井山裕太九段が本因坊位奪取
山下道吾本因坊に井山裕太天元が挑戦する第67期本因坊決定戦七番勝負は両者三勝となっていた。最終局の第7局が昨日と今日の二日間にわたって戦われ、井山が白番で7目半勝ちとなり、本因坊位を奪取した。これで井山は天元、十段と合わせて三冠となった。
今回の七番勝負は、いずれの局も凄まじい捩じり合いに終始した。両者とも妥協を嫌い,最強手を繰り出すため、さながら頭脳の格闘技のような様相であった。
山下にとって悔やんでも悔やみきれないのは、第5局の終盤で信じられないようなミスを冒して逆転負けしたことだろう。しかしそれにめげずに、第6局を制したのは見事だった。
九州北部豪雨
「これまでに経験したことのないような大雨」と表現した九州北部豪雨を、気象庁は「平成24年7月九州北部豪雨」と命名した。気象庁は顕著な災害を起こした現象について、後世に伝承する目的で命名しているそうだ。気象災害で命名されたのは、昭和29年「洞爺丸台風」から数えて25例目で、去年7月の「平成23年7月新潟・福島豪雨」以来だそうだ。直近の10年間では8例目に当たるとのことで、近年、大規模な気象災害が頻発していることが分かる。しかも年々災害規模が大きくなって来たような気がする。今回の豪雨のように、市内の全所帯に避難の指示や勧告が出されるような事態は、今まで耳にした事がない。河川の堤防の高さや下水路などは過去の経験に基づいて設計・施工されている筈だから、未曽有の降雨量には対応出来なかったのだろう。
囲碁例会で優勝
昨日は宝塚市民囲碁協会が催す年4回の宝棋会の7月例会だった。四カ月前の例会では元気一杯だった前会長がその後入院されて手術を受けられたそうで、退院後日も浅いので今日は碁を打つのは無理だと挨拶された。出席者一同、粛然とした面持ちであった。誰しも、今日は他人の身明日は我が身と感じたのだろう。そのせいかどうか雰囲気の盛り上がらない例会となったが、思いも掛けず私が優勝してしまった。三年前の四月例会で優勝して使い果たしたと思っていたツキがまだ残っていたとは驚きであった。
ブルーライトが騒がれている
パソコンやスマートフォンの液晶画面からの光に多く含まれている「ブルーライト」が、眼病や睡眠障害をもたらすと騒がれている。
「ブルーライト」とは、可視光線の中で最もエネルギーの強い短波長の青色光のことで、太陽光にも多量に含まれている。網膜に大きな負担を与えるために長時間浴び続けると、加齢黄斑変性症などの眼病を引き起こす可能性があることが指摘されている。
睡眠障害に関しては次のように説明されている。夜間に多量に浴びると脳内物質メラトニンの生産が抑制されるため、眠気が生じなくなるのだそうだ。
霊園にゼロ戦
宝塚市の青葉台付近を散歩していて、市営霊園の中を何気なく見ると廟の屋根の上にゼロ戦が乗っかっているのが見えた。子供の頃の憧れの飛行機だったので見間違える筈はない。霊園にゼロ戦とは驚いた。近付いて観ようとすると立ち入り禁止の表示があるのに気付いた。しかし、良く見ると夜間の立ち入りが禁止されている事が分かった。安心して近くまで行くと、やはりゼロ戦であった。この廟は予科練から特攻機搭乗に選抜され、米軍艦に突入して戦死した若人達を慰霊するためのものだった。17~18歳だった彼らが出撃の直前に認めた遺書が何通か掲示されていた。淡々とした筆致で家族宛てに国を守るために命を捧げる旨を述べているのが実に悲痛であった。
土日も開業の医師、歯科医師
宝塚市内を歩いていると、土日も診療しますと表示された医院や歯科医院をいくつか見掛けるようになった。市内には市立病院をはじめとして大規模な病院が四つある。また、手許のタウンガイドで数えてみると、医院は約70か所、歯科医院は約130か所もある。人口20万余りの都市にしては、医療機関が多い。市民にとっては恵まれているが、その反面、医院は過当競争で先生方は大変なのかも知れない。それが土日診療につながったような気がする。
第67期囲碁本因坊戦七番勝負第2局
昨日と今日の2日間にわたって行われた第2局は見応えがあった。山下本因坊と井山挑戦者との碁はどちらも妥協を嫌うため、激しい戦いになるが、今局も凄まじい捩じり合いになった。昨日の夕方の時点では、井山が優勢ではないかとの解説者の見方だった。しかし、今日の午後には山下が盛り返したとの解説者の評に転じた。その後井山の大石が捕獲され、勝負は決まったかに見えた。ところが井山の大石が見事に復活して再び優勢となり、結果は5.5目勝ちの2連勝となった。
これで二人のこれまでの対戦成績は山下からみて9勝11敗となったようだ。


