東十条保育園 現場レポート 20100207
今月末の竣工にむけて、急ピッチで進む現場。
工程では今月終わる予定、とはいえ、現場を見るとまだこんな状態。
本当に大丈夫なのだろうか、と心労が積もります。
建築は、ひとつひとつ人間が作るものなので、完璧に予定通り、とはいかないこともままあります。こういう厳しい工程の現場監督の苦労は大変なものでしょう・・・。
この保育園の屋上には、立体的にデザインされた屋外遊技場があります。都心の駅前に5階建ての保育園ということで、園庭が十分に取れないので、バルコニーや屋上など、限られたスペースに遊び場を組み込んで、建物そのものが遊技場になるようにデザインしています。
視察に来られた事業主の皆様も、屋上の眺めを楽しんで「あー、スカイツリーが見えるな!」とか「保育室から新幹線が見えるのか。」といったことに喜んでおられました。
日当たりのよい外部空間をたくさん確保することで、園の中でものびのびとした保育が可能な保育園になってほしいと設計しました。
工程どおり終わるのかまだまだ予断は許しませんが、子供たちが喜ぶ楽しい保育園の完成まで、あともうひとがんばりです。
「明るくて暖かい家」 下落合の家 現場レポート
今日は、快晴の空の下、「下落合の家」の現場監理に行ってきました。寒さが緩んだせいもありますが、現場は、どこも明るい日差しがあふれぽかぽかするくらいの暖かさです。
内装は塗装が半分くらい、浴室のタイルや土間のタイルがほぼ施工し終わりました。
今日は中庭に植える樹木の位置を決めたり、エアコンの室外機の位置を決めたり、外部まわりを決めていきました。
足場の仮囲いが取れたので、窓から見える景色がすべて確認できるようになりました。
ふと見ると、お隣の緑や、青い空、公園のクスノキなど、ちょうど狙った位置と高さに開けられた窓から、土地の周辺の風景が飛び込んできます。
こちらのプライバシーを守りつつ、お隣の庭の樹木を借景として楽しませていただく窓をデザインするのは、いつもちょっとしたスリルと喜びがあります。隣の樹木がどうかそのまま元気に育ってくれますように・・。
ダイニングの吹き抜けは、2階からの光もさんさんとそそぎます。
屋根には太陽光パネルを載せ、土間床には蓄熱式暖房を埋め込んだあたたかいゼロエネルギーハウスですが、それら設備を使用しなくても晴れた日は十分に暖かい家になりそうです。
偉大な太陽のパワーと、ご近所の樹木さんたちに感謝です。
「中山の家」 引渡しを行いました。
先日、私たちの事務所で設計監理を行っていた「中山の家」 が無事に竣工し、お引渡しをいたしました。寒い日でしたが、前日から蓄熱式床暖房を運転していたので、床の温度は19度でした。この程度の温度でも寒い時期なのでとても床が暖かく感じます。その熱が壁や天井に伝わって、家中がとてもさわやかな暖かさに包まれていました。断熱性能が良い上に、床からのおだやかなぬくもりで、快適な暖かさです。
キッチンからダイニングと階段を見た所。この床は土間床の上に直にフローリングを貼っているので、床暖房の効果が一番高いです。
この日に、設備機器の使い方を説明します。浴室乾燥機のボタンを説明している設備業者さん。右側は浴室ですが、明るすぎてハレーションしてしまいました。
普通は引渡しというと、前週の施主検査時にチェックされた「ダメ工事」を再チェックし、新築の寒い家の中で書類の交換を行う、緊張感の漂う日なのですが、すでに暖まっている床暖房のせいか、クライアントのNさんの優しい人柄によるものか、とてもなごやかに事が運び、お茶やお菓子までいただいて、笑顔で引渡しを完了することができました。
外構工事が完了して、ヤマボウシの木と芝生が植えられました。ヤマボウシの足元に黄水仙がちょこんと植わっています。これは工事を担当した本間建設の渡辺さんより愛のプレゼントだそうです。
車庫に愛車の黄色いカングーが納まったとき、あー、この家にご主人様が入ってこられたな、と「わが子」を送り出すようないとおしい気持ちになりました。
クライアントさんにとってはもちろんですが、工事会社や設計者も含め、皆が気持ちよく仕事を終えることは、家づくりの仕事では大切なことだと思います。住む人がその家で感じることは物体としての家の性能だけでなく、作り手への信頼も含めたトータルな「その家のあり方」であろうと思うからです。
電気の人感センサーの感知範囲を調整している様子。車の奥にちらっと明るいリビングの様子が見えて、暖かい気持ちになります。
Nさんご一家の新居での生活が健康で幸多きものになりますように心から願っています。












