行き先;スペインとポルトガル
日 程;2006年12月25日~2007年1月8日
<行程>
12月
25日 関空 → マドリッド (マドリッド泊)
26日 マドリッド → アランフェス → マドリッド (マドリッド泊)
27日 マドリッド → セゴビア → マドリッド → サンタンデール (夜行列車泊)
28日 サンタンデール → ビルバオ (ビルバオ泊)
29日 ビルバオ → サンセバスチャン → ブルゴス (ブルゴス泊)
30日 ブルゴス → レオン (レオン泊)
31日 レオン → サンチアゴデコンポステーラ (コンポステーラ泊)
1月
01日 コンポステーラ → コルーニャ → コンポステーラ (コンポステーラ泊)
02日 コンポステーラ → ポルト (ポルト泊) ===ここからポルトガル
03日 ポルト → リスボン (リスボン泊)
04日 リスボン → シントラ → リスボン (リスボン泊)
05日 リスボン (リスボン泊)
06日 リスボン (リスボン泊)
07日 リスボン → 関空 (8日着)
2006年12月25日 関空 → マドリッド (マドリッド泊)
はじめに
前から何故かスペインに行きたくて仕方がなかった。何が呼んでいたのだろう。
年末のスケジュールを見るとちょっと休めば大型連休。これはもう行くしかない
とまずは旅行会社にメールをまく。当初はユーレイルパスでも使ってマドリーIN
してフランスやルクセンブルクなど通り抜けてフランクフルトかアムスOUTでも
しようと思っていた。が良く考えたらスペインだけでも見るところが多い、安い
飛行機がマドリーIN, リスボンOUTだったこともあり、スペインとポルトガルに
絞るのである。チケットは今回、KLMのサイトから直接購入した。IN/OUTの
場所で大きく値段が変わるから不思議。たまたまマドリー/リスボンを入れた瞬間、
10万円になった。思わず購入してしまった。購入したはいいが年末は何かと
忙しい。結局ほとんど何も決めないまま出発日が近づく。もうひとり友人で全く
逆ルートのリスボンIN/マドリーOUTで旅する人がいたのでその友人ととりあえず
31日に聖地サンチアゴデコンポステーラのインフォメーション前で会おうという
ことだけ決めてあとはやっぱり適当なたびになるのだった。
1)関空
「小学生の冬休みかっ」と皆に突っ込まれながら22日に仕事納め。
23日はジムやテニスで一日中体を鍛え、24日は色んな人に会いまくって
ついでに二次会にも出席しておいた。バタバタしまくって結局ちゃんと
荷物をつめたのは出発の朝。んー、想定内。
11時台のフライトだったのでそうぼやぼやしてられない。この旅行の
ために張り切って購入したバックパックにもキャスターにもなる便利な
(買って大正解)かばんにちょっと余裕を持たせた感じできれいに
おさまった。旅は荷物が少ないに限る。
関空ではまたもアナスイコスメを購入し、ご満悦のまま搭乗口へ向かう
と飛行機が遅れている!!!今回は乗り継ぎ時間が非常に短いので
ちょっとばかり心配してみたが、今までトラブルになったことのない私は
猛スピードで飛んで時間を取り戻すに違いないと早速買ったアナスイコスメ
を開封して楽しんでいた。
まもなく搭乗。今回はKLM。シートはゆったりめ。ラッキーなことに
大変お行儀のいい日本人のお兄さんが隣だったので快適だった。
最近はアジアにばかり行っていたので長時間フライトに耐えれるか??と
思ったが何本も映画を見ながらあっという間に時間は過ぎる。
KLM,機内食もおしゃれで味も悪くなかったように思う。ワインも美味しかった。
意外に疲れないままアムステルダム、スキポール空港へ到着。
さすがクリスマス!装飾がきれい。オランダ木靴をみてちょっとテンションが
あがる。クリスマスだからか閑散としていた。あまりヨーロッパに辿り着いた
実感もないまま乗り継ぎ搭乗口へ向かう。とりあえず換金してみようと
思ったが関空より高かったのでやめた。
