡祭り」のことで、沿道から神輿の担ぎ手に大量の水をかける水掛けが名物の夏祭りです。

 



赤坂・日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭と並ぶ「江戸三大祭」の一つです。


 

観客がバケツやホースで神輿と担ぎ手に水を浴びせるため、「水掛け祭り」「水かけ祭り」と呼ばれます。


 

水かけの意味と特徴
真夏の炎天下での神輿渡御に合わせ、担ぎ手をねぎらい、同時に清めの意味を込めて水をかけます。


 

沿道には随所に清めの水が用意されており、担ぎ手と観客が一体となって盛り上がります。観客も濡れるので、防水グッズがあると便利です。



↑ 容赦なく水を掛けられます ↓



 

3年に一度の「本祭」では、54基の町神輿が連なって練り歩き、沿道から一斉に水が飛び交う壮観な光景になります。



歴史と開催時期の目安
起源は寛永19年、徳川家光の長男・家綱の世継ぎ祝いとして行われたのが始まりとされます。



↑ 身長差が著しいが ↓

 




 

↑ ずぶ濡れもまた楽しい ↓

 

 

↑ 老若男女も楽しい思い出に ↓

 

 

 

↑ 連合渡御は圧巻です ↓

 

神輿の組み立て
神輿庫(みこしくら)から出された神輿は、神輿の部位を外されて、錆び止などの手入れによって奇麗にして保管されています。

 

 

神輿庫は神社の神輿を保管するための専用倉庫です。
祭礼以外の期間、神輿を雨風や盗難から守る役割があります。

 

一般的な神輿は、本体を台に置くところから始めて、親棒を通す、脇棒やトンボ棒を組む、縄でしっかり締めるという順で進めます。

 

 

本体を設置    
安定した台に神輿を置き親棒(神輿を支える主な棒)を通す   。


本体の穴へ主棒を入れる。神輿本体の下を通る中心の長い棒です。全体の重さを受ける土台で、組み立ての基準になります。

 

 

脇棒(横方向の補助棒)を付ける    
横の棒を位置合わせする。親棒の左右に付ける補助の棒です。

 

 

トンボ棒(本数を増やす補助棒)を組む    
補助棒を重ねて固定する。親棒に直交または補助的に入れる増設用の棒です。

 

 

人数を入れやすくしたり、担ぎ方の型に合わせたりする役目があります。前後に複数のトンボを入れる形が示されています。

 

 

↑ 組み立てには安全に配慮しながらロープで確りこていします ↓

 

 

前棒(先頭側の補助棒)    
後棒(後方側の補助棒)    
前棒と後棒
トンボのうち、いちばん前といちばん後ろの棒をこう呼ぶことがあります。
進行方向の制御や、前後の担ぎ手の配置を整える役目があります。

 

 

↑ 鳳凰を飾り組み立てが終了 祭囃子屋台 ↓

 

 

神輿に付き従う囃子方が乗り込んで演奏する「祭囃子屋台」の山車は軽トラに設置

 

 

神輿の部位名称

神輿(みこし)
通常、神道の祭の際に、普段は神社にいる神霊が氏子町内、御旅所などへ渡御するに当たって一時的に鎮まるとされる輿である。

 

 

輿であるから通常は担ぎ上げて移動するものを指して言うが、それを台車(御所車、牛車)に乗せて曳くものなど別形態のものも指すことがある。

 



祭りによっては、御輿の巡行に山車、鉾、だんじり、などの屋台が随行することもある。


 

「御輿」は「輿」に「御」を付けたものであるが、さらに「御」をつけて「おみこし」と呼ばれる場合がある。


 

神が乗る輿であるので「御神輿」とも書かれる。

 

 

神社の神輿を一般に「本社神輿」(神社神輿・宮神輿)と言い、神社に本社神輿が1基のみ存在する神社もあれば、三社祭で有名な浅草神社のように1社で3基の神社神輿を持つ神社もある。