搭乗口付近、上を見上げるとまるで夜空のようなランダムに配置された
ライトがかなり気に入った。思わずシャッターをきる。思いのほか遠くて
割とぎりぎりに到着。
今度は小さめの飛行機。この飛行機のパーサーがものすごく面白い人で
楽しいフライトだった。軽食あり。
2)マドリッド
今日はクリスマス。クリスマスだからか到着時間が遅いからか
割と空港施設もしまっている。とりあえず換金だけして出口を出ると
アジアの空港のようにワッサーと客引きが来るでもなく。
もう時間も時間だったのでタクシーに乗りとりあえず目星をつけていた
hostelへ向かうことにした。利便性を考えもっとも栄えたSOL界隈の
ゲイホテル・・・に向かう。SOL界隈に近づくとクリスマスネオンでどこも
かしこもまるでルミナリエ(神戸の有名なクリスマス装飾)。
目的地界隈でおろしてもらう。人でにぎわっているので大きな荷物を
引いていても問題なさそう。とにかく全くどれがそのhostel かわからな
かったので人に聞きまくるが全然わからない。ようやく隣のカフェの
店員に入り口まで連れて行ってもらってやっとわかった。
スペインは大体ビルの1階に全室の呼び鈴がついていてそれで
呼び出してドアが開錠される。セキュリティがいいっちゃーいいんだけど
我ら外国人には難しい・・。そして受け答えもスペイン語だし・・。
とりあえず開錠してもらえた。次に入ったらエレベーターが。
こっちのエレベーターって何故か手動のドアが自動ドアのさらに外に
ついている。なぜ?そういうことひとつひとつに戸惑いながら
4階の目的地ゲイホテルに到着。
WEBページはバリバリのゲイホテル。そしてやっぱりバリバリのゲイホテル
でした。非常によいホテルだったのでこれは別にご紹介します。
記事ができたらここにURLをはります。
とってもソフトなお兄さんが受け付けてくれた。きっとゲイの方。
私はちなみにゲイの人は大好きです。面白くてソフトだから。
さらに几帳面でかわいい。コタキナバルもおそらくゲイと思われる方が
オーナーのゲストハウスに泊まったがめちゃくちゃかわいかった。
そしてここももれなくものすごくかわいく、そして清潔にしてあった。
リビング、ダイニングにはもれなくクリスマスデコレーション。思わず
はしゃいでしまったほど。部屋は広くはないが清潔。お風呂も悪くないし
アメニティ類もばっちりついて€25(個室)。SOL駅すぐの立地、
朝食付なのでかなりよい条件だと思われる。
思ったが今日はクリスマスでショーはないらしいのでキラキラとした
町を探索しようとレセプのお兄さんにおすすめを聞くと「あなたはストレート?
それともレズ?」と聞かれた・・・。鼻息あらく「ofcourse ストレート!!」
というと笑って「いやいやおすすめの場所が異なるからさっ」といいながら
地図に印を入れてくれた。
外に出るともう夜にもかかわらず、老人子供すら歩き回っていて
どこもかしこも人でいっぱい。危ない危ないと聞かされていたマドリッドだが
そんな雰囲気は一切ない。どのストリートにも異なった装飾が施されていて
見ているだけで楽しい。クリスマスのため飲食店以外店はほぼしまっているが
それでもヨーロッパの街並みを久々に見た私はとても楽しかった。
思わず立ち止まってみているとこっちで働いているというスペイン人のお兄さん
が声をかけてきた。かなり長時間喋ってバイバイ。楽しい旅のスタートだ。
本当の小銭を演奏鑑賞代として楽器いれに入れてここを後にする。
結局日が変わるくらいまでマドリーの夜を楽しんで宿へ戻る。
宿でフリーコーヒー(結構おいしい)を飲んで今日は就寝。
シャワーも浴びてテレビでも見るかと思ったらものすごくいやらしい番組が
写った。ゲイホテルだからかと思ったらどこでもやってるみたい。びっくり。
ちょっとだけメールをチェックして(フリー)、ながーい1日は終わる。
*走り書きにつきまた後日書き加えます。
→12/26編へ続く・・・・